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レポート

【K-1】前年覇者マルコが準決勝でKO負け、新星ヴィクトルが初優勝=『K-1 WORLD GP 2026 -90kg世界最強決定トーナメント南米地区予選』

2026/09/27 12:09
K-1 WORLD GP 2027 -90kg世界最強決定トーナメント南米地区予選2026年9月26日(土・現地時間)ブラジル・サンパウロSOCIAL HALL AABB BRASILIA  2026年9月26日(土・現地時間)ブラジル・サンパウロにおいて『K-1 WORLD GP 2027 -90kg世界最強決定トーナメント南米地区予選』が行われ、前年王者のマルコ・ブラック・ダイヤモンドを準決勝でKOしたジョアン・ヴィクトル(ブラジル) が初優勝した。  なお同予選は8名によるワンデイトーナメントが実施され、優勝者が2027年2月に東京で開催される「FINAL16」で激突。その勝者8名が、同年5月9日に東京で行われる「FINAL8・決勝トーナメント」に進出し、-90kg世界最強の座を争う。 ▼K-1 WORLD GP 2027 -90kgブラジル予選トーナメント準々決勝(1) 3分3R延長1R〇マルコ・ブラック・ダイヤモンド(ブラジル/LOUTUS MMA)KO 1R ※右カーフキック→レフェリーストップ×ギレルメ・シュナイダー(ブラジル/Escola de Kickboxing/Team Schneider)  マルコは昨年の南米予選覇者で、今年2月のK-1 WORLD GP 2026 -90kg世界トーナメント準々決勝でイブラヒム・エル・ボウニと対戦し、得意の右の強打は不発に終わっている。今年は連覇とともに、逆襲に転じたいところだ。一方のシュナイダーは、CBKBクルーザー級(-91kg)王者で7勝(4KO)2敗の成績。ヒザ蹴りなどの蹴り技を得意としているため、マルコとはパンチと蹴りの攻防が見られそうだ。  1R、ともにフェイントをかけながらローキック、ジャブで牽制。マルコは右カーフキックでバランスを崩させる。シュナイダーはコーナーを背に戦うも、右カーフキックでダウン。マルコはパンチからカーフキックで2度目のダウンを奪う。立ち上がったシュナイダーだが、レフェリーが試合をストップした。 [nextpage] ▼K-1 WORLD GP 2027 -90kgブラジル予選トーナメント準々決勝(2) 3分3R延長1R〇ジョアン・ヴィクトル(ブラジル/TEIXEIRA TEAM)KO 1R ※パンチ連打→レフェリーストップ×ジョアン・ペドロ・シマオ(ブラジル/Impacto Team)  ヴィクトルは、CBKBライトヘビー級(-86kg)&クルーザー級(-91kg)王者で11勝(4KO)無敗の強豪。とてもアグレッシブなスタイルで、パンチ連打でKOする姿はK-1向きだろう。対するシマオは、戦績19勝(10KO)6敗とKO率が高い選手。昨年の南米予選では準決勝でマルコにKO負けを喫している。決勝でマルコにリベンジしたいところだろう。  1R、ヴィクトルは鋭いジャブからのローキック。シマオのローキックに右を合わせる。ヴィクトルはワンツーで攻め込むも、シマオのカウンターをもらいそうになる場面も。積極的に攻め込むのはヴィクトルだが、シマオは鋭い攻撃を返す。だがヴィクトルは左から右でダウンを奪う。立ち上がったヴィクトルにパンチ連打で2度目のダウンを奪い、レフェリーが試合をストップした。 [nextpage] ▼K-1 WORLD GP 2027 -90kgブラジル予選トーナメント準々決勝(3) 3分3R延長1R〇マテウス・ノゲイラ(ブラジル/TEIXEIRA TEAM)判定×アンヘル・ボガド(パラグアイ/Poderoso Team)  ブラジルとパラグアイの対決。ノゲイラはWGP Kickboxingクルーザー級(-85.1kg)王者で、17勝(2KO)4敗の戦績。強烈なボディブローの他にも、鋭いミドルキックやヒザ蹴りを持っているためテクニシャンの印象が強い。ボガドはWAKOパラグアイ王者で、こちらもボディブローと鋭いミドルキックが特長だ。スタイル的には噛み合うが、どんな結末が待っているのだろうか。  1R、ノゲイラはアグレッシブにプレスをかけながらボディジャブからの右ハイキック、さらに左ボディへとつなげる動き。ボガドはガードを固めながら右を返すも劣勢に。だがボガドはスイッチしながら左の蹴りをボディへ入れる。そして左のカウンターを顔面へ。テクニカルな攻防が見られたラウンドとなった。  2R、ノゲイラはここでもプレスをかけてパンチ連打。ボガドはガードしながらカウンターを狙う。追いかけるノゲイラ。ボガドは前へ出ると、打ち合いになる場面も。ノゲイラはパンチからヒザ蹴りを見舞う。ボガドは左ストレートのカウンター。ノゲイラはロープ際でパンチをまとめる。ともに強打は許さないが、優勢に見えるのはノゲイラか。  3R、ノゲイラはアグレッシブにローキックからパンチ。ボガドも前へ出てパンチを返して激しい打ち合いへ発展。だがノゲイラの圧力が上か。再びコーナー際でパンチをまとめるノゲイラ。ボガドは守るのが精一杯という印象。ノゲイラはパンチからヒザ蹴りで、攻撃の手を緩めない。ボガドは打つ手がないか。判定となり、ノゲイラが勝利した。 [nextpage] ▼K-1 WORLD GP 2027 -90kgブラジル予選トーナメント・準々決勝(4) 3分3R延長1R〇アグナウド・クルエウ(ブラジル/CET Sports/CLAM Agnaldo Arruda)KO 1R  ※左アッパー→レフェリーストップ×クレイトン・フェレイラ(ブラジル/Winner Kombat Team)  クルエウはブラジルのボクシング王者で、キックボクシングの戦績は20勝(12KO) 2敗とKO率が高い。MMAや散打の試合もこなすマルチプレイヤーで、鋭い左ジャブからの右は脅威だ。フェレイラは、DOMINIUM FITCHキックボクシング&MMA-84kg級王者のこちらも二刀流ファイター。右の強打に加え、カポエイラのような変則の後ろ廻し蹴りを持っているため、日本でも人気が出そうだ。  1R、クルエウはプレスをかけて左右のパンチで攻撃も、フェレイラの強打が襲い掛かる。そしてフェレイラのカーフキックでクルエウは動きが止まる場面も。クルエウはボディブローから右を狙う。そして左アッパーでフェレイラはダウン。レフェリーが試合をストップし、クルエウがKO勝ちを奪った。 [nextpage] ▼K-1 WORLD GP 2027 -90kgブラジル予選トーナメント・準決勝(1) 3分3R延長1R×マルコ・ブラック・ダイヤモンド(ブラジル/LOUTUS MMA)KO 3R ※左フック〇ジョアン・ヴィクトル(ブラジル/TEIXEIRA TEAM)  準決勝第一試合は、シュナイダーをカーフキックで粉砕したマルコと、シマオをパンチ強打でKOしたヴィクトルの顔合わせとなった。  1R、ともにジャブを差し合う慎重なスタート。マルコは右も、ヴィクトルはかわす。そしてマルコはローキックでバランスを崩させると、ワンツーで追撃。ヴィクトルはローキックを脛ブロック。マルコは左ローキック、左右フックでKOを狙う。ヴィクトルのパンチにフックを合わせに行くマルコ。ほぼ互角の展開に。  2R、ヴィクトルのワンツーに、マルコも返す。ヴィクトルのパンチで、マルコがバランスを崩すシーンも。だがマルコはヴィクトルの蹴りにパンチを合わせると会場がわいた。ヴィクトルのジャブにカーフキックを合わせるマルコ。するとヴィクトルは左右フックで攻勢に出る。マルコはカーフキックで削る。ヴィクトルがパンチを連打するとマルコも打ち合った。  3R、ヴィクトルはワンツー、マルコはカーフキックをダブル。ヴィクトルは右でKOを狙うも、マルコも右のロングフックで迎撃。さらにマルコは右から左フック。ヴィクトルはワンツースリーとコンビネーションを見せる。激しくパンチを打ち合う両者。前に出るのはヴィクトルだ。パンチを連打し、左でダウンを奪ったヴィクトル。尻もちをついて倒れるマルコ。そのままヴィクトルのKO勝ちとなった。 [nextpage] ▼K-1 WORLD GP 2027 -90kgブラジル予選トーナメント・準決勝(2) 3分3R延長1R×マテウス・ノゲイラ(ブラジル/TEIXEIRA TEAM)KO 1R ※右フック→レフェリーストップ〇アグナウド・クルエウ(ブラジル/CET Sports/CLAM Agnaldo Arruda)  準決勝第二試合は、ボガドを完封したノゲイラとフェレイラをアッパーで倒したクルエウが激突した。  1R、ノゲイラはプレスをかけていくと、クルエウは下がって前蹴り。ワンツーを放つクルエウ。左右フックでダウンを奪うクルエウ。立ち上がったノゲイラは回って逃げてハイキックも、クルエウのパワーで押されてしまう。だがノゲイラは反撃。クルエウはローキックをもらうも右フックで二度目のダウンを奪い、KO勝ちを収めた。 [nextpage] ▼K-1 WORLD GP 2027 -90kgブラジル予選トーナメント・決勝戦 3分3R延長1R〇ジョアン・ヴィクトル(ブラジル/TEIXEIRA TEAM)判定2-1×アグナウド・クルエウ(ブラジル/CET Sports/CLAM Agnaldo Arruda)  決勝は、前年覇者で優勝候補のマルコを準決勝でKOしたヴィクトルと、ノゲイラを倒したクルエウの対決となった。  1R、ヴィクトルはガードを固めながら鋭いジャブ。クルエウは左を伸ばし、右を放つ。ヴィクトルはプレスをかけると、クルエウが右。だがヴィクトルの右が入ると、クルエウはバランスを崩してしまう。追撃するヴィクトルだが、クルエウは体勢を立て直す。ヴィクトルの方がパンチは的確だが、クルエウは一発で打開するパワーがある。  2R、ヴィクトルはサウスポーからの左を伸ばす。クルエウは右をかぶせる。そして右フックをヒットするクルエウは、ハイキックで追い込むシーンを作った。ヴィクトルはピンチになりながらも、パンチを返して意地を見せる。クルエウはややスタミナが切れたか、動きが落ちてしまった。  3R、クルエウはローキック。ヴィクトルは左右のストレートで前進し、ヒザ蹴りで追撃。左右フックを乱れ打ちのヴィクトル。クルエウもフックを返すが、力がない。ヴィクトルはローキックでバランスを崩させる。パンチ連打からバックブローで攻撃するヴィクトル。大きな差はない。互いにフックをフルスイングで打ち合い。ここでタイムアップ。勝負は判定となり、ヴィクトルが2-1で勝利し、初優勝をはたした。
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