修斗修斗
ボクシング
ニュース

【ボクシング】ダウン後に那須川天心に詰めきらせなかった井上拓真の“自信”「あのロープ際って言うのは自分の得意なパターン」大橋会長&真吾トレーナー「ダウン以外は完璧だった」

2026/09/28 13:09
【ボクシング】ダウン後に那須川天心に詰めきらせなかった井上拓真の“自信”「あのロープ際って言うのは自分の得意なパターン」大橋会長&真吾トレーナー「ダウン以外は完璧だった」

勝因と試合の感想を語った井上拓真陣営

 2026年9月27日(日)東京・TOYOTA ARENA TOKYOにて行われた、WBC世界バンタム級タイトルマッチ3分12Rで、同級1位の挑戦者・那須川天心(帝拳ジム)を判定3-0で返り討ちにした王者・井上拓真(大橋ジム)が試合後インタビューに答えた。


「本当にホッとしています。そして天心選手の成長も凄く感じられたし、自分の中でも決してラクな試合ではなかったです。今は本当に勝ててよかったです」との感想から、「終始自分の距離で戦えたし、試合内容としては悪かった部分もありますけれど、全体的には良かったです」と振り返った。


 7Rに那須川の左ストレートでダウンを奪われたことには「ダメージはなかったです。フラッシュダウンみたいな感じで。その一瞬の気の緩みというか。そこを許してしまった自分が悪かったですね」と、気の緩みがあったとする。


 その後の、那須川のラッシュに耐えている時間は何を考えていたかと聞かれると「自分の中では冷静に戦えていたので、無理に行かずに一旦回復、それに務めました。ナオ(井上尚弥)の声も父の声も聞きながら。この試合はどのラウンドでもちゃんと(セコンドの声を)聞きながら冷静に戦えました」と、冷静だったという。


「とりあえずダウンをしてしまったので、それは絶対に回復しないといけないのでロープ際で休みながらディフェンスしていました。あのロープ際って言うのは自分の得意なパターンなので。自分の集中したロープ際は絶対にもらわないです。集中したら絶対にもらわないなっていうのがあるので、自分はそこで回復に務めました」と、ロープ際でのディフェンスには絶対の自信があったからこそ冷静であり、ダウンからの回復が出来たと明かした。


 勝利できた一番の要因は何か、との問いには「気持ちですね。絶対に負けたくないって気持ちで最後まで戦いましたし、その一心で冷静に最後まで信じて戦うことが出来ました。相手サイドに負けないくらいの声援が本当に力になりましたし、これだけ応援されているんだなっていうのを感じられたし、だからこそ最後まで絶対に負けないぞって気持ちで戦うことが出来ました」と、応援が背中を押してくれたと答える。


 父である井上真吾トレーナーは「集中が一番なんですけれど、あとは反応してっていうこと。それとテクニックでは絶対に負けたくないという想いはあったんですけれど、天心選手は気持ちが凄い強かったので、そこに拓真もしっかり戦ってくれて。ダウンの時は、一瞬の気の緩みが見えたところにあったので、あそこだけなければ物凄く技術的には見せられたのかなと思います」と、ボクシングの技術では絶対に負けたくなかったとする。


 ダウン後の8Rに向かう時には、どんな言葉をかけたのかを聞かれると「自分も凄く悔しかったので、倒し返すくらいの気持ちでいけよみたいな。あとは気を抜くなよ、みたいな感じで」と言って送り出した。

 拓真も「ダウンを取られているっていうのを自分も分かっているし、しっかりポイントをピックアップしていかないといけないとも分かっているので。それで行きました」と、倒し返すくらいの気持ちで行ったと話す。


 大橋秀行会長は「天心も研究してきていて、前半から拓真がダッキングするところに左アッパーを合わせてきたので研究されているなっていうのと、あの倒された左ストレートは葛西トレーナーが得意としていた真っ直ぐの左ストレート。ここで来たかって感じでしたね。ダウン以外は完璧だったと思います」と評した。

 今後について井上は「今のところは何も考えてないです。今は休みたい。あとは会長と父に任せて。自分は練習するだけです」とし、那須川との3度目については「いや、ないかもしれないです。これで最後だって言われたのでこれで最後です。(統一戦で再戦の可能性もあるのでは?)これで最後です」と、3度目の対戦には否定的だった。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.345
2026年7月23日発売
9.10『超RIZIN.5』でRIZIN&PFLダブル王座戦のシェイドゥラエフ&AJ・マッキー独占インタビュー。榊原CEO、野村駿太、クレベルも。K-1 朝久泰央×大久保琉唯×木村萌那
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント