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【PANCRASE】年内最終戦で4大チャンピオンシップが決定! ウェルター級で佐藤生虎がゴイチ・ヤマウチを相手に初防衛戦、ミドル級でサルドロフvs.佐藤龍汰朗、バンタム級で井村塁vs.田嶋椋、女子ストロー級でKARENvs.本野美樹の王座決定戦も=12月21日(日)立川

2025/10/30 21:10
 2025年12月21日(日)東京・立川ステージガーデンで開催される『PANCRASE 360』の第1弾決定対戦カードが発表された。  年内最終戦にしてビッグマッチの立川では、ミドル級、ウェルター級、バンタム級、女子ストロー級の4階級でチャンピオンシップが行われる。 ▼キング・オブ・パンクラス チャンピオンシップ ウェルター級 5分5R佐藤生虎(UNITED GYM TOKYO)王者)※初防衛戦 5勝1敗1NCゴイチ・ヤマウチ(ブラジル/ヤマウチチーム)1位 30勝7敗  4月大会での押忍マンとの王座決定戦で、剛腕から繰り出すパンチラッシュでダウンを奪い、パウンドアウトによる勝利で17代王者に輝いた佐藤。その勢いのまま5月のROAD TO UFCに挑むも、キット・キャンベルにキャリア初黒星を喫した。 (C)Zuffa LLC/UFC  その佐藤の初防衛戦に用意された相手は、紛れもない世界のトップファイター ゴイチ・ヤマウチ。PANCRASE初参戦となった4月大会で、階級を下げた前ミドル級王者・内藤由良を左ジャブ一撃でマットに沈め、会場を震撼させた。  PANCRASE勢に襲いかかる強豪外国人選手の中でも圧倒的な実績を誇るゴイチを、佐藤の剛腕がはじき返すか。それともゴイチが日本人ファイターに再び絶望を味合わせるのか。年内最終戦のビッグイベントに華を添えるワールドクラスのチャンピオンシップが実現! ▼キング・オブ・パンクラス チャンピオンシップ(王座決定戦)ミドル級 5分5Rコシム・サルドロフ(タジキスタン/ドロブファイト)1位 5勝佐藤龍汰朗(坂口道場一族)2位、2023NBT同級優勝、Fighting NEXUS初代同級王者 9勝1敗  9月大会で、平田旭をスラムで叩きつけてからのパウンドで秒殺し、衝撃のPANCRASEデビューを飾ったサルドロフ。攻撃の手を休めることのなく常に前に出続けるスタイルで5戦5勝5フィニッシュをマークしている。  対するは、久々のPANCRASE参戦となった7月大会で、元ウェルター級王者の林源平に判定勝ちし、その実力を見せつけた佐藤。打撃でも寝技でもフィニッシュできる力を持つ現在8連勝中だ。  実績的に申し分のない両雄による王座決定戦。格闘技界において吹き荒れる中央アジア旋風が、PANCRASEミドル級をも席巻するのか。それとも佐藤がその侵略に待ったをかけ、Fighting NEXUSとの二冠王に輝くのか。 ▼キング・オブ・パンクラス チャンピオンシップ(王座決定戦) バンタム級 5分5R井村 塁(ALMA FIGHT GYM PUGNUS)1位、2020年NBT同級優勝 13勝5敗田嶋 椋(OOTA DOJO)2位、2022年NBT同級優勝・MVP 9勝3敗  7月大会で高城光弘を負傷判定で下し、5月のROAD TO UFCでの敗戦から再起を果たした井村。  対する田島は、6月大会で当時負けなしの新鋭・山木麻弥に完勝し、強さに加え怖さを見せつけた。  両者は昨年3月立川大会で対戦し、互いの意地と意地がぶつかり合う大激闘の末、井村が判定で田嶋を下している。名勝負として高い評価を得た戦いの再戦が、チャンピオンシップの舞台で実現。  共にネオブラッドトーナメントを制し、近年のPANCRASEバンタム級戦線を牽引してきた両雄。現在のバンタム級頂点を決めるに相応しい二人による第6代王座決定戦。 ▼クイーン・オブ・パンクラス チャンピオンシップ(王座決定戦)ストロー級 5分5RKAREN(THE BLACKBELT JAPAN)1位、第4代王者 10勝2敗本野美樹(リバーサルジム横浜グランドスラム)2位、元DEEP JEWELSストロー級暫定王者 9勝5敗  ソルトの王座返上により、第6代女王を決する一戦が決定。  9月大会で王座への挑戦が決まっていたKARENだが、ソルトの怪我により試合は中止に。12戦の内ソルト以外には負けなし、現在4連勝中の第4代女王。16歳からPANCRSEに参戦し、キャリアを積み重ねてきた。24年9月の前戦ではエジナ・トラキナスに判定勝ち。  対するはDEEP JEWELSで活躍し、PANCRASE電撃参戦となった本野。3月大会では、苦しみながらも第3代女王の藤野恵実を判定で下した。DEEP JEWELSの他に、Eternal MMA やROAD TO UFCに参戦するなど世界の舞台にも挑んでいる。  フィニッシュ力を備えた両者の激突。新たな時代を切り拓くクイーン誕生の瞬間を見逃すな。 ▼ライト級 5分3R粕谷優介(総合格闘技道場CROWN)3位 14勝10敗2分 ISAO(NEVER QUIT)第5代ライト級&第8代フェザー級、2009年NBTライト級優勝 27勝7敗4分  3月大会では、初参戦となったラファエル・バルボーザ相手に不運な反則膝蹴りのダメージもあり、ダースチョークで敗れた粕谷。  一方、4年ぶりのPANCRASE参戦となった7月大会で、カリベク・アルジクル ウルルの右フックでKO負けを喫したISAO。  共に前戦では、PANCRASEで猛威を振るう強豪外国人選手に屈しているが、粕谷はUFC、ISAOはBellatorとともに世界レベルを知る。  両者は2017年12月大会においてフェザー級で対戦し、ISAOが判定勝利を収めている。今回ISAOが約11年ぶりにライト級に階級を戻したことにより、注目の好カードが再び実現した。 ▼ライト級 5分3R松岡嵩志(パンクラスイズム横浜)14勝11敗神谷大智(BRAVE GYM)6勝1敗1NC  4月大会でオタベク・トキロフとの対戦が予定されていたが、自身の怪我により無念の欠場となった松岡。2021年から4年連続年間戦績が1勝1敗と、あと一歩突き抜けられない。  神谷は柔道で培った技術を武器にPANCRASEで4連勝を飾り、今年5月にはROAD TO UFCに参戦するも、キム・サンウクにキャリア初黒星を喫している。  試合期間が空いたことにより現在ランキングから外れているが、共にランカーに名を連ねていた実力者同士。この一戦で勝利を掴み、再浮上を果たすのは……。 ▼フライ級 5分3R浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉&TEAM CAT)10位、Fighting NEXUS第3代王者 6勝6敗岸田宙大(パンクラス大阪稲垣組)11位 4勝2敗  4月大会で、7月のチャンピオンシップに駒を進めた大塚智貴に判定負けの浜本。7月大会で、第7代王者・猿飛流に判定負けの岸田。共にトップ戦線目前で足踏みを強いられた両者。  MMA転向前にキックボクシングやラウェイのタイトルを獲得し、RIZINでは那須川天心とも拳を交えた打撃のスペシャリスト・浜本。柔術全日本選手権優勝の実績を持ち、22歳の若さで黒帯を獲得した寝技のスペシャリスト・岸田。 自身の武器をどれだけMMAに融合出来ているか、戦術と技術の激しいぶつかり合い。 ▼プレリミナリーファイト フライ級 5分3R前川 慧(HIDE OUT)1勝小澤武輝(NO FACE GYM)1勝
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