修斗修斗
MMA
インタビュー

【ONE】王座に挑むふたり、山北渓人「タイトルマッチと同じ時期に生まれる子供のために」×澤田千優「日本人初の女性王者になる」=合同公開練習

2026/11/02 18:53
 2026年11月18日(水)『ONE SAMURAI 5』(EBARA WAVE アリーナおおた)でONEストロー級MMA王者ジョシュア・パシオのベルトに挑戦する5連勝中の山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)と、12月2日(水)『ONE SAMURAI 6』(横浜BUNTAI)でアナスタシア・ニコラカコス(カナダ)と「ONE世界女子アトム級(※52.2kg)MMA王座決定戦」に臨む澤田千優(IDEA ASAKUSA/team AKATASUKI)が11月2日、合同公開練習に臨んだ。 【写真】山北はMe,Weの山﨑剛代表と、澤田はIDEA ASAKUSAの松嶋こよみ代表と公開練習を行った。 ▼ONEストロー級(※56.7kg)MMA世界タイトルマッチ 5分5Rジョシュア・パシオ(フィリピン/Lions Nation MMA)王者 24勝5敗山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)挑戦者 13勝1敗  ストロー級王者パシオは、MMA24勝5敗(ONE15勝5敗)、チーム・ラカイからLions Nation MMAに移籍。ウーシュー散打ベースで、2018年9月にかつて一度敗れた内藤のび太を破り、ONE世界ストロー級王者となった。  初防衛戦で猿田洋祐に敗れたものの、2019年4月の再戦でベルトを取り戻している。2025年11月の日本大会では一階級上のONEフライ級(※61.2kg)MMA世界王者・若松佑弥に挑戦したが、2RでTKO負け。  7月10日の前戦『ONE Friday Fights 161&The Inner Circle 21』でストロー級王座防衛戦に臨み、マンスール・マラチエフ(ロシア/Industrial Fighters)を1R リアネイキドチョークに極め、王座防衛に成功している。30歳。  対する山北は、ONE王座初挑戦。レスリングをベースに柔術を融合させた強い組み技を武器に、スタンドでも細かいステップで出入りして組みに繋げるオールラウンダー。  20年2月にMMAプロデビューすると、22年7月、北方大地に判定勝ちでPANCRASEストロー級王者に。23年3月にONEに初参戦し元ONEストロー級王者・アレックス・シウバに判定勝ち。24年1月の東京大会でボカン・マスンヤネに判定負けするまで8戦無敗。  初黒星後は3月のカタール大会でジェレミー・ミアドを相手に1R ブルドッグチョークで一本勝ちし早々に再起を遂げると、8月、猿田洋祐に判定勝ち。25年2月、リト・アディワンに判定勝ちも、右肩の腱板を断裂したため手術を行い、26年4月の『ONE SAMURAI 1』で復帰。元修斗&PANCRASE王者のストライカー黒澤亮平に2R チョイバーからの腕十字で一本勝ち。  8月8日の前戦で修斗世界ストロー級(52.2kg)王者の田上こゆるに1R ブロドッグチョークならぬケルベロスチョークを極めて5連勝とした。MMA13勝1敗、30歳。  11月18日のタイトルマッチに向けて、この日の公開練習で山北は、「もう100%近く仕上がっていて、体重の方も順調なので、ハイドレーションも問題なさそうです。あとは、しっかり勝つという気持ちの部分を試合に向けて仕上げていきたいと思います」と好調ぶりを披露。  王者ジョシュア・パシオ選手との対戦に向けて「ストロー級はやっぱりONEが世界一だと思っています。MMAを始めた時から『世界一になること』を目標にしてきたので、ついにたどり着けるところまで来たという実感があります」と満を持しての王座挑戦だとした。  8月に30歳になり、「個人的なことですが、この世界タイトルマッチと同じ時期に子供が生まれる予定で、そういったタイミングもあって獲らないといけない流れがきているなと思ってるので、しっかりベルトを獲りきりたいです」と三十にして立つ、意気込みを語った。 [nextpage] 澤田千優「このベルトのためだけにONEに来た」  2026年12月2日(水)神奈川県・横浜BUNTAIで開催される『ONE SAMURAI 6』(U-NEXT配信)にて、「ONE世界女子アトム級(※52.2kg)MMAタイトルマッチ」として、澤田千優(IDEA ASAKUSA/team AKATASUKI)が、アナスタシア・ニコラカコス(カナダ)と王座決定戦に臨む。同級は、デニス・ザンボアンガの出産・育児に伴うベルト返上で王座は空位となっていた。 ▼ONE世界女子MMAアトム級(※52.2kg)王座決定戦 5分5R澤田千優(IDEA ASAKUSA/team AKATASUKI)12勝1敗1分アナスタシア・ニコラカコス(カナダ/グレイシーウマイタボルトン)7勝0敗  澤田は、レスリングベースでMMA12勝1敗1分。2021年にプロMMAデビュー後、2022年に初代修斗女子世界アトム級王者に。24年のONE2連勝から2025年1月のメン・ボー戦で判定負けでキャリア初黒星もその後、マカレナ・アラゴンに一本勝ちで再起。  平田樹、ナタリー・サルチェードをいずれも判定で下すと、26年4月の前戦で三浦彩佳を1R 腕十字で極めて一本勝ち。4連勝でチャトリCEOから次期王座挑戦を告げられていた。28歳。  ニコラカコスは、MMA7勝(4KO・TKO)0敗。ブラジリアン柔術黒帯でアマチュアMMAでも4戦無敗(1分)。プロMMAデビューは2017年と澤田より早く、Invicta FCやCombate Globalで勝利後、26年3月の『ONE Fight Night 41』でONEデビュー。   ビクトリア・ソウザを1R インサイドガードからの強烈なパウンドで失神KOに下すと、26年7月の前戦では、澤田が判定3-0で勝利しているジヒン・ラズワンと対戦。   寝技も得意とするラズワンに組んで封じ込めてスプリット判定で勝利、MM7戦全勝をマークし、王座挑戦をアピールしていた。36歳。  12月2日のアナスタシア・ニコラカコスとの「王座決定戦」に向けて澤田は、「あと1カ月はありますが、対戦に向けて既に出来上がって、さらに高めるところまで来ているので、すぐにでも試合がしたいなという気持でいっぱいですね」と、試合1カ月前の時点で「出来上がっている」という。  澤田にとって初の世界タイトルマッチは、ONE日本人女子にとって初の戴冠への挑戦でもある。  澤田は「このベルトのためだけにONEに来たので、しっかりと勝利しタイトルを取って、防衛そしてその後のことまでしっかり考えて、まずはここをしっかり獲ることを考えています。日本人初の女性タイトル保持者になるというところもちゃんとイメージしていて、世界タイトルマッチに向けてあと1カ月はこのイメージをより鮮明に考えて行こうかなと思ってます」と語った。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.345
2026年7月23日発売
9.10『超RIZIN.5』でRIZIN&PFLダブル王座戦のシェイドゥラエフ&AJ・マッキー独占インタビュー。榊原CEO、野村駿太、クレベルも。K-1 朝久泰央×大久保琉唯×木村萌那
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント