(C)9月の前戦では中川マイケルとドロー判定だった猿丸(右)がラカイ勢と対戦
2020年プロフェッショナル修斗関東地区開幕戦となる1月26日(日)東京・後楽園ホール大会のカードが正式に発表された。
ONEChampionshipでも数多くの世界王者を輩出し、今やアジア最大の勢力を誇るチーム・ラカイ勢が修斗に再び来襲。2019年5月のプロ修斗30周年記念大会で初来日を果たしたジャレッド・ライアン・アルマザンと、ジェロム・ワナワンの2020年開幕戦への出場が決定した。
ジャレッドは5月大会で箕輪ひろばと対戦し、強いローキックを見せながらも3R、リアネイキドチョークで一本負けしたストライカー。そのジャレッドは、今大会の注目選手5戦全勝・新人王MVP・“沖縄の新星”平良達郎と対戦する。
元世界王者“修斗ジャンキー”松根良太に育てられた平良は“打・投・極”のトータルバランスに優れた新世代のファイター。フライ級には師匠・松根の弟弟子、絶対王者・扇久保博正(パラエストラ松戸)が君臨しており、扇久保に続く次世代のエースとしての期待も高まる。果たして初の国際戦となる今回、そのポテンシャルの高さをアピールする事ができるか? 修斗では大竹陽(1R 三角絞め)、親川龍(1R ギロチンチョーク)、関口祐冬(判定)、大翔(1R KO)を相手に4連勝で負け無しの新鋭の抜擢に注目だ。
もう一人のラカイ戦士ジェロム・ワナワンは、猿丸ジュンジ(修斗GYM東京)と対戦。今大会のメインでは小巻洋平(リライアブル)と箕輪ひろば(総合格闘技道場STF)の間で世界ストロー級王座決定戦が決まっており、この階級の創成期からトップを走り続ける猿丸ジュンジにとって幾度もチャレンジし、未だ届かない世界王座のベルトを巻く為には絶対に負けられない戦いとなる。
ジェロムは前回、黒澤亮平に1R KOで敗れたが、その底はまだ見せてはいない。ジェロムがチーム・ラカイの底力を見せるか? 開幕戦から猿丸の拳が火を噴くか? そして、5月の対抗戦で岡田遼を苦しめたジアン・クラウド・サクレッグの2020年修斗参戦はあるのか? 開幕戦から注目の国際戦2試合だ。
【新たに決定した対戦カード】
▼ストロー級 5分3R
猿丸ジュンジ(日本/同級世界3位/修斗GYM東京)
ジェロム・ワナワン(フィリピン/チーム・ラカイ)
▼フライ級 5分3R
平良達郎(日本/同級世界6位/THE パラエストラ沖縄)2018年同級新人王&MVP
ジャレッド・ライアン・アルマザン(フィリピン/チーム・ラカイ)
【既報カード】
▼世界ストロー級チャンピオン決定戦 5分5R
小巻洋平(同級1位/リライアブル)
箕輪ひろば(同級2位/総合格闘技道場STF)
▼環太平洋フェザー級チャンピオンシップ 5分3R
TOMA(2度目の防衛戦/TK68)
仲山貴志(挑戦者・同級2位/総合格闘技津田沼道場)
▼バンタム級 5分3R
田丸 匠(同級世界4位/NACSER DO SOL)
藤井伸樹(同級世界8位/ALLIANCE)
▼バンタム級 5分3R
魚井フルスイング(同級世界4位/和術慧舟會HEARTS)
手塚基伸(同級世界10位/総合格闘技道場コブラ会)
▼SHOOTO Women's Super Atom weight WORLD Championship Tournament 修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント一回戦 5分2R(延長1R)
大島沙緒里(日本/AACC)
ゼファーニャ・ンガヤ(フィリピン/チーム・ラカイ)
▼2019年度新人王決定トーナメント決勝戦 ウェルター級 5分2R(延長1R)
井口マサト(AACC)
ハーレー(NEO JUDO ACADEMY)
◆サステイン主催 2020年プロフェッショナル修斗公式戦スケジュール
1月26日(日)後楽園ホール
2月16日(日)ニューピアホール
3月29日(日)後楽園ホール
4月12日(日)ニューピアホール
5月31日(日)後楽園ホール
7月26日(日)後楽園ホール
9月21日(月・祝)後楽園ホール
10月25日(日)ニューピアホール
11月23日(月・祝)後楽園ホール
12月20日(日)新宿FACE
※現在までに決定している大会