大人の言うことを聞かない方がいい

――先日の公開練習の時に、相手は左フックが武器なのに右ストレートを出していたと冷静にお話しされてましたけど、その発言があるってことは井上選手のことはもう分析がかなり芦澤選手の中でできているっていう感じなんですか?
「そうですね。あとBLACK BELTにいるんで、寝技…俺が多分練習してないと思ってるんで、寝技で来ますよねっていう感じですかね」
――そこを踏まえた上で、芦澤選手も作戦はしっかりと準備できている?
「できてるし、前戦は赤田がストライカーなのにグラップリングに行って負けたじゃないですか。だから同じことにならないようにねって思ってます。それは今までの俺に対する発言もそうだし、戦いのスタイルもそうだし、大人の言うことを聞かない方がいいよって感じです」
――そこは芦澤選手がやってきたところでもありますよね。
「いい子ちゃんだから、操られてるっていうか、ピエロに見えるなっていう。パンダに見えるなっていう感じですかね。かわいそうに。アイツいい男で、長男で優しいと思うんですけど、そうやってスポンサーだったり、誰だか上にいる人らが目立つためにはとか芦澤竜誠を倒すためにはみたいな、そうやっていろいろ誰か絵を描いてるヤツがいると思うんですよね。
それが本人にとって良くないんじゃないのと思いますね。ああいう発言して本心で言ってんだったらいいんだけど、そんな発言しても意味ないんで、マジで。自分の首絞めてるだけなんで。だったら黙って練習して黙々強くなってる選手の方がよっぽどいいと思う。若いんで、いろいろなミスして大人になっていくと思います」
――これから対戦する相手にもそういう気遣いというか。
「いや、対戦相手じゃなくて、一人の人間として俺が30まで生きてきた人生経験で、他人の言うことは、自分の意思じゃないことはやらない方がいいよと。発言もしない方がいいよと思います」
「長崎来たのも初めてですね」
――街の雰囲気などは?
「沖縄っすね。沖縄の感じの暖かさで、来たら沖縄だなみたいな感じですね。田舎ってどこも一緒じゃないですか。町並みの作り、スーパーの中とか。駅出てみたいな。もう全部一緒なんですよ。もうどこにいようが別に関係ない。どこに行っても歩いてたら俺のこと知ってる人いるし。どこでも俺の地元みたいな感じに使うから。日本だもんって話です。どこでも一緒っす。いつも通り自分の戦い方ができそうだなと」
――長崎のファンは芦澤選手の試合を初めて生で見る人も多いと思うんで、バーンと上げてくれますか。
「見せてやりたいですね」
――先ほど、今回かなりメンタルが整っているというような発言がありましたけど、具体的にどう自分と向き合ってきたというか、メンタルトレーニングみたいな部分を含めてやってきたんでしょうか。
「しんどいことをやってきたですね。やりきった感あるんで。そういう今回の追い込みをやりきってるんで、間違いなく一個言えることは、俺と同じ追い込みできないでしょって感じです。井上選手はできないでしょって感じです」
――公開練習で死んでも負けたくないっていう発言があったと思うんですけど、今回試合に臨む上で別の心境みたいな部分っていうのはあるんですか?
「死んでも負けたくないってあの時言ってたんですけど、今は必死で頑張りたいと思います。だから、必死で頑張ります」
――再起を待ってるファンがたくさんいると思うんですけど、明後日どういうふうな試合を見せたいですか?
「本当に、この4連敗でみんなには悲しい思いもさせちゃったと思ってるんで、しっかり倒したいと思います」





