【HEAT】高阪剛、2年1カ月ぶり復帰戦の相手はミルコ・クロコップチームのグラップラー

2020年1月19日（日）東京・竹芝のニューピアホール『HEAT 46』で、49歳にして2年1カ月ぶりの復帰戦が決まった高阪剛（ALLIANCE）。その対戦相手が発表された。 　高阪と対戦するのはサシャ・ミリンコヴィッチ（クロアチア/CROCOP TEAM）。所属を見ても分かるようにミルコ・クロコップのチーム所属で、身長は190cm、戦績は6勝1敗の34歳。レスリングとブラジリアン柔術（黒帯）をバックボーンに持つグラップラーで、2019年3月の『HEAT 44』に初来日。HEATライトヘビー級王者チョン・ダウンと対戦したが、3R58秒、KOで敗れている。 【写真】2017年大晦日にRIZINでミルコと対戦した高阪。MMAでの試合はこの試合以来となる。 　前回の試合では2Rに失速し、キレのある攻撃がなかったサシャだが、これは時差ボケの影響があった模様。翌日に志村道場で行われた石井慧とのセミナーでは、手首を持たないキムラロックや、タイトなヒザ十字などそのテクニックを披露している。高阪にとって決して侮れない相手だ。2度目の来日でコンディションを整え、真価を発揮することができるか。 パーキ（左）と草・MAXが王座を争う　また、王者キム・ギョンピョ（韓国/MMASTORY)が怪我のためタイトルを返上し、パーキ・PARKY（TEAM MADULSAN/韓国）vs草・MAX（TEAM CLIMB/日本）でHEAT総合ルールライト級タイトル決定戦が行われることとなった。 　パーキは2007年10月の『MARS』に初来日、ストレートを中心とした強烈な打撃と柔術の寝技を武器に連勝し、2009年4月からは『DEEP』に参戦。ここでも連勝を収め、2009年に『DREAM』、2010年に『戦極』とビッグマッチに出場した。2016年12月の試合を最後に戦列を離れたが、2018年11月に復帰。今年4月の復帰2戦目ではエリック・ゴンサレスにTKO負けを喫している。 ＜決定対戦カード＞ ▼HEAT総合ルールヘビー級ワンマッチ　5分3R高阪 剛（ALLIANCE/日本）サシャ・ミリンコヴィッチ（CROCOPTEAM/クロアチア） ▼HEAT総合ルール・ライト級タイトル決定戦　5分3Rパーキ・PARKY（TEAM MADULSAN/韓国）草・MAX（TEAM CLIMB/日本）