再戦を迎える井上と那須川
2026年9月27日(日)東京・TOYOTA ARENA TOKYO『Prime Video Boxing 16 井上拓真vs.那須川天心2』の記者会見が、25日(金)都内にて行われた。
メインイベントのWBC世界バンタム級タイトルマッチ3分12Rで対戦する、王者・井上拓真(大橋ジム)と挑戦者の同級1位・那須川天心(帝拳ジム)が出席した。

冒頭で「コンディションは順調に来ていて、自分自身も抜かりなく練習も仕上げてきたので、明後日にはいい結果が出ていると思います。自信はもう120%あります。そして、大橋ジムは第1戦の時より以上に一丸となってしっかり返り討ちにしたいと思います」と井上が言えば、那須川は「コンディションも本当に全て整えてやってきました。本当にやるだけだなっていう感じです。頑張ります。もうやるだけです。何も考えることはないです。本能で戦います」と、それぞれ自信のコメント。
その自信の裏付けになっているものは何か、と聞かれると、井上は「裏付けというよりは、自分がチャンピオンになって、防衛戦も含めて、そこに向かって凄くいいコンディションでいけていい結果が出ているので、明後日の試合もそれと変わらずいいコンディションといい試合が出来るので、そこはしっかりと返り討ちにできるという自信があります」と答える。

これに対して那須川は「俺が俺を信じているからです」ときっぱり。
大きな注目を集めている再戦。元選手の予想は井上が有利、Amazonプライムでのファン予想は井上が47.8%、那須川が52.2%という結果となった。この予想を受けてどう思ったかとの質問に、井上は「自分としてはますますやる気が起きたというか、本当に見とけよっていう感じでしたね」、那須川は「ごちゃごちゃうるさいんですよね。自分らの物差しで俺らを測るんじゃねえっていうのも思いますし、やってきてることをこっちはやってきてるから、そんな予想だけで判断すんなっていう。焦るなと。それだけです。あれは人気投票です」と関係ないと言い放つ。
井上は「自分自身としては、再戦どうこうの準備…もう第一戦の時のように本当に全てに警戒して、全てに上回って、しっかり完封するだけです」と第一戦の再現にするとし、那須川は「当日の俺に任せるだけですね。もう本能で戦う。俺のボクシングをする、それだけです。今回いろいろな声もかけていただきましたし、本当にチームの皆さんにいろいろな戦略だったり、作戦、戦い方をスパーが終わった後に話してもらったりとかして、すごく腑に落ちるものがたくさんあったので、そういったところも参考にしながら挑みたいと思います」と前回とは違うとする。

那須川には、自分自身に期待するものは何かと聞かれると「もうやるだけっすよね。もう後がないのも自分も分かっているし。やるべきことをやってきましたから、どれだけ勇気を持って前に出られるか。そこだけだと思います」と、もう後がないとの気持ちでどれだけ前に出られるかだという。
井上は那須川をどう警戒するか、気構えを聞かれると「全てに警戒しながら、全てで上回って、集中してやるだけです」と答えた。
前回の井上戦の前に「負ける覚悟があるから勝てる」との話をしていた那須川だが、今回もその覚悟で挑むのかと問われると「負けるとかね、そういうのは全くないですけど。やられる覚悟はあるからやる覚悟もあるわけで。やりに行ったらやられる確率も高いわけですから。本当にどうなるかは当日は分からないですね。本当に分からないです」と、負ける覚悟ではなくやられる覚悟だと説明。

本能で戦うとのコメントがあったが、いろいろなアドバイスをもらって作戦を出してくれたとのコメントもあった。そのバランスはどう整えていくのか、との質問には「これは最初からそうなったわけではなくて、いろんなことを考えて、考えて、考えた結果なったんですよ。スパーだったり、毎日の練習の時、練習以外の時も歩き方とか、人に対する接し方とか、そういうところからいろいろなことを考えてやってきたんですけれど、考えて、考えて、考えた結果が本能。自分の思うままにやるっていうことになったので。
これは決していきなり本能だけで戦うって決めたわけではないです。いろいろなアドバイスや自分の実体験を経て得たものです。今回は自分のことを信じるっていう部分が一番大きいです。一番強くて、一番カッコよくて、一番面白い。そして、一番痛い俺のことを信じて。だから絶対大丈夫です」と、自分自身の本能を信じてやると語った。





