自分の中ではもう第二章

――今大会でダウトベック選手と平本選手の試合があって、YA-MAN選手が大晦日に対戦された2人じゃないですか。この2人の試合ってどんな風になるかっていうことに考えていらっしゃいますか?
「僕の予想は普通にダウトベックが勝つんじゃないかなと思います。逆に平本が勝ったらすげえなみたいな。2年ぶりの試合でダウトベック相手によく受けたなみたいな感じですね。KOもあるんじゃないかなと思ってますけど。多分1R目の前半は平本が押すと思うんですよ。平本がインローとかローキックで押していって、ダウトベックもちょっと嫌がると思う。でもそこでダウトベックも軌道修正してくると思うんですよ。めっちゃ距離が遠くなって、そこからステップインのフェイントとかで中にパッっと入って、パンチの打ち合いになって。そこでダウトベックの方がパンチは上手いと思うので1発当てるか、ダウトベックはそこからテイクもあるので、テイクに行くかのどっちかでダウトベックが優勢に進めるんじゃないかなとは思ってますね」
――この試合で勝った相手との展開というのがまた見えてくるって感じですかね。
「そうですね。怪我をして出来ない期間に、もっと格闘技に向き合いたくなって。本当にシェイドゥラエフを倒したいという気持ちが凄い出てきて。勝って、よりMMAで上を目指していきたいなって思ってます。もちろんそこでダウトベックと平本にリベンジもしたいですけど、そこよりも今はシェイドゥラエフに勝ちたいっていう気持ちがありますね」
――Instagramで入場曲が変わる予定ということだったんですけども、これは何かきっかけだったり、心境の変化があったということでしょうか?
「そうですね、いいきっかけかなみたいな。怪我して復帰するっていうタイミングで、なんかちょっと変えたいなと思って。去年1年間は本当に流れが良くなくて、自分の中で。なんか変えたいなと思って。自分の中ではもう第二章。今の入場曲って、僕のキックボクシングの師匠のジムの元会長である宮城大樹さんが使ってた入場曲なんですよ。その大樹さんの夢っていうのが横浜アリーナで試合をすることだったんで、僕が初めて大きい会場で試合したのが横浜アリーナなんです。そこで初めてあの入場曲を使って、そこから使ってきたんですけど、言ってしまえば僕の入場曲じゃないんですよ。その大樹さんの想いをつないでここまで来た。だからここからは新しい第二章じゃないですけど、そういった意味も含めて入場曲を変えようって思いました」
――ちなみにその第二章、どんな曲になるかっていうのは?
「お楽しみで」
――あのアクシデントがあって、また再開するのに怖さもあったと思いますが、またやれるって感じた瞬間とか、あるいは徐々にそういう手応えを感じてきたのか、どんな感じだったんでしょうか。
「徐々にですね、徐々に作ってきて、やっぱり最初は怖かったですね。担当医の先生からは手術終わって1、2週間したらスパーリングしていいよって言われたんですよ。マジかよ、みたいな。最初の手術の時は3、4カ月は実戦練習できないからっていう話だったんで、それぐらい覚悟してたんですよ。実際再開できたのは4カ月後かな。でも2回目の手術をして、その先生には1~2週間したらもうスパーリングしていいよって言われて。え? みたいな。でもやっぱり怖さがあったので、徐々に作っていって。だからMMAのスパーリングは5月ぐらいから再開してましたね。最初は柔術から始めていって、どんどん出来て怖さが取れていった。全然大丈夫だ、みたいな」
――先ほど対斎藤戦がMMAストライカーとしての自分に合うと感じたとおっしゃってましたが、その怪我を経て、自分のスタイルの中にも少し変化があったりもするんでしょうか。
「スタイルに変化は…だって俺、できることこれしかないですみたいな感じなんで(笑)。今までって遠い距離で戦うのがいいのか、中距離で戦うのがいいのか、プレッシャーをかけて行った方がいいのか、ダウトベックみたいにステップインステップアウトした方がいいのかとか、自分の中で模索しながらやっていったんですよね。でも斎藤選手の対策をいろいろ試していった中で、自分の中でハマったものがあったんで。あ、これだみたいな。これで俺は行こうみたいな。そうしたら本当にハマりましたね。全然テイク取られなくなった」
――テイクダウンも切れて自分も殴れるっていう感覚を掴んだと。
「はい、掴みましたね。金原戦の時よりも進化したMMAが見せられるんじゃないかなって思いますね」
――にじほさんは今回は?
「にじほはどうなんですかね? 地元関西ですし」
――誘ってはいるんですか?
「いや、誘ってもないですね、今回は」
――そこも第2章ってことですか?
「第2章ですね」
――もし来てくれたらどうします?
「来てたら泊まるホテルがあるのか聞いときます」




