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【Lemino修斗】“生き残る”サバイバートーナメント決勝の齋藤奨司「どんな展開にもなっても」×野瀬翔平「勝たないと道はない」

2026/10/18 21:10
 2026年10月19日(月)東京・後楽園ホールで開催の『Lemino修斗.9』(Lemino配信)の前日計量が18日12時から都内にて行われた。メインイベントでは、2月から開幕した「バンタム級サバイバートーナメント」の決勝戦が行われる。 ▼バンタム級(61.2kg)サバイバートーナメントリバイバル2026 決勝戦 5分3R齋藤奨司(FIGHT FARM)9勝3敗1分 61.15kg野瀬翔平(MASTER JAPAN FUKUOKA)16勝7敗2分 61.15kg  齋藤奨司は、26年2月のトーナメント1回戦でモンゴルの怪物シンバートルに判定3-0で勝利。26年8月の準決勝では中島陸の組みからの寝技を凌ぐと、組みでもトップに。打撃で攻勢となり判定勝ちで決勝行きを決めた。  永井奏多戦の苦い敗戦を経て、試合毎に弱みを埋め、強みを強化してきた。鉄壁のテイクダウンディフェンスと、強いストライキング。組みのみならず極めのあるシンバートルには左ミドルで、バックを奪う中島にはトップを奪い返して流れを掴み、相手を上回っている。  齋藤のファイトスタイルが確立されてきたように見えるが、齋藤は「一つひとつ大事な試合をクリアしてここまで来た感じなので、僕のスタイルを作ってきたというより、相手に勝つために作ってきたことが自分の強さに繋がっています。なので今回も野瀬翔平選手に勝つために積み上げてきました」という。  野瀬は、極めの強さを誇るグラップラー。フィニッシュの肩固め、キムラは最後にトップになっての極め。アームロックでのフィニッシュの多さはその時点でパスしてポジションを奪っていることになる。  勝負の鍵は、トップポジションをどちらが奪うか。齋藤が野瀬のテイクダウン・組みを切って削れば試合のペースを握り、野瀬が齋藤に背中を着けさせれば、そこは自身の庭となる。  齋藤は、組みを切り上を取る、尻を着いても立つことに「そうするためのことをやってきたし、僕が不利になる展開もしっかりやってきました。もう“最悪の状況”もやってきたので、どんな展開にもなっても想定している。それをやり切るために心身ともに作ってきたので、試合は“大激闘”になるんじゃないかなと思ってます」と、どんな展開でもサバイブして最後に生き残るのは自分だとした。  対する野瀬は2月のトーナメント一回戦でジョン・オルニドに1R、キムラで一本勝ち。内田タケルと準決勝で対戦予定も、内田が『ROAD TO UFC』参戦のため、3月大会のリザーブファイトで神田T800周一に判定勝ちした青柳洸志と対戦。野瀬が青柳を1R 肩固めに極めて決勝進出を決めた。  この連勝を野瀬は、25年10月に失神一本負けを喫したシンバートル戦が自身の糧になって得たものだという。 「この1年、去年のちょうど今頃、シンバートルに負けてからいろんな面で成長できたし、このトーナメントを通じてオルニド、青柳戦とさまざまな選手と戦ってきたことで“1年前の自分とは違うんだ”というところを見せれたらなと思うし、自分でもそう感じたいなと思っています」  自分の強みを押し付けて極める──そんな勝ち方が多いなか、1年前との違いは練習でも意識して作り込んできた。 「試合を楽観的に見ないというか、自分が負けるところも想像するようになったし、こういうしんどいことも絶対にあるだろうと想像しながら練習するようになりました。なので、全部どんな展開になっても想定内というか、そういう気持ちで戦えるんじゃないかなと思います」と、齋藤同様に自身が厳しい展開になることを想定して練習に取り組んできたという。  野瀬の極めを高めるためにも、トップポジションを奪うことが試合のポイントになるが、前述の通り、そこに至らない局面も想定している。 「もちろん自信がある部分なんでそこはぶつけますけど、そこばかりになりすぎたら、相手の思う壺になることもある。相手の得意なところにハマってしまわないように、いろんなパターンを準備してきました」と、様々なアプローチを用意してきたと野瀬は語った。  今回のサバイバートーナメントの優勝は、UFCへの道を切り開く『ROAD TO UFC』に出場するためのサバイバルマッチにもなる。  齋藤は「勝った先にそれがあるんで、まずはしっかり一歩登るっていうのが僕の中で大事だと思ってるんで、明日必ず勝ちます」。  野瀬も「勝ったからといって確実にRTUということは分かりませんが、勝たないとその道は確実にない、だから勝つしかない」と、最高峰への道を繋ぐ、タフな決勝戦だとした。  海外強豪も出場するなかで8カ月をかけて、勝ち上がってきた両者。最後に生き残るのは齋藤か、野瀬か。  この決勝戦は5分3Rで行われるが、判定がドローとなった場合、優勝者を決めるために「延長1ラウンド」が行われることも計量会場にて発表されている(※公式結果は「ドロー」)。
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