【RIZIN】Bellator王者からの「いつ俺たちのタイトルを賭けて戦う？」の呼びかけに、朝倉海「大晦日の後で。リングサイド席を用意するよ」

　2020年10月9日、Bellator世界バンタム級王者のファン・アーチュレッタ（米国）が、RIZINバンタム級王者の朝倉海（トライフォース赤坂）に「海、いつ俺たちのタイトルをかけて戦う？」と、ツイート。朝倉海が「準備は出来ている」と英語で返答した。 「when are we going to set up our fight title VS title @kai_1031_」と「王座vs王座」のダブルタイトル戦を、朝倉海に呼び掛けたアーチュレッタ。 　その5時間後、海は「I'm ready to fight you in the ring or in the cage. But I have to take care of business on NYE so you will be after that. I’ll make sure you will have ring side seats so come watch if you can make it out to Japan.」と英語で返答。 「僕はリングでもケージでもいつでもどこでも戦うよ。その前に大晦日に片付ける仕事があるから、アーチュレッタ、あなたはその後だ。リングサイドシートを用意するから、日本に来れるなら僕を見て」と、アーチュレッタに大晦日の「朝倉海vs.堀口恭司 2」を、リングサイドで生観戦することを勧めた。 　アーチュレッタは戴冠直後の記者会見で「ホリグチはどこだ？」と、前王者の堀口との対戦をアピールしていたが、Bellatorのベルトも視野に入れる海が「戦いたい」と宣戦布告。アーチュレッタも『ゴング格闘技』本誌のインタビューで「望むところだ」と返答していた。Bellator王座、そしてUFC参戦を目指す海は、英語のレッスンを続けており、今回のSNSでの応答も自然と応えたものであるという。 　Bellatorバンタム級では7月にリッキー・バンデハスを下した元UFCのセルジオ・ペティスも王座挑戦を控えており、堀口も海との再戦後に同王座の奪還を望んでいる。 　その両者の試合をBellator王者は、日本で生観戦することになるのか。RIZINは「もし本当に王者が来日されるのであれば、もちろんリングサイド席を用意します」と歓迎のコメントを本誌を通して伝えている。 　今後、海外選手の来日・渡航状況はどのようになっていくか。 　新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本政府はこれまで全世界159カ国の国・地域からの入国を拒否していたが、経済や社会活動への影響を減らすために、入国制限の緩和に向けて各国政府と協議を進めている。 　現在、ビジネス往来の再開については、すでにシンガポール政府と韓国政府と出入国制限の緩和を行っており、新型コロナウイルスの陰性証明書や活動計画書を提出すれば、14日間の待機措置が免除され、入国時のPCR検査で陰性であれば、入国から間もなくビジネス活動を開始することができるようになっている。 　また、海外出張から帰国・再入国した日本人や在留資格を持つ外国人を対象に講じられている帰国後14日間の待機措置も免除の方向で検討されている（※検査で陰性の場合のみ入国が可能。入国後2週間は公共交通機関の使用禁止や、移動は職場と自宅の往復に限定される）。