柔術衣を脱ぎ、MMAに挑む井上
2020年2月24日（月・祝）東京・浜松町のニューピアホールで開催される女子総合格闘技『DEEP JEWELS 28』で、MMAプロデビュー戦を迎える井上智子(ストライプル茨城）。
井上は走り高跳びでインターハイに出場、七種競技で茨城県2位という運動神経を持ち、柔術ではアジアオープン無差別級、Ricaldo De Riva CUPフェザー級を始め数々の大会で優勝。キックボクシングでプロ数戦を行った後、アマチュアMMAを経験。2019年9月のDEEP JEWELS新宿FACE大会では、藤田翔子(リバーサルジム新宿ME.WE）とプロ昇格を懸けたアマチュア戦を行い、グラウンドでは下からの腕十字を仕掛け、スタンドでも空手出身の藤田にパンチと蹴りを浴びせて判定勝ちしている。
デビュー戦へ向けて「今年MMAプロデビューなので今までやって来た事をすべて出し切れるように頑張りたいです」と意気込む井上。
昨年までの自分には「スタミナとスクランブルでのテクニックが足りなかったです」と言い、弱点を克服して臨む。
そんな井上のコスチュームや練習着のこだわりポイントは「サポートして頂いているVHTS様のコスチュームで試合をします。練習着ももちろんVHTSしか着ません。私の身体に合っていてお気に入りです」という。
デビュー戦の相手・和田千聖(毛利道場）は12月の大阪大会に初参戦し、第1試合で栗山葵（SMOKER GYM）と対戦。判定で敗れはしたものの、最後まで激しい打ち合いを繰り広げて会場を沸かせている。
対戦相手について井上は「今回の相手も打撃の強い粘りのあるファイターなので、押され負けないよう自分からガンガン攻めていきたいです！ 応援宜しくお願いします！」とアグレッシブな試合を見せたいと話した。
