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【KNOCK OUT】大沢文也が軍司をKOしたゲーオガンワーンと“ヒジあり”で対戦「僕が延長で勝つんですよ。そこまで見えています。まあ、いつも通りつまらない試合なんですけれど(笑)」

2025/10/07 18:10

大沢が語る勝利へのシナリオ


 大沢はK-1でゴンナパー、デンサヤーム、ペットサムイと3度タイ人選手との対戦経験があり、「ゴンナパーはやりやすかったです。デンサイアムはめちゃくちゃやりづらかった。ペットサムイはやりづらさはなかったですね。(vs.ムエタイで警戒するのは)首相撲だけかなと思っています。あとは左ミドルだったり。でも左ミドルが得意な選手とばかり練習していて。周りに十中八九負けるんじゃないって言われていますが、なんか普通に勝っちゃうんじゃね? って思うんですよね」と、自信があるという。

 するとここで大沢は、自分の勝利へのシナリオを語り始めた。「ムエタイだからタイ人のレフェリーがあっちにつけて、日本人は僕なんですよ。それで本戦1-0で延長に行くんですけれど、僕が延長で勝つんですよ。そこまで見えています。まあ、いつも通りつまらない試合なんですけれど(笑)」


【写真】究極打撃格闘技ルールのUNLIMITEDでもMMAファイターに勝利した大沢

 今後もREDでの試合をやっていきたいのかとの問いには「そういうわけではないんですけれど、見据えている先が国内なら久井選手。最近REDルールで試合をしているので。僕的にはBLACKルールで試合したいけれどREDでも見据えている先を見て練習しています」とした。

 UNLIMITEDルールでも試合をしているが、今はどんな練習をしているのか、と聞かれると「6月の後はMMAの練習はやっていなくて。左肩の怪我があったのでリハビリで、9月入ってからちょっとずつ動けるようになった感じなので、まだあまりガッツリとした練習はしてないです。昨日から追い込みが始まりました。それまでは右ばかり練習していましたね。もしかしたら、右の使い方が凄く上手くなったので、僕がサウスポーになって右のジャブを打つかもしれないですよ」と明かす。


 今回も激闘より泥試合を選ぶのか、と問われると「KNOCK OUTはどの試合も面白いじゃないですか。だから、僕みたいなつまらない試合があればあるほど他の試合が盛り上がると思うんですよね。10試合あって全部が面白いなんて神興行はなかなかないでしょう。僕みたいなトイレタイムの試合があった方がいいんです」と独自の理論を話したが、山口代表から「メインイベントかな」と言われると「ならさらちょうどいいです」とする。

 その理由は「僕の試合を見てつまらないなと思ってトイレに行くことがないじゃないですか。1試合くらい我慢できません? いろいろなスタイルの選手がいるから、僕みたいな選手がいるから他の選手が目立つっていうのは絶対にあると思う。他の選手が凄い面白い試合するから、僕みたいなつまらない試合が逆に目立つというのがあると思う」と、これも独自の解釈を力説した。

 また、現REDライト級王者ゴンナパーへの挑戦も見据えているのか、との質問には「いつかリベンジしたいと思っています。僕は分析力があると思っているけれど、自分はゴンナパーと久井選手とやるなら久井選手の方が勝つのは厳しいかなと思っています。Krushでゴンナパーとやった時は負けた気もしなかったので、もちろん見据えています」と答える。

 そして、12月30日のビッグマッチ出場も見据えているのかとの問いに「もちろん。今回勝って年末はUNLIMITEDで締めます。僕がもう一個目標というか、達成したいことがあって。前にRED、BLACK、UNLIMITED(の3種目制覇)と言ったけれど、それにプラスして60kgにも全然落とせるので、同時2階級王者、獲れるベルトは全部獲っていこうと思います」との大きな野望を口にした。

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