スーパーフライ級(-53kg)王者同士が-55kgで対戦する
2026年6月6日(土)東京・EBARA WAVE ARENAおおた(大田区総合体育館)『OURO presents RISE WORLD SERIES 2026 TOKYO GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT STANDING TOURNAMENT Final』の前日公開計量が、5日(金)都内にて13:00より行われた。

セミファイナル(第12試合)のSuperFight! バンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで対戦する、初代RISE世界スーパーフライ級王者・大﨑一貴(OISHI GYM)は54.85kg、RISEスーパーフライ級王者・那須川龍心(TEAM TEPPEN)は54.9kgでそれぞれ計量をパスした。

この試合は9月に開幕を予定している-55kgのWORLD SERIES(世界トーナメント)出場者選考を兼ねた試合となる。
続いて行われた記者会見で、那須川は「この試合が決まって最初はこのタイミングでやるのかって考えたりもしたんですけれど、試合までの作ってる間にモチベーションも高く、過去一の自分が今回作れたのかなって思います。今回自分が勝たないとトーナメントが盛り上がらないと思ってます。大﨑選手は勝っても出るか出ないか分からないみたいな事を言ってるので、自分が勝たないといけないと思ってます。ここで勝って55㎏のトーナメントも獲って。自分が格闘技を変えようと思ってるので応援お願いします」との意気込み。

一方、大﨑は「いよいよ来たなって心境です。相手も仕上がって来てますが、世界王者として負けられない試合なので。何が何でもしっかりと勝ちます」と必勝を誓う。
身体つきが変わった印象がある、と言われた那須川は「55㎏のために、というか53㎏でも自分は小さい方なので、その身体作りの過程が出てきているのかなと思います。自分で見てるとあまり分からないんですけれど、周りの人から『デカくなったね』と言われる事があるので。他の人が見てデカくなってるという事なら成長しているのかなと思います」と、フィジカルトレーニングなどの成果が出ているのではないか、とする。

53㎏の時と比べて55㎏に向けて練習してきた期間での動きの違いはあったか、との問いには「特に変りもなく、普段の水抜きまでの減量がストレスなくできた感じですね」とし、「普段より減量の事を考えなくていいというか。53㎏だと体重を落とさなきゃって考えがよぎったりするんですけれど、今回は一切なかったのでそこの問題はなく。ストレスなく来れましたね」と、減量のことは考えず練習に集中できたという。
いつも派手に染めてきた髪色が、今回はブルーがかった黒色。その理由を聞かれると「単純に、僕も20歳になったのでちょっと大人っぽくしようかなってなっただけですね」と言い、それでは試合でも“大人な那須川龍心”を見せるつもりかとの問いには「そうですね。(白鳥)大珠くんを見習って、アダルティな試合を見せられたらなと思います」と笑った。

大﨑は那須川の体格について聞かれたが「しっかり仕上がってるなという印象ですけれど、全然問題ないかなという印象ですね」と、問題なしとする。53㎏の世界王者として何をアピールしたいかと質問されると「差を見せつける試合をしないといけないと思ってますし、そういう試合をしないといけないと思っています。試合を見て分かりやすいものにしたい。一番はKOですし、そうじゃなくても全ラウンド獲るつもりでいきます。もちろん狙いはKOですね。狙っていきます」と、KOを狙うと明言。
今回はスーパーフライ級の53.0kgよりも2kg重い55kgだが、大﨑の顔はげっそりとした印象。そのことについて聞かれると「毎回そうなんですけれど、見た目についてはいつも言われます。顔が凄い痩せるのでそうやって見られていると思います。調整の段階では良い感じで動けてはいるので、やっぱり53㎏と55㎏の2kgは大きいのかなと思いました。53㎏の時よりも最後までパワーが落ちずにずっと調整して来れたので、そこが一番大きいですかね」と、顔が痩せやすいのだという。

両者は今回の結果次第で(バンタム級の)55kgに階級を上げるつもりはあるか、と聞かれると那須川は「ここで勝てば53㎏でやる相手が居なくなるので、そこも考えたりします。今回やってみて、トーナメントも出てのそこでの肌感覚なところはありますね」と階級アップを視野に入れている様子。それに対して大﨑は「53㎏でも小さい方なので上げるつもりはないですね」ときっぱり。
今大会は65kgの世界トーナメントがメインとなるが、その決勝戦前に行われる自分たちの試合ではどのような違いを見て欲しいか、との質問に、那須川は「スピードが違うってところもありますし、展開が65㎏と違うものになると思います。レベルの高さであったりそういう所を見て欲しいですね」、大﨑は「注目されている試合ですし、僕たちだからこそ出来る試合があると思うので。僕たちの試合だったらフェザー級のトーナメントに負けない試合が出来ると思うので。見てもらえれば分かるんじゃないかなと思います」と、2人ともLFSトーナメントに負けない試合を見せるとした。

この試合に勝った場合のメリットは何か、と聞かれると那須川は「53㎏の世界王者と出来るのでRISEでの世界最強を証明できるのと、55㎏でもトーナメントに出られる。そういうむちゃくちゃな事をしていきたいので、そういう部分がメリットだと思いますね」と言い、大﨑は「次の(世界王座への)挑戦者と言われれば龍心選手だと思うので、そこに勝てばまた自分の格を上げられるのかなと思います」ということを挙げた。
敗れれば連勝記録が途切れる事になるが、那須川は「そこまで連勝に拘ってないというか。もちろんこのままずっと連勝できたら嬉しい事ですし、自分の価値も上がっていくので。ただ連勝というよりこの相手に勝ちたいとかに自分は価値を感じるので。ベルトより相手にモチベーションを持つ人間なのでそこにプレッシャーとかは無いですね」との考え。

逆に大﨑は敗れれば2連敗ということになるが「2連敗するとかのプレシャーはなくて、今は龍心選手に勝つ事だけを考えています」と、余計なことは考えていないとした。
また、-55kgのWORLD SERIESについて聞かれた伊藤隆RISE代表は「55㎏は日本にかなり強い選手が揃っている。外国人も強い選手を入れていきたいと思っていますが、国って枠には囚われていません。とにかく強い選手を入れていきたい。日本人4人・外国人4人ってパターンもありますけれど、日本人が強ければ5人、6人になる可能性もあります。とにかく強い選手を並べたいと考えています」と、国は問わず強い8選手をエントリーさせたいと語った。



