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インタビュー

【RIZIN】扇久保博正、震災から15年の東北大会で「多くの人たちにパワーと元気と勇気を与えたい」「気持ちの勝負になったら絶対に僕が勝つ」

2026/06/04 19:06
 2026年6月6日(土)宮城・ゼビオアリーナ仙台『RIZIN LANDMARK 14 in SENDAI』に出場する選手の個別インタビューが、4日(木)仙台市内にて行われた。  RIZINフライ級(57.0kg)タイトルマッチ 5分3Rで、神龍誠(神龍ワールドジム/ATT)の挑戦を受ける王者・扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)が防衛戦への意気込みを語った。 ダメージを与えて最終的にフィニッシュしたい ――現在の心境を教えてください。 「本当にどうしようもない少年だった自分がこの格闘技に出会って救われて、そして自分が育ってきた故郷の東北で明後日メインを張れるということは、何かやっとここまで来たなという心境です」 ――もう何度目かになりますが、神龍選手の印象を教えてください。 「スピードが凄いあって、アグレッシブな強い選手だなという印象です」 ――今回2度目の対戦になりますが、どんな展開をご自身で予想しているかも教えてください。 「どの展開になってもいいように練習してきたので、全部対応して出来るだけダメージを与えて、最終的にフィニッシュしたいと思ってます」 ――故郷を離れて何年? 「21年です」 ――故郷はどんな場所でしょうか。 「自然な山も海もあって、魚も美味しくて最高なところです」 ――自分の心の中の支え的なものという意味ではどういう場所ですか? 「やっぱり18年住んできて、さっきも言ったんですけれど、本当にどうしようもない少年だった自分が格闘技に出会って救われて、いろんな経験をして扇久保博正っていう人間を培ってこれた。心の拠り所というか、そういう場所です」 ――当日は応援団は何人くらい来るんでしょうか? 「200人ぐらい来ると思いますね」 ――久慈市からは何人ぐらいいらっしゃるんですか? 「バスを借り切って50人ぐらい来てくれると思います」 ――鹿糠(久慈後援会会長)さんも来ていただけるんでしょうか? 「はい。鹿糠さんも来てくれます」 ――鹿糠さんとは何か話したりしましたか? 「とにかく勝ってくれと。もうそれだけですね」 ――年齢こそ違うも夢を語り合った二人ですよね。 「そうですね」 ――他にも応援団の方も来てくれるそうですね。 「応援団の方もみんな来てくれます」 ――ご家族はどうでしょうか。 「家族も全員来ます。息子たちも両親も」 ――家族でいうと何人くらいですかね? 「妻の家族も含めてなので10人ぐらいですかね」 ――ターニングポイントになる一戦ですね。 「ターニングポイントだし、東北で戦えるってことが本当に僕は嬉しくて。そこでしかも仙台出身の神龍と戦えるってことは本当に嬉しいですね。なので特別な試合というか、俺の中で特別な試合です」 ――東北で戦うというのは何度目ですか? 「初めてです」 ――じゃあ最高の舞台だと思ったって思っていいですね。 「そうですね。本当にやっとここまで来たなという感じです」 ――今回、RIZIN初の東北大会ということで、震災から15年です。当時、扇久保選手は2011年4月に環太平洋のチャンピオンシップを戦ってますけれど、あれから15年後に自分が格闘技を続けているとは考えていましたか? 「思ってなかったですね」 ――続けられるとは思いましたか? あの後。 「本当に生きるっていうか、生活するっていうことしか考えられなかったので、未来のことはなかなか考えられなかったですね。あの時は」 ――もうすでに久慈を離れていた? 「そうです」 ――そこから今こうして東北大会で戦うということについて、どのように感じていますか。 「自分の故郷が岩手なんですけれど、でも東北が自分の中では全体が故郷だと思っているので。その中で震災とかもありましたし、いまだに震災で仮住宅とかで苦しんでいる人たちもいると思うので、そういう人たちにというか、子供たちにもだし、多くの人たちにパワーと元気と勇気を与えたいなと思ってます」 ――今回セコンドに内田タケル選手は入るんですか? 「入ります」 ――それはvs.神龍戦に向けてってことでしょうか? 「そうですね。でもタケルの方が強いと思うので。神龍対策としては一緒に練習してもらいました」 [nextpage] 守りに入らず攻める試合をしたい 【写真】2024年7月の初対決では、扇久保が判定勝ち――先ほど神龍選手のイメージとして、「選手として?」って聞き返したところがあったと思うのですが、それ以外のところがあるんでしょうか? 「いや、特にないんですけれど、後輩だったので、それだけですね」 ――今日ここに来て喋ってられることが、小さい頃からの思い出を喋られて、それでやっと地元で試合が出来て、一族が見に来てっていうと、この試合を最後っぽくするような雰囲気があるんですけど、それはないですよね。 「最後とかそういうのはないです。でも、もうここ数年は毎試合最後のつもりで戦ってるので、この試合も最後の試合になってもいいっていう覚悟で戦います」 ――とはいえ、東北大会はできることならば、毎年1回やるぐらいにはしたいというお気持ちはありますよね? 「めちゃくちゃありますね。今回1回目の東北大会なので、次につながるような試合を絶対にしようと思ってます」 ――そこの部分に関しては、神龍選手と通ずるものがあるという風でよろしいですか? 「どうなんでしょう。あるのかもしれないです」 ――先日のRoad to UFCで内田選手が勝利して、UFCでは鶴屋選手が勝利して、5月は太田忍選手も復活勝利を挙げられています。先ほどの会見では井上選手が扇久保選手につなげたいということをおっしゃってたんですけども、THE BLACKBELT JAPANの後輩選手たちの活躍はどういう刺激になってますか? 「神龍も後輩ですからね。そういう後輩たちの頑張りっていうのはやっぱり力になりますよね。僕はTHE BLACKBELT JAPANのリーダーだと思ってるので、その背中を後輩たちに見せたいなと思ってます」 ――神龍選手とは2年前に対戦されて、その後はATTに行かれたりとか、神龍選手もおそらく並々ならぬ覚悟で試合に臨んでくると思うんですけど、この2年間の神龍選手の成長は感じてますか? 「技術面もそうなんですけど、一番はメンタルが凄い変わってきて強くなってるなって思いますね」 ――そういう中で、神龍選手に一番上回っている部分はどういった部分だと分析されてますか? 「全部上回ってると思ってますけど、特に言うのであれば、やっぱり気持ちの部分と経験の部分、そこが上回ってるかなと思ってます」 ――王者として迎える防衛戦ですけれども、ベルトがない時の試合と比べて心境に違いはありましたか? 「チャンピオンとしていい試合しなきゃなっていうのはありますね」 ――具体的にいい試合というのはどういうものを見せたい? 「ベルトを獲ると結構守りに入るっていうのを今までの経験で知ってるので、僕は。だから攻める試合をしたいなと思ってます」 ――扇久保選手の念願だった東北大会ですけれども、今回始球式とかテレビ出演とかのプロモーションは挑戦者の神龍選手が多かったじゃないですか。自分も参加したかったみたいな思いもありましたか? 「そういう思いもありましたけど、頑張って盛り上げてくれたのでありがとうっていう感じですね」 ――今回、試合が終わったら今までのことを清算してすっきりさせたいという気持ちはありますか? 「どうですかね。終わって見なければそこは分からないですね」 ――その時の感情で発言したり行動したりすると。 「そうですね」 ――どのくらい防衛数を重ねていきたいと考えてますか? 「できるだけ多く防衛していきたいなと思ってます」 ――年内3試合ぐらいは? 「3試合ですか? ちょっと考えます」 ――先ほど神龍選手の成長した部分でメンタル面の成長とおっしゃってましたけど、神龍選手のメンタルの強さを警戒していますか? 「気持ちの勝負になったら絶対に僕が勝つので、その展開にもしなったら覚悟しとけよっていう、そういう気持ちですね」 ――むしろ自分の方が気持ちは常に上なので、そこを分からせるっていうか、それを彼に知ってもらうみたいな感じですかね。 「そうですね。試合の中で彼にも伝わるものが何かあればいいなとは思ってます」
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