2020年6月6日(土)K-1 JAPAN GROUPの公式YouTubeチャンネルでの生配信で、中村拓己K-1プロデューサーがKrushの今後のスケジュールとその対戦カードを発表した。
6月21日(日)東京・後楽園ホールから、6月28日(日)東京・新宿FACEでの開催へ変更となった『Krush.113』の追加対戦カードとして、女子ミニマム級3分3R延長1R、第2代Krush女子アトム級王者・高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)vs真美(=まさみ/Team ImmortaL)が決定。
(写真)高梨(左)の女子ミニマム級転向第一戦の相手は、初参戦の真美 高梨は2018年9月に『KHAOS』でプロデビューし、強打を武器に4戦全勝(2KO)。2019年5月の第2代Krush女子アトム級王座決定戦でC-ZUKAをKOして王座に就き、同年10月にはパヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ)を延長戦の末に降して初防衛に成功している。Krush女子アトム級王座は返上し、今回から一階級上の女子ミニマム級に転向することが決まった。
ここで注目されるのが、6月1日に2019年8月以来となるSNSを更新し、約10カ月の沈黙を破ったMIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の存在だ。MIOは『ゴング格闘技Web』6月5日掲載のインタビューにてミニマム級で戦っていくと明言している。高梨も昨年8月に行われたMIOのK-1参戦表明を受け、「MIO選手を倒したらおいしいので戦いたい。階級がどうなるか分かりませんが、どんな階級でもできるように今からいろいろ考えています」と対戦に意欲を見せていた。
(写真)K-1では女子ミニマム級で戦っていくことを明言したMIO。高梨も対戦を望んでいた まずはミニマム級転向第一戦となる真美戦だが、8月22日から9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪第一競技場に延期となったK-1大阪大会での対決も現実味を帯びてきた。真美はK-1 JAPAN GROUP初参戦となる、5勝(2KO)2敗の選手。NJKFの女子部門ミネルヴァとJ-GIRLSで活躍し、強い右のパンチを武器にガンガン前へ出てプレッシャーをかけるパンチ主体の女子ファイターだ。
4月大会からの延期となる王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)vs挑戦者・篠原悠人(DURGA)のKrushライト級タイトルマッチ、堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)vs金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン)のライト級戦など、他のカードは変更なく今大会にスライドされる。
なお、5月大会が延期になる前に発表されていた里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)、中野滉太(POWER OF DREAM) 、瑠久(K-1 GYM横浜infinity)、瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)、西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)は日程とカードを再調整しての後日発表となる。