RIZINの計量立会人や解説を務める高田延彦が、3月28日(土)自身のSNSでRIZINに苦言を呈した。
新型コロナウイルスの影響で次々と格闘技大会が中止になる中、4月19日(日)神奈川・横浜アリーナでの開催を発表している『RIZIN.22』は現在のところ延期・中止を決めていないが、大会まで1カ月を切っても対戦カードの発表もない(朝倉未来vs朴光哲は2月22日の『RIZIN.21』で発表済み)。
朝倉海と乱闘寸前のマネル・ケイプを止めに入る高田。RIZIN横浜大会にも「ストップ」をかけた これについて高田は「RIZIN.22、一日も早く延期か中止を発表しないといけないデッドリミット過ぎてないかい? 選手もチームも来日できないし、ファン・選手・関係者を守らなきゃRIZINは成り立たない。そりゃ試合は観たい。だけど観客に何かあっちゃダメなんだよ。俺の意見だけじゃなくてさ、もう即刻正式発表すべきだよな」と、延期か中止をすぐに発表すべきと苦言を呈した。
高田は統括本部長の肩書きは外れたものの、RIZINの象徴的な存在であり、ご意見番でもある。
RIZINからは3月20日のチケット一般発売の際に「RIZIN.22につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、現在イベント開催の可否について検討をしております。イベント開催の可否については決定次第、RIZIN公式サイト、公式Twitter等で情報を発信いたします」とのアナウンスが最後になっている。