【ONE】武尊がファンへガッツポーズ、復活を誓う「この試合で日本のファンの皆さんの目の前で、最高の勝ち方で勝つ。最高に盛り上げます」“内助の功”も支えに

　2025年11月16日（日）東京・有明アリーナ『ONE 173』（U-NEXT配信）に出場する選手たちの記者会見＆公開練習が、12日（水）都内にて行われた。 　第12試合のONEフライ級（※61.2kg）キックボクシング3分3Rで、デニス・ピューリック（カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ）と対戦する武尊（team VASILEUS）は、明るい表情で登場すると公開練習ではスピードのあるパンチのミット打ちを披露。気合いのこもったパンチで、ミットを持つ渡辺雅和トレーナーは痛そうな表情を浮かべていた。 　武尊は公開練習を終えると集まったファンに向かってガッツポーズ。調子の良さをうかがわせた。 　会見では、今回ONEのサークルケージで戦うことについて「ケージは初なんですけれど、これだけ現役でやってきて、このキャリアで初めての経験が出来るのは楽しみなことでもあるし、それを想定した練習もしてきたので大丈夫かなというのと、思い切りケージを楽しもうというのと。あと僕はONEの日本大会でまだ勝ててないので、この試合で日本のファンの皆さんの目の前で、最高の勝ち方で勝つので当日は応援よろしくお願いします。最高に盛り上げます」と話すと、集まったファンから拍手が沸き起こった。 　会見後の囲み取材では「やっとだな、という感じで。相手どうこうというよりは、僕は本当、ONE日本大会でまだ勝ってないので、本当勝つことだけいつも考えて過ごしてる感じです」と、勝利に飢えているとする。 　調子が良さそうだが、と問われると「そうですね、前回が悪すぎたので。それに比べたら調子いいんじゃないかな」と、笑顔を見せた。 「身体のコンディションを整えるための食事だったりケアだったり、そういうのは今までより増やしているし、練習内容も怪我につながるような練習をなるべく必要なところだけやるようにして、変えてきた感じです」と、前回ロッタン戦の失敗から学んでコンディション作りを変えてきたとも。 　7月29日にタレントで女優の川口葵と結婚し、妻からのサポートは試合に向けて大きな力になっているか、との質問には「そうですね。今回だけじゃなくて、今までずっとやってもらってたので。最近表に出せるようになったっていうのもあるんですけれど、その支えがあって食生活も身体のコンディションも整えられてるので感謝しています」と、“内助の功”が力になっていると答える。 　負けられない理由が増えたのでは、と聞かれると「それは昔からですけれど、余計に強くなれました」とした。