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【K-1】里見柚己と朝久裕貴が再戦「今見られるK-1の一番面白い試合になる」(里見)「もちろんKOで勝つ。神様の試練に打ち勝ちたい」(朝久)

2026/10/27 22:10
 2026年12月29日(火)神奈川・横浜BUNTAI『K-1 WORLD MAX 2026』の第一弾対戦カード発表記者会見が、10月27日(火)都内にて行われた。  K-1ライト級3分3R延長1Rで、里見柚己(team NOVA)と朝久裕貴(朝久道場)が対戦する。  里見は2023年6月のKrushで大沢文也の持つKrushライト級王座に挑み判定勝利を収め、第8代Krushライト級王座に就いた。2024年8月に永澤サムエル聖光をKOすると、11月にアーロン・クラーク、2025年2月にトーマス・アギーレ、5月にスリマン・ベテルビエフ、9月に西京佑馬を撃破。2026年2月に朝久裕貴とK-1ライト級王座決定戦を争い、延長戦で勝利して第7代王座に就いた。しかし、9月の初防衛戦で永澤にリベンジを許し、王座を奪われている。戦績は25勝(10KO)13敗1分1無効試合。  朝久は2018年3月に武林風WLF -60kg級王座決定トーナメントで優勝を果たし王座を獲得。2022年9月はK-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント決勝でレオナ・ペタスに判定負け。その後は武林風で活躍し、2024年3月にはレミー・パラを判定で下している。ライト級へ階級を上げ、2025年7月にブライアン・ラングからKO勝ち。2026年2月に里見と第7代K-1 WORLD GPライト級王座決定戦を争ったが、判定で敗れた。戦績は33勝(11KO)11敗。  里見は「9月に初防衛戦で負けたんですけれど、そこからいろいろ考えて。率直に思ったのは、またあのベルトを最短で取り返したい。強い選手とやって、早くベルトを取り返したいっていう気持ちがあって。朝久選手は日本人のトップで頭一つ抜けてる選手であって、海外を見ても間違いなくトップの選手なので、この選手にまた勝てば来年タイトル戦線にまた近づけると思う。ライト級のベルトの価値を自分が壊しちゃったと思ってるので、もう一回自分が作り直したいと思っいてます」と、ベルト奪還の最短距離を行くために朝久との再戦をやるとコメント。  ライト級のベルトの価値を壊してしまったというのはどういうことか、と問われると「今やり合ってることとかもあると思うんですけれど、それはねえだろっていう。自分と朝久選手は強さを求めて、K-1は世界中のトップが集まって、強い選手を決める舞台なので。有名なだけの選手とか、実力がないような選手がやっちゃいけないでしょっていう。いっぱい強い若手の選手がたくさんいるのに、そんなことをやったらK-1が終わっちゃいますよって、選手たちが離れちゃうんじゃないですかね」と、永澤サムエル聖光(B Make)vs.皇治(TEAM ONE)のK-1 WORLD GPライト級タイトルマッチを批判した。  朝久は「今年、交通事故に遭ってしまったんですけれど、2月の試合はあの日出せる力は全部出したので、あの日の結果には納得しています。今回なんですけれど、自分としてはパーフェクトな朝久裕貴の試合を見せて必ず勝つっていう、ただそれだけなので。激闘になるのは分かっていて、僕はもちろん圧勝しに行きますけれど。今サムエル選手がチャンピオンということで、ここの勝者がサムエル選手に挑戦するという形になるのかなと思ってるので、12月29日に必ず勝ちます」と、リベンジへ向けて意気込み十分。  里見は、朝久とはどんな再戦になりそうかと聞かれると「2月の試合が終わって、数日経って事故に遭っていたことを聞いて。結構な事故だったっていうのも知って心配にもなりましたし、試合が終わってから言われて、それで気持ちよく自分も終われなくて。ベルトを獲ったことは嬉しかったし、いい試合ではあったんですけれど、終わったあとに後出しで言われちゃったから気持ち良くはなかったので。でも事故って何が起きるか分からないので、残り数か月、自分も何があるか分かんないので、最高の状態で自分と朝久選手がやり合えたら、本当に間違いなくK-1のトップレベルの試合を見せられると思うのでそこを注目してほしいです」と、交通事故のことが試合後に明かされたことにすっきりはしなかったものの、朝久は最高の試合が出来る相手だとした。  同席した須藤元気K-1プロデューサーは「世界の強豪もたくさん今ピックアップしている中で、候補の一人として、この勝者が、次のライト級タイトルマッチに絡んでくると考えています」と、次期挑戦者決定戦ではないものの、次の挑戦者候補になると話す。  朝久は9月の永澤vs.里見のタイトルマッチについて聞かれ、「里見選手が1回勝ってるっていうこともあったんですけれど、最近のサムエル選手の試合を見ていて、最初にダウンを重ねてKOするなら里見くんかなと思ったんですけれど、長引けば長引くほどサムエル選手有利になっていくと思ってて。正直、事故に遭ったときの自分が弱かったっていうのもあるんですけれど、里見くんとその事故に遭った僕がほぼ合格だったというところと、最近のサムエル選手の勢いからすると、サムエル選手有利なんじゃないかなと思ってましたね」という。  里見にベルトがない状態での再戦となったことには、「僕としてはベルトは持ってて欲しかったし、里見くんがチャンピオン、僕が挑戦者として、その再戦を迎えるっていうのが一番僕の理想ではあったんですけれど、里見くんがさっき言ったように、後から言われていい気持ちしなかったって、それはその通りだなと思ってて。やっぱりファンの期待に応えられなかったのもいけないと思うし、里見くんに対しても失礼なことしたなと思ってるので、今回は全力でやって、お互いベルトはないですけれど、サムエル選手に挑戦する、選手を決めるのにふさわしい試合を必ず僕たちで出来ると思ってるので、その上で最高の勝ち方をしようと思っています」と、里見同様に最高の試合を見せると意気込んだ。  里見は永澤戦の反省点について「完敗ですよね。ずっと前から言ってたんですけれど、チャンピオンになっても守る試合はしたくなかったので、最初から突っ込みましたし、自分が打ったパンチに耐えてきて、その中で2R目に効かされて倒れて、止められちゃったんですけれど、あの日は自分の完敗で。別に言い訳もなく。でも、最初にダウンを取って逃げなかった、突っ込んでいった自分は、選手として誇らしいなっていうか。それはこれからも変わらずに、人を魅了する試合を変わらず続けていきたいですね」と、自分の姿勢は貫けたと答える。  朝久は、なかなかK-1のタイトルと縁がない期間が続いてることに「神様が試練を与えてるのかなっていう、ただそれだけですね」とし、弟の泰央が先に2階級制覇を達成したことに刺激を受けたかと聞かれると「もちろん刺激も受けてますけれど、兄弟だからとかじゃなくて、泰央っていま世界で一番強いと思っていて。誰にも負けないので、泰央がずっとベルトを持っててくれるから、僕がベルトを獲りさえすれば、兄弟K-1チャンピオンが生まれるということで。兄としてずっと泰央を待たせてるところは申し訳ないなと思ってて、この神様の試練に打ち勝ちたいなって、そんな気持ちですね」と、今度こそ兄弟でK-1王者になりたいとした。  どんな形でリベンジを果たしたいか、との質問には「もちろんKOで勝ちます。この先のことはまだ特に考えてないですけれど、サムエルチャンピオンが待ってると思うので、そこに行くために、まずこの試合で挑戦者にふさわしいと誰もが言うような、そういう試合を必ずします」ときっぱり。  これに里見は「自分は今まで判定狙いなんてしたことないので、もちろん倒しに行くつもりです。2月も本当に倒しに行ったんですけれど、それでも倒せなかったっていうのもありますし、今回は本調子で来てくれると思うので、お互いKOを狙え合えばKO決着になると思います。この1戦ですぐにタイトルに挑戦できるかどうか分からないですけれど、できるんであればワンデートーナメントとか、海外の選手もせっかく今日本に来てるので、ライト級も世界トーナメントを開いてもらえたら面白いんじゃないかなって思います」と、朝久と完全決着を付け、来年は王座奪還か世界トーナメントをやってもらいたいと望む。  永澤戦も序盤から倒しに行った結果、逆転KO負けという結果になったが、それでもスタイルは崩さないつもりか、との問いには「崩さないですね。そこで倒せなかった自分が悪いですし、本当のスターになるヤツは、あそこで倒すし。あの日は自分が負けたなっていう、あそこで倒れなかったサムエル選手は凄かったなと思う。だからといって、アウトボクシングしたり、ダウンを取ったあとに判定まで逃げ切るようなスタイルは絶対しないんで、朝久選手とは間違いなく年末にふさわしい、今見られるK-1の一番面白い試合になると思います」と、自分のスタイルは絶対に崩さないと断言した。
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