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【K-1 KRUSH】女子格闘技レジェンド・山田真子が復帰戦の計量パス、17歳MOEは「パンチも蹴りも自分の方が強いところ見せる」

2019/11/08 12:11
2019年11月8日(金)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.107』の前日計量&記者会見が、7日(木)都内にて13:00より行われた。  第2試合の女子アトム級2分3R・延長1Rで対戦する、MOE(若獅子会館)は44.8kg、元J-GIRLSアトム級&元WBO女子世界ミニフライ級王者・山田真子(KINGS)は44.6kgでそれぞれ計量をパス。両者とも笑顔を浮かべてのガッツポーズをした。  山田は姉の紗暉と共に幼き頃から格闘技に打ち込み、空手、テコンドー、キックボクシングなどのアマチュア大会で活躍。2010年5月にJ-GIRLSでプロデビューすると、同年12月にLittle Tigerを破りJ-GIRLSアトム級王座に就いた。  2012年3月にはプロボクサーに転向し、2014年2月には韓国でWBO女子世界ミニフライ級王座を奪取。2014年5月、所属ジムとのトラブルから現役を引退。キックボクシング6勝無敗2分、ボクシング7勝(2KO)無敗とパーフェクトレコードを残して引退したが、今回約5年ぶりにキックボクシングで復帰を果たす。  山田は「明日は自分の戦いが出来れば勝てると思うので、会場に来てくださっている皆さんを楽しませつつ自分も楽しみながら勝利して、福岡まで帰ろうと思います。福岡のK-1ジムで練習させてもらっていて、K-1ファイターのK-Jeeさんともご一緒に練習させてもらったんですが、皆さんの協力のおかげで自分が思っていた以上に感覚が戻ってきたので仕上がりはばっちりです」と、復活に手応えを感じている様子。  対するMOEはこれがプロ4戦目(2勝1敗)。現役JKファイターとして2018年12月にKRUSH初参戦、現・女子アトム級王者の高梨knuckle美穂と対戦して判定負けを喫したが、2019年5月の2戦目では豊嶋里美から勝利を収めている。まだ17歳と今後が期待される女子キックボクサーだ。  MOEは「明日は自分の持っている力を全部出して勝てたらいいなと思います」と、全力で“女子格闘技レジェンド”に挑むつもり。  お互いの印象を改めて聞かれると、山田は「年齢が若い割には試合数も多いみたいで、試合慣れしているんじゃないかな。あと勢いがあるところがいいなと思います」、MOEは「試合動画がほんまに出てこなくて見れてないですが、絶対に強いと思うし身体もガッチリしていて強そうやなと思いました」と評するが、「普通にパンチとか蹴りも上手いと思いますが、パンチでも勝って蹴りでも自分の方が強いところを見せます」と両方で上回ると強気な発言。 「試合前、めっちゃ山田選手ばかり(メディアに)載っていて(苦笑)。強い選手やから勝ちたいです」と、初参戦で注目を浴びる山田に対抗心を燃やす。  女子アトム級は高梨knuckle美穂が王者として頂点に立ち、10月にはムエタイ戦士を相手に初防衛に成功している。 「試合は見ていないですが、結果だけは知っています。どんどん防衛されるにつれてベルトの価値も上がりますし、こっちのモチベーションも上がるのでそのまま持っていて欲しいですね。そして自分が獲りたい」と山田。MOEは「試合を見ていましたが、挑戦者も17歳で同い年なので凄いなと思いました。相手も強かったけれど高梨選手が強くて勝ったので凄いと思って。その高梨選手に挑戦してもう一回戦いたいです」とリベンジを誓った。  そして最後に、山田は「全試合の中で一番面白いと思う試合をします」、MOEは「明日は2人でめっちゃ面白い試合をします」と声を揃えて面白い試合をすると宣言した。
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