2026年9月29日(日本時間39日)米国ネヴァダ州ラスベガスのMETA APEXにて、UFCとの契約を賭けた『Dana White's Contender Series 2026: Season10 Week 8』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が開催された。
ここまでの7週間で、34選手がUFCとの契約をかわしているシーズン10。最終10週まで残り2週間となった8週目では誰がUFCファイターとなるか。
試合後、ダナ・ホワイト代表は第8週目のUFC契約選手を発表。
「(アイエサ・ベルトソvs.カミラ・レイノソ)よし、まずはアイエサからいこう。立ち技も素晴らしかったし、グラウンドでの動きも最高だった。25歳にして、君は5対1の圧倒的フェイバリットと見られていた。こんなことはまずないんだ。特にこのコンテンダーシリーズではね。でも君は間違いなく、5対1の本命だった。素晴らしい動きだったよ。115ポンド(ストロー級)に素晴らしい戦力が加わることになると思う。UFCへようこそ。
(イアン・エスクザvs.ルカ・ボランド)さて、残念ながら君にとっては悪い話になるが、俺はアスレチック・コミッションの判断(反則のヒザ蹴りが勝敗に影響しなかったとしてエスクザのTKO勝ち)には同意できない。この試合はノーコンテストにすべきだったと思う。あのヒザ蹴りは正当なものではなかった。意図的だったとは思わないが……。あるべき展開ではなかったね。反則負けやノーコンテストでここに入ってくるのがどういうことかは分からないが、これだけは言わせてくれ。ショーン・シェルビーが裏で君のために強く推してくれたんだ。ショーン・シェルビーは『こいつは凄い、才能がある』と言っていた。ショーンに後悔させるようなことはするなよ。UFCへようこそ。
(アダマ・ディオプvs.ザウルベク・サバノフ)さて、そこのデカい男。君たちの試合は酷かった。雑で、俺がコンテンダーシリーズで見た中でも最悪の部類に入る試合だった。立ち技は目も当てられない。レスリングで勝とうとして観客からブーイングを浴びせられる始末だ。もし君がUFCで戦うとしたら、UFCのヘビー級で……しかし、相手を豪快にKOしてみせた。まさに彼がやったことだ。見事な勝利だった。彼は強敵だった。君はもう31歳だ。だから、もし今夜このチャンスを掴めなかったら、どうなっていたことか。どこへ行き着いていたか、どうなっていたか分からない。俺に後悔させるような真似はするなよ。UFCへようこそ。
(ジョージ・ステインズvs.ロアイ・アブシャー)さて、ジョージ。155ポンド級の巨漢を相手に、君は彼を完全に粉砕した。史上最高のフィニッシュの一つだ。まるで楽勝だったかのように見せたね。おめでとう。UFCへの道を歩み始めたわけだ。UFCへようこそ。
(ちなみに、ジョージ・ステインズによるこのKOは、コンテンダーシリーズ史上初のスラムによるKOでした。ところでダナ、今回の大会は凄まじかった。たった4試合のカードで、8カ国もの選手が参加していた。これは何を物語っていると思う? 世界中の才能の層の厚さや、ファンの拡大について)
ああ。このスポーツが成長し続ける中で、もちろんコンテンダーシリーズも続いていくわけだが……単に世界各地から男女の選手が集まっているというだけでなく、彼らの才能や実力が素晴らしいんだ。信じられないほどにね。いつも言っていることだが、一年中毎週火曜日にこれを開催できればいいのにと思うよ。開催期間は短くても本当に楽しいし、エキサイティングだ。テレビで最高のショーだよ」
第8週を終えて38選手がUFCと契約したDWCS。第9週には、MMA7勝(6KO)1敗の宮口龍鳳(総合格闘技道場コブラ会)の出場も発表されており、残り2週で何人の選手がUFCとの契約を獲得するか。
【DWCS Week7】オールフィニッシュのダスエフが初の判定勝ちで10勝無敗に。デグリがワンアームチョーク! 11勝無敗対決はグアイルポがコナーに最高有効打数で判定勝ち
【DWCS Week6】戦慄の19秒失神KO! キルギスのシェイドゥラエフの盟友アブドゥラエフが14戦無敗・全フィニッシュでUFCと契約
【DWCS Week5】『ジョン・ジョーンズの再来』か。ペイズリーが衝撃ヒジKO!
【DWCS Week4】K-1南米予選準優勝のホドリゲスが15秒TKO勝ち!
【DWCS Week3】UFC史上最大のアップセット! フランク・ミアの娘ベラ・ミア、敗れる。
【DWCS Week2】ブリトーがファジルを逆転の右フックKO! ミラーがロドリゲスをヴァンフルーで極める
【DWCS Week1】フライ級 Cage Fury王座3度防衛インドネシアのハサンが45秒TKOで勝利のムーンウォーク! 元NFLヘビー級ウィントが34秒TKO勝ち
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『Dana White's Contender Series 2026: Season10 Week 8』速報
▼ライト級 5分3R〇ジョージ・ステインズ(英国)11勝0敗[1R 1分01秒 TKO] ※ボディロックテイクダウン、スラム×ロアイ・アブシャー(米国)7勝2敗
1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローのアブシャーに、ステインズも強い右カーフ。アブシャーの鋭い左ハイをかわしたステインズは組んでボディロックテイクダウン。
すぐに立つアブシャーをさらにボディロックテイクダウン。またも立つアブシャーをボディロックテイクダウン。
さらに立ち上がったアブシャーの左腕を上から巻き込んでのボディロックでリフトし、側頭部からスラムテイクダウン! 腕を縛られ受け身を取れなかったアブシャーの動きが止まり、パウンドにレフェリーが間に入った。
ステインズの勝利にNext Generation MMA Liverpoolで同門のパディ・ピンブレットも祝福。
試合後、ステインズは「(あなたはダナ・ホワイトコンテンダーシリーズ史上初となる、スラムでのKO勝利を成し遂げました。これ以上の快挙はありませんね。グラップリングが得意なことで知られていますが、あの技はマット・リターン(相手をマットに叩きつける)でしたね。ガードポジションからのスラムはよく見ますが、あの体勢で相手を叩きつけた際、相手の腕を捉えていることは意識していましたか?)
そうですね、トラックポジションに入った時、相手がうまく逃げられなかったので。腕がフリーな状態だったので、いつでも好きなようにスラムできるなと思っていました。あのスラムは常に狙える状況でした。KOを狙っていたわけではなく、マット・リターンから抑え込み、あるいはバックを取る展開を考えていたんですが、結果的にKOになったのは最高でしたね。
(一撃で決めましたね。本当に凄かったです。あなたは素晴らしいチーム、素晴らしいセコンド陣の出身ですよね。UFCにはパディやルーク(ライリー)といった仲間がいます。26歳、彼らに加わり、UFCにおける次世代の代表格となることは、あなたにとってどんな意味がありますか?)
長い間、この目標に向かって努力してきましたからね。あそこにいるのは私の兄弟のような存在、ルークとパディです。彼らと合流できることは、私にとって本当に大きな意味があります。この目標のために長い間頑張ってきました。今回が28回目のMMAの試合でしたから、本当に長いこと戦い続けてきたんです。だからこそ、この瞬間は……。
(「ザ・セイント(聖人)」というニックネームで知られていますが、これからもその呼び名でいくんですか?それとも「スター・キラー」になるんでしょうか?)
まあ、それはこれからのお楽しみですね。皆がどう思うか、どう呼ぶか次第でしょう。個人的には“ジョージ”でいいんですが。私はイギリス人ですしね。ただ、今はちょっとダークなイメージで見られている気もしますが……どうでしょうね(笑)」と語った。
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▼ヘビー級 5分3R〇アダマ・ディオプ(セネガル)EFC王者 7勝1敗[2R 2分13秒 TKO]×ザウルベク・サバノフ(ロシア)4勝1敗
1R、サウスポー構えのサバノフ。ジョプの前進にサバノフは左右フック、ジョプは後退もサバノフに組み、左で差して崩し。ケージに押しこみながら左で腰を抱き右でパウンド。
右小手に巻いたサバノフ。ジョプの首を下げてヒザ。突き放す。左ミドルを打つサバノフ。ジョプの右の打ち返しに声をあげると、ジョプは左右で前進。サバノフの左の蹴りにワンツーを打ち込む。左オーバーハンドのサバノフをさばいたジョプは左右の猛攻で詰めてブザー。
2R、ともに利き手の大きなオーバーハンド。詰めるのはジョプ。左で差して押し込むが、離れると左右、スタンドのハンマーフィスト、クリンチボクシング。
さらに左ジャブ。サバノフは手が出ない。クリンチアッパー、さらに左右連打の猛攻にサバノフは半身になり動けず。レフェリーが間に入った。
「幼い頃に父親を亡くし、14歳で母親も失いました。人生のある時期には、次の食事にありつけるかどうかも分からない状況でした。それでも彼は犯罪に手を染めることはありませんでした。ただ懸命に働き、MMAに出会い、そして今夜、彼の人生は永遠に変わったかもしれません」と紹介されたジョプ。
「(これで戦績は7勝1敗、6連勝ですね。キャリア最大の勝利と言えるでしょう。今の心境はいかがですか?)
誰もが夢見る舞台です。コンテンダーシリーズに出場するというのは。セネガル全体が応援してくれている中で、このチャンスを逃すわけにはいきませんでした。素晴らしい団体で戦えることを楽しみにしています。
(2R目の心境について聞かせてください。相手はなかなか倒れませんでしたが、スタミナが切れ始めていましたね。あなたは全力を出し切りました。この勝利をどれほど強く望んでいたのでしょうか?)
それも戦略の一部でした。相手が2ラウンド目以降にガス欠になると分かっていたんです。だから、1ラウンドで相手を疲れさせるために攻め続けました。少しプレッシャーをかけて、そして2ラウンド目で仕留める。それがゲームプランでした。
(今、セネガルを代表し、国全体にインスピレーションを与え、そしてUFC初のセネガル人ファイターになることはどんな意味を持つのでしょうか)
UFCを代表する存在になろうとしています。若い頃からずっと、デイナ・ホワイトが率いるUFCのファイターになることを夢見てきました。常にその機会を追い求めてきたのです。そして今、そのチャンスを掴もうとしています。セネガルだけでなく、アフリカ全体が後押ししてくれています。なぜなら、単に最初のセネガル人ファイターになるというだけでなく……もしダナ・ホワイトと契約すれば、セネガル人初というだけでなく、西アフリカ在住のまま渡米し、UFCで戦う初の西アフリカ出身ファイターとなるから」と、通訳を通して語った。
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▼フェザー級 5分3R〇イアン・エスクザ(ペルー)Inka MMA王者 8勝0敗[1R 0分32秒 TKO]×ルカ・ボランド(イタリア)Cage Warriors7勝1敗 MMA9勝2敗
1R、右で入るエスクザ。ボランドの左右にエスクザは首相撲ヒザで回してテイクダウン! 立ち上がり際に右ヒザをみぞおちに突き、頭にヒザ。
片ヒザ立ちになったボランドの首もとにヒザを突き刺すと、パウンド連打。レフェリーが間に入った。試合後、反則ヒザか、その動きが勝利にどう影響したかの確認が行われ、エスクザのTKO勝ちがコールされた。
放送席は「ミランダの頭部に膝が入った際、彼のヒザはマットに着いていましたね。確かに接地していました。ただ、こうした状況は難しいものです。その瞬間に気づいて試合を止め、減点などの措置を取るかどうかの判断が求められますから。とはいえ、ハーブ・ディーン レフェリーはどちらにせよ試合を止める準備ができていたように見えました。(試合結果TKOの発表に)ハーブ・ディーン・レフェリーがコミッションと協議した結果、あの打撃は試合の結末に影響を与えなかったと判断されました。だからこそ、あの打撃があったにもかかわらずスクーザの勝利となったわけです」と説明。
反則のヒザ蹴りが放たれた時点ですでに勝敗(ダメージによる決着)は決しており、この偶発的かつ不可抗力の一撃がフィニッシュに直接影響を与えたわけではない、とみなされ、裁定は覆らずエスクザのTKO勝利が確定した。
試合後、エスクザは「(フィニッシュ率100%を維持しましたね。素晴らしいフィニッシュでした。試合終盤のちょっとした混乱については後ほど伺いますが、まずは、この1ラウンドでのフィニッシュ、今の心境はいかがですか?)言葉では言い表せません。過去12年間戦い続けてきた中で、間違いなくキャリア最大の瞬間です。ずっとこの日を夢見てきましたから。ついにその時が来たんです。想像していた以上のパフォーマンスができました。自分自身を誇りに思いますし、チームのことも誇りに思います。この喜びをしっかり味わいたいですね。
(最終的にはレフェリーの判断でした。反則打はありましたが、それが試合の決着につながったわけではないと判断されました。映像を確認している間、どうなるんだろうと不安でしたか?)
いや、実は試合前にレフェリーから説明を受けていたんです。グラウンド状態での打撃のルールなどについて詳しく聞いていましたから。正直なところ、特に心配はしていませんでした。ただ、映像を見た瞬間は“やばい、何かまずいことをしちゃったかな?”と一瞬思いましたけどね。でも正直なところ、相手はすでに終わっていました。狙ったのは首であって、頭部ではありませんでしたし……自分ではヒザが着いているのに気づいていなかったんですが。いや、彼はもう終わっていました。分かっていましたよ。もう倒れる寸前だというのは。
(あの戦いぶり、あのスタイル……あなたの試合映像はすべて見ましたが、この選手が戦うときはいつもあのような激しい試合になるんですよね。UFCでペルー、そして家族やチームを代表して戦うことは、あなたにとってどのような意味がありますか?)
何よりも大きな意味があります。さっきも言ったように、自分自身とチームを本当に誇りに思っています。これは家族のため、息子のゴアのための勝利です。彼のためにこれを成し遂げなきゃいけないと分かっていましたし、家族にとっても必要なことでしたから。とにかく、本当に誇らしい気持ちです。ムエタイ時代と同じように、これからもペルーを代表して戦っていきます。常にベストを尽くし、100%の力を出し切るつもりです。多くの勝利を掴み取りたいですね。準備はできています。どんなことにも対応する覚悟はできています。チームに感謝したいです。 Ink MMAの皆さん、ここに立つ機会をいただきありがとうございます」と語った。
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▼女子ストロー級 5分3R〇アイエサ・ベルトソ(ブラジル)2022 IMMAF世界王者、LFA王者 8勝0敗[1R 3分02秒 インバーテッドダースチョーク]×カミラ・レイノソ(アルゼンチン)Samurai Fight House王者 9勝2敗
1R、ともにオーソドックス構え。ベルトソのセコンドには先週TUF優勝したばかりのティナ・ブラック。
長いジャブから右ヒジ狙うベルトソに、組むレイノソ。小手巻き投げたベルトソがテイクダウン。ハーフから寝かせて3クォ-ターネルソンからダースチョークへ。
仰向けから亀になって上体を立てたレイノソだが、首を解かないベルトソはクローズドガードに入れて絞め。足をボディトライアングルに組み、絞めてタップを奪った。
試合後、ベルトソは「(無敗記録を更新し、これで8勝0敗ですね。試合前から1R フィニッシュと公言していましたが、どうしてその通りの結果になると確信していたのですか?)
ええ、まさに思い描いていた通りでした。すべては練習の成果です。この一本勝ちの形を具体的にイメージし、対戦カードが決まってから徹底的に練習を重ねてきました。この試合が決まった時から、1ラウンドでの一本かKOで決着がつくと確信していましたし、すべてが完璧でした。
(具体的にダースチョークで決めるつもりだったのですか? 見事なセットアップから、相手の防御に合わせて何度も微調整を加え、最後はジャンプガードから強烈に絞め上げていましたから。あの体勢に入ったら、もう逃げ場はありませんでしたね?)
そうですね、頭の中には2つのフィニッシュパターンを描いていて、それを狙っていました。一度は(ダースを)狙ったのですが、相手が少し頭を動かして逃げられてしまいました。でも、しっかりとロックを極めさえすれば、もう逃げられないだろうと思っていました。
(素晴らしいフィニッシュでした。17歳で親元を離れ、家族と離れてこの夢を追いかけ、すべてを懸けて自分自身に賭けてきたわけですよね。UFCとの契約獲得が現実味を帯びてきた今、どんなお気持ちですか?)
今の言葉を聞いてとても嬉しく思います。UFCとの契約を勝ち取るまでは家に帰らないと、両親に約束していましたから。私は約束を守る人間ですし、そのために懸命に努力してきました。多くの困難を乗り越えてここにたどり着き、こうしてアメリカで戦えることを本当に嬉しく思っています」と語った。
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【中止】
▼フェザー級 5分3Rイリアス・ブライド(オランダ)9勝0敗エリック・ヴィスコンデ(ブラジル)17勝3敗※体調不良