朝倉未来(トライフォース赤坂)が、自身のYouTubeチャンネルにて29日、青木真也とのドリームカードについて「フェザー級とか、68kgまで落としてくれたら全然やります」と語った。
YouTubeライブでの「100万人いくのか!?」企画を生配信した未来は、視聴者から青木真也との対戦について問われ、「そもそも青木選手と噂になってるんですか?」と逆質問し、この話題に触れた。
「噂」というのは、AbemaTVの『AOKI PROJECT』のなかで、日本のなかから同じ階級で噛みつく選手が出てこない状況について問われた青木が、「青木vs朝倉未来戦もよく言われるでしょう? べつにやるんだったら全然構わないし、どこかでタイミングがあるのか、無いのか」と、朝倉未来との対戦について言及したときのことを指している。
未来はファンの間で、vs青木が話題となっていることを聞くと、「階級違うよ。俺はフェザー級(65.8kg)だから5kgくらい(※ONEライト級は水抜き禁止の77.1kg)違う。だから全然、交わることないと思うんですけど。別にやりたいとは思ってないから、正直ね」と前置きした上で、「もしやりたいんだったら、フェザー級(65kg)まで落としてくれたら全然やりますけど。70(kg)まで上げてやる必要ないから」と、条件が合えば対戦を拒むことはないことを語った。
続けて、ファイターとしての青木について、「青木選手はマジで強いと思う。組み技・寝技で言ったら、完全に日本のトップだと思う。決まったら一筋縄ではいかない」と、グラップリングでの突出した強さを語ると、「ほんとうに俺と戦ったら、(打撃と組み技)どっちかに転ぶような、そういう戦いになる。ほんとにフェザー級とか、68(kg)とか合わせてやってもいいかもしれない」と、青木との対戦を想像する場面も見せた。
最後は、「だからRIZINに……(青木は)ONEに出ているからやることはないと思うけど」と、互いに契約する団体の違いについて、あらためて説明している。
また、同ライブで未来は、現Bellator世界ライト級&フェザー級王者のパトリシオ・ピットブルとの対戦についても問われた際に、「俺に打撃が当たるのかな?」と挑発しており、パトリシオもインスタライブで視聴者の質問に答える形で、「オファーがあればやる。面白い試合になる」と呼応するなど、RIZINで7連勝中の未来の周囲があわただしくなっている。
4月19日の「RIZIN.22」横浜アリーナ大会で未来は、KRAZY BEEの朴光哲との一戦が決定しているが、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、3月30日現在のところRIZINでは横浜大会開催の可否について「検討中」としている。