K-1ウェルター級王座を返上、引退してのボクシング転向を発表した久保(左)
2020年6月3日(火)配信にて会見が行われ、初代K-1 WORLD GPウェルター級王者・久保優太が王座を返上、K-1を引退してボクシングに挑戦することを発表した。久保は「僕はオリンピックで、ボクシングで金メダルを獲りたい。あとプロでもチャンピオンになりたい」と、アマでもプロでもボクシングの頂点を目指すと発言。
これにボクシング界から早くも反応があった。現・日本ウェルター級王者で、第37代日本スーパーライト級王者、第36代OPBF東洋太平洋スーパーライト級王者、元WBOアジア太平洋ウェルター級王者の小原佳太(三迫ボクシングジム)だ。
(写真)「日本人と対戦するなら僕以外を選ぶ理由がない」とTwitterで久保との対戦を表明した小原(本人のTwitterより)
小原は自身のSNSにて「K-1王者がボクシング転向し、オリンピック金メダリストからプロの世界チャンピオンを目指すそうで驚いた」とし、「アマチュアはわからないがプロで日本人と対戦するなら僕以外を選ぶ理由がない。この選手はプロフェッショナルなので想像を越えてくれることを期待し、オファー出す相手を間違えないでほしい」と、日本人と対戦するのなら自分しかいないと名乗りを上げたのである。
元K-1王者とはいえ、いきなり日本2階級制覇王者とやるのは無謀だと言えるだろう。しかし、ボクシング側からも久保のボクシング転向が注目を集めている証でもある。久保は小原戦までたどり着けるか。
K-1王者がボクシング転向し、オリンピック金メダリストからプロの世界チャンピオンを目指すそうで驚いた。
— 小原佳太 (keita obara) (@ko903903) June 3, 2020
アマチュアはわからないがプロで日本人と対戦するなら僕以外を選ぶ理由がない。
この選手はプロフェッショナルなので想像を越えてくれることを期待し、オファー出す相手を間違えないでほしい。