ONEフライ級キックボクシング世界王者のスーパーレック・ギャットムー9(タイ/王者=30歳)が、右膝の前十字靭帯断裂からの回復に専念するため、王座を返上することを発表した。
「熟考を重ね、チームと相談した結果、ONEフライ級キックボクシング世界王座を正式に返上することを決定しました」と、スーパーレックは自身のSNSに投稿。
スーパーレックは8月にアブドゥラ・ダヤカエフ(ロシア/Team Mehdi Zatout)と対戦。2Rにダヤカエフの左右フックと左ボディをもらってダウンした際、頭部のダメージではなく、右手を上げて右足の異常を訴え“もう戦えない”との意思表示。レフェリーが試合をストップし、ダヤカエフのTKO勝ちとなっていた。
診断の結果、右膝の前十字靭帯断裂。手術と長期のリハビリテーションが必要となり、長期戦線離脱が決まった。
スーパーレックは「このベルトを手にできたことは、私にとってこの上ない名誉であり、大きな誇りです。勝利への道のりは決して容易ではなく、疲労、痛み、そして数え切れないほどの困難に耐え抜かなければなりませんでした。そしてもちろん、できる限り長くチャンピオンの座を守りたいと夢見てきました。
【写真】2024年1月、武尊を破りONE世界フライ級キックボクシング王座を防衛したスーパーレック この舞台で自分の実力を証明する機会を与えてくれたONEに感謝します。そして、常に私を応援し、支えてくれたすべてのファンにも感謝します。今は、体を完全に回復させるために少し時間が必要です。その後、必ず戻ってきます」と自身のSNSに綴り、必ずリングに戻ってくるとした。
スーパーレックは10月17日(土)東京・有明アリーナで開催される『ONE SAMURAI 4』にて、ONEストロー級(-56.7kg)キックボクシング世界王者ジョナサン・ディベラ(イタリア/カナダ)とのONEフライ級キックボクシング世界タイトル防衛戦が決まっていたが、この試合は中止となる。