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【UFC】平良達郎「来年ベルトを獲るために勝つ」×ブランドン・モレノ「俺は準備できてる」=12.6『UFC 323』

2025/10/22 01:10
 2025年10月19日(日)、沖縄ミュージックタウン音市場にて『Lemino修斗.2』が開催され、第6試合後に元修斗世界フライ級王者で、現UFCフライ級5位の平良達郎(THE BLACKBELT JAPAN)がケージイン。12月6日(日本時間7日)の『UFC 323』で同級2位のブランドン・モレノ(メキシコ)との対戦に向け、“次期挑戦者決定戦”の思いで試合に臨む決意を表した。  15日のカード発表時に「次戦決定!! 勝って上に行く」とだけ記していた平良は、地元・沖縄のケージに上がると、「ほんとうに2位の選手とやれるということですごく嬉しくて、これを勝って来年ベルトを獲るために頑張ります」と意気込み。  まだ、カード順は正式発表されていないが、「パントージャvs.ヴァン、僕の2個先にフライ級のメインイベントがあるので、そこに負けない試合をしたいと思います」と、同日のコメインに予定されているフライ級タイトルマッチの前の試合で負けない内容で存在をアピールするとした。  この構図は、6月の『UFC 317』の第9試合でブランドン・ロイバルに勝利したジョシュア・ヴァンが「俺たちは常にトップを狙っている。世界に見せる時が来た。ダナ(UFC代表)、今夜の勝者(パントージャvs.カラフランス)とフェイスオフさせてくれ」と、王座挑戦をアピールして、続くコメインをケージサイドで見守ったときと同じだ。  タイトルマッチでカラフランスを1R リアネイキドチョークに極めて4度目の王座防衛に成功したアレッシャンドレ・パントージャは、ケージサイドで試合を観ていたヴァンを「ジョシュア、来いよ」と招き入れ、フェイスオフをかわし、後に12月ラスベガスT-モバイルアリーナ大会での王座戦が正式に発表されている。  次に王者を指名するのは、自分──そういう思いが平良にある。 「次の試合が次期挑戦者決定戦になるのでは?」と問われた平良は、「そういうつもりで僕は試合に挑みます」と、力強く答えている。  そして、21日、これまで多くを語らなかったモレノも動き始めた。1週間前に練習仲間のフアン・ディアスがスピニングバックエルボーでクォン・ウォンイルをKOしたばかり。「なんて素晴らしいUFC契約獲得の仕方だ!! おめでとう兄弟 @juandiazmma 、君が努力を実らせた姿を見られて、どれほど嬉しいか言葉にできないよ」と記していたモレノは、次は自分の番として、「ついに待ちに待った日が来たぞ、みんな。12月6日に会おう @t.tatsurooo6(平良達郎)」と、あらためて平良に呼びかけ。そして、日本語で「俺は準備できてる」とすでに準備万端であることを記した。  平良も沖縄では、ボクシングをベースに持つ第13代修斗世界バンタム級王者の齋藤奨司(FIGHT FARM・写真下)を招聘して練習。さらに12月決戦に向けて、再びコロラド州デンバーのハイアティテュード・マーシャルアーツでのファイトキャンプに向かう予定だ。  平良は12月の大一番に勝利し、王者をコールアウトできるか。 【写真】平良達郎と岡田遼の対談が掲載された『ゴング格闘技』No.340。(電子版)
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