WORLD SERIESのトーナメント組み合わせが抽選で決まった
2020年4月12日(日)エディオンアリーナ大阪で開幕する『RISE WORLD SERIES 2020 -63kg』のトーナメント組み合わせ抽選会が、1月25日(土)都内にて行われた。
最初にラウンドガールが封筒をシャッフル
抽選はまず各選手がランダムに封筒を選び(欠席した選手はネットを通じて参加)、封筒の中に入っていた1~8の番号順にトーナメントの好きな枠を選ぶというもの。
1番は『KNOCK OUT』に来日経験のある全モンゴル最強決定トーナメント60kg優勝ボルドバートル・アルタンドルグーン(モンゴル=代理人)がAを選び、2番は元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者ヌンラーンレック・ジットムアンノン(タイ)がF、3番はステファン・コロディ(ルーマニア=代理人)がBを選びボルドバートルとの対戦が早くも決定。
4番はRISEライト級2位・直樹(日本/BRING IT ONパラエストラAKK)がCを選んだところ、続く5番の“ラモン・デッカーの再来”だというピーター・アーツの愛弟子AFSO世界王者ヤン・カッファ(オランダ/チーム・ピーター)がDを選んで対戦決定。
残り3枠となり、GとHが空いていることからお互いに1回戦での対戦を熱望したRISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント王者・白鳥大珠(日本/TEAM TEPPEN)とRISEライト級王者・原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM)の激突が期待されたが、6番を引いたWKA豪州スーパーライト級王者チャド・コリンズ(オーストラリア)がGを選び、この時点で1回戦での白鳥vs原口は消滅。
7番の原口が「白鳥選手でなければチャドを選ぶ」との公言通りHを選んでコリンズとの対戦が決定。8番の白鳥は自動的にヌンランレックとの対戦が決まった。
各選手のコメントは以下の通り。
直樹
「(抽選前)めちゃめちゃ緊張しています。小学校の席替えみたいな気分です。
(抽選後)ヤベェの来たなと思いました。抽選の前にジムの代表と話していて、あいつだけはやめておいた方がいいときつく言われていた相手です。僕の方を見てほほ笑んだのでヤバいなと雰囲気を感じていました」
カッファ
「(抽選前)私の師匠はピーター・アーツです。彼のジムで毎日トレーニングしています。この大会に出場出来て光栄に思っています。今すぐにでも戦いたい気分です。
(抽選後)いいチョイスだと思いました。日本のファイターで。問題ありません。ただ戦って勝つだけです」
コリンズ
「(抽選前)参戦が楽しみすぎて仕方ない。この大きなチャンスを生かすためにもベストを尽くします。
(抽選後)この抽選結果には満足しています。このブロックはハードですが、ここで勝てばヌンランレックとも白鳥ともやれるので、ハードだがハッピーな組み合わせになった」
ヌンランレック
「(抽選前)学校の入学式みたいに緊張しています。
(抽選後)白鳥とやれて嬉しいです。さっそく1回戦で倒したいと思います。そして優勝したいと思います」
原口
「(抽選前)みんなメラメラしているので怖いですが、全員出来ればやりたくないのですが、やらないといけないので適当に自分らしく頑張ります。
(抽選後)白鳥選手かチャドとやりたかったんですが、実際決まるとめちゃくちゃ嫌だし、怖いし、やりたくないし、どっちかが勝ち上がってくればやるし、僕の選手生命はこの1年で終わるかと思います」
白鳥
「(抽選前)見ての通り強豪が揃ったトーナメントになりました。去年よりさらにレベルが上がったトーナメントだと思うので2階級制覇へ向けて1回戦から気を引き締めていきたいと思います。
(抽選後)抽選なので思うようにはいかないですね。相手はジムのタイ人トレーナーに強いぞって言われていたので、まさかここで当たるとは思いませんでした。それにしてもこっちのブロックがハードすぎて。こっちを勝ち上がった選手が優勝するのかなと思います」
コロディ
「(抽選前)日本で大きなRISEで戦えるチャンスいただき興奮しています。待ちきれないです。
(抽選後)組み合わせは気にしていません。誰とでもやるので」
ボルトバートルの代理人の忍アマラ
「(抽選前)ボルトバートルと昨日話しました。今回のRISEの大会に出ることを嬉しく思います。一生懸命頑張ってRISEの王者になります。1回戦で誰とやっても倒して次に進みます、と言っていました。
(抽選後)彼は誰でもいいと言っていました。誰が当たっても倒します。そしてRISEのベルト獲りますと言っていました」
<トーナメント組み合わせ>
▼1回戦第1試合
ボルドバートル・アルタンドルグーン(モンゴル/全モンゴル最強決定トーナメント60kg優勝)
ステファン・コロディ(ルーマニア)
▼1回戦第2試合
直樹(日本/BRING IT ONパラエストラAKK/RISEライト級2位)
ヤン・カッファ(オランダ/チーム・ピーター/AFSO世界王者)
▼1回戦第3試合
白鳥大珠(日本/TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント王者)
ヌンラーンレック・ジットムアンノン(タイ/元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者)
▼1回戦第4試合
チャド・コリンズ(オーストラリア/WKA豪州スーパーライト級王者)
原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM/RISEライト級王者)
▼準決勝第1試合(6月14日 横浜・ぴあアリーナMM)
ボルドバートルvsコロディの勝者
直樹vsカッファの勝者
▼準決勝第2試合(6月14日 横浜・ぴあアリーナMM)
白鳥vsヌンラーンレックの勝者
コリンズvs原口の勝者