リミットちょうどの60.0kgでパス。対戦相手が変更になってもしっかり仕上げてきた武尊の肉体
2020年3月22日（日）さいたまスーパーアリーナ『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ～K'FESTA.3～』の前日計量＆記者会見が、21日（土）都内にて13：00より行われた。計量は全選手が無事パスしている。
セミファイナル（第19試合）のスーパーファイトで対戦する、K-1スーパー・フェザー級王者の武尊（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）はリミットちょうどの60.0kg、元BBTVスタジアム認定フェザー級王者ペッダム・ペットギャットペット（タイ）は59.3kgでそれぞれ計量をパス。
その後の会見に出席した武尊は「本来ダブルタイトルマッチの予定でしたが選手が変わってしまって、急な試合を受けてくれたペッダム選手に感謝しています。ペッダム選手はムエタイの世界の中でもひと握りのチャンピオンベルトを巻いた選手なので、その選手をKOして必ず勝ちます」と、急な対戦相手変更にも動じていない様子。
「相手が変わったので対策も全部変わる。どういう選手にも対応してそれを乗り越える自信を付けたいと思っていたので、自分への試練だと思って今回の試合を乗り越えて自信に変えたい」と、自分への試練だとプラスに考えているようだ。
昨年の『K'FESTA』でもムエタイ王者ヨーキッサダーと対戦しており、2年連続でのvsムエタイ戦となったことには「2年連続でムエタイのトップファイターとやらせてもらえるのは嬉しいこと。去年やった時の対策も入れつつ、ペッダム選手はヨーキッサダー選手よりアグレッシブだと思うので今回は今回でしっかり対策を練って勝ちます」と、昨年よりも成長を見せたいとした。
ペッダムの印象については「試合映像を見て前回やったヨーキッサダー選手よりもK-1向きの選手かなと思った。（計量の時に）目を見たら気持ちの強さを感じましたね。試合を見ても退かないスタイルだと感じたので僕とかみ合うと思うので、明日は最高の試合を見せたいと思います」と、相手にとって不足はないと答えた。
一方、ペッダムは「明日は戦う準備が出来ています。コンディションは100％です。タイではひたすら前へ出ていくスタイルでやっています。武尊選手と戦えることは嬉しいし、明日は必ず勝ってタイへ帰る」と必勝宣言。
また、武尊はダブルタイトルマッチ消滅で3年連続『K'FESTA』のメインイベントではなくなったことについて「過去の『K'FESTA』は全部KOで勝ってきて、メインは僕しかありえないと思っていたんですが、こういう事態でタイトルマッチがなくなってしまい仕方がないと思っています。でも、試合の順番よりも試合内容で武尊の試合がメインだというのを見せたいと思います」と、真のメインイベンターは自分になると胸を張った。
