今年5戦目の古瀬（左）は初参戦のパンナコッタと対戦
2019年12月22日(日)大阪市立阿倍野区民センター大ホール『DEEP JEWELS 27』の前日計量が、21日（土）大阪府内で14:00より行われた。
第4試合の49kg以下契約5分2Rで対戦する、古瀬美月（Y＆K MMA ACADEMY）は48.90、パンナコッタみのり（UBF）は48.60kgでそれぞれ計量をパス。
古瀬は、柔道をバックボーンにAbemaTV『格闘代理戦争3rdシーズン』女子トーナメントでは現在『RIZIN』で連勝中のあいから腕十字で見込み一本勝ちを奪い、決勝では現在『ONE』で連勝中の平田樹に敗れるも準優勝。長い手足を活かした打撃も武器とし、2019年に入ってからは5月に樋田智子に判定勝ち、6月は富松恵美に一本負け、9月は坂本美香にTKO勝ち、そして前戦10月21日の後楽園大会では、KAIに判定勝ちするなどハイペースで試合を行ってきた。
2019年を締めくくる一戦は初の大阪での試合で、地元のパンナコッタと対戦する。初参戦のパンナコッタはMMA1勝2敗、大阪を拠点に開催されている『ACF』の女子部門を主戦場としている選手。2018年12月の「GRACHAN 37 x GLADIATOR 8」では沙弥子と対戦し判定で敗れたものの、沙弥子の腕十字を凌ぎ、オーソドックスからスイッチしての打撃で反撃するなど、0-2のマジョリティ判定まで持ち込んでいる。
古瀬は「東京から来ました古瀬美月です。こういう関西とかなかなか試合する機会がないので、そういう機会をもらえて凄く嬉しいです。こっちの人にも古瀬美月って名前を覚えてもらえるようにいい試合をします」と、関西でもインパクトを残したいとコメント。
特徴的なメイクのパンナコッタは「明日は楽しく精一杯頑張って勝ちたいと思いますので、DEEP JEWELSファンの皆様、よろしくお願いします」と丁寧な挨拶。その胸元には“歴史を刻め”との文字が躍っていた。
