MMA
ニュース

【修斗】連続KO勝利の轟轟vs.4戦負け無しのシャ・ランディ。フライ級で岡田嵐士vs.恐山陸奥太郎、KNOCKOUT帰りの前田壮吉vs.藤井愛斗。バンタム級・一條貴洋vs.藤田ムネノリも=11月16日(日)全11試合が決定

2025/10/21 21:10
 ウェルター級とフライ級のW世界王座戦、そして新井丈vs.田上こゆるのスーパーファイト等が発表済みの、11月16日(日)『プロフェッショナル修斗公式戦 2025 Vol.9』東京・後楽園ホール大会の追加対戦カードがリリースされた。 ▼フェザー級 5分3R轟轟(同級世界10位/総合格闘技道場コブラ会)シャ・ランディ(TRIBE TOKYO MMA)  フェザー級で注目の一戦が決定した。強靭なフィジカルと堅実な試合運びで連続KO勝利中の轟轟(総合格闘技道場コブラ会)と、長南亮代表率いる“練馬ピラニア軍団”で異彩を放つシャ・ランディ(TRIBETOKYOMMA)が激突する。  轟は連勝で迎えた昨年末の大阪大会で石原“夜叉坊”暉仁との一戦で1R KO負け。世界で戦ってきた夜叉坊の前に屈することとなったが、そこからグ ジユン、ヨシ イノウエを相手に2連続KO勝利。敗戦を自身の糧として見事に消化し、V字回復を果たした。  一方、シャ・ランディは打撃をベースにゲームメイクするTRIBE勢が多い中、極めへと誘う戦法を用いるグラップラー。24年3月にメイヘム和成にリアネイキドチョークで一本勝ち後、10月に浜松ヤマトをバギーチョークで極めて2連勝。  そして、ポイントとなったのは25年3月に行われた、たておとの一戦。高度な寝技を駆使し、互いに一進一退の攻防を展開するも双方決め手に欠き、判定ドローに。  その後、たておは9.21ニューピアホール大会で上原平(リバーサルジム横浜グランドスラム)を破り、新環太平洋王者へと登り詰めており、シャ・ランディは王者と実力的には遜色ないものを備えていると言えなくもない。  25年9月の前戦『TTF Challenge 11』でシャ・ランディは石田裕星にリアネイキドチョークで一本勝ちで再び白星を重ね、4戦1分の負け無しとした。  また、24年8月に行われた『TTF CHALLENGE 10』では、シャ・ランディと同門の狩野優が轟轟に判定で敗れており、轟轟との一戦にはリベンジの意味合いもあるだろう。  フェザー級のトップには“絶対王者”SASUKEが君臨しており、それ以下はたておが頭少し出てはいるが誰が抜け出してもおかしくない状況だ。トップ下に割って入るには、まずこの一戦に勝利することが必要だろう。 [nextpage] ▼フライ級 5分2R岡田嵐士(リバーサルジム新宿Me,we)恐山陸奥太郎(TEAN SALT)  フライ級4連勝から中池武寛にTKO負け後、9月のLemino修斗で古賀優平に判定勝ちで再起を果たした岡田嵐士(リバーサルジム新宿Me,we)。  対するベテランの恐山陸奥太郎(TEAM SALT)は、24年3月に高岡宏気に2R TKO負けも25年5月に輝龍に判定2-0で勝利している。 [nextpage] ▼フライ級 5分2R前田壮吉(リバーサルジム横浜グランドスラム)藤井愛斗(パラエストラ小岩)  同じフライ級で、KNOCKOUTに参戦したばかりの前田壮吉(リバーサルジム横浜グランドスラム)が、藤井愛斗(パラエストラ小岩)と対戦。  前田は24年3月の修斗で一杉芳樹に1R TKO勝ち後、25年9月のKNOCKOUT UNLIMITED -57.0kg 1DAYトーナメント準々決勝で福田貴也に判定勝ちすると、同日の準決勝で今村流星に2R TKO負け。藤井は、2025年8月の「越後風神祭り15」で本多 弥彦 直樹にドローとなっている。 [nextpage] ▼バンタム級 5分2R一條貴洋(ストライプル南相馬Play ground)藤田ムネノリ(SUBMIT MMA)  一條貴洋(ストライプル南相馬Play ground)は、25年4月に宮澤 ゴリラ 和郎に2R KO勝ち後、8月に青井心二に1R TKO負けからの再起戦。  藤田ムネノリ(SUBMIT MMA)は、25年3月に塚本竜馬にリアネイキドチョークで一本勝ち後、9月の『TTF Challenge 11』で千種純平に判定勝ちで2連勝中。  これで全11カードが出揃った、11月16日の後楽園ホール大会。修斗BASEオンラインショップでは、10月31日まで早割が行われている。 [nextpage] プロ修斗公式戦 2025 Vol.9 全11カード 2025年11月16日(日)東京・後楽園ホール[開場]17:00[開始]18:00 ※開場中にOPファイト実施予定 ▼世界ウェルター級王座統一戦5分5Rエルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル/ノヴァウニオン)同級世界王者・2度目の防衛戦 21勝9敗住村竜市朗(日本/TEAM ONE)同級暫定王者 25勝8敗1分 ▼世界フライ級チャンピオンシップ 5分5R関口祐冬(修斗GYM東京)王者・初防衛戦 17勝10敗6分亮我(ゴンズジム)挑戦者・世界1位 9勝1敗2分 ▼フライ級 5分3R新井 丈(和術慧舟會HEARTS)前世界フライ級王者田上こゆる(BLOWS)現世界ストロー級王者 ▼フェザー級 5分3R轟轟(総合格闘技道場コブラ会)同級世界10位シャ・ランディ(TRIBE TOKYO MMA) ▼インフィニティリーグ2025 ストロー級 5分2R旭那 拳(THE BLACKBELT JAPAN)勝ち点9マッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)勝ち点0 ▼インフィニティリーグ2025 ストロー級 5分2R黒部和沙(TRIBE TOKYO MMA)勝ち点8田口惠大(RISING SUN)勝ち点4 ▼フライ級 5分2R岡田嵐士(リバーサルジム新宿Me,we)恐山陸奥太郎(TEAN SALT) ▼フライ級 5分2R前田壮吉(リバーサルジム横浜グランドスラム)藤井愛斗(パラエストラ小岩) ▼バンタム級 5分2R一條貴洋(ストライプル南相馬Play ground)藤田ムネノリ(SUBMIT MMA) ▼2025年度新人王決定トーナメント フェザー級準決勝 5分2R飯野雄斗(THE BLACKBELT JAPAN)本松 要(MASTER JAPAN YAMAGUCHI) ▼2025年度新人王決定トーナメント フェザー級準決勝 5分2R垂水稔朗(FORCE GYM)辻 純也(ISHITSUNA MMA)
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント