キックボクシング
レポート

【Stand up】新人王決定戦4階級で1回戦、浅野裕雅、大久保祐、小柳俊和がTKO勝ちで初戦突破

2025/10/03 18:10
Stand up実行委員会「Stand up vol.31 King of Rookie2025」 2025年9月28日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX ▼第8試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -65kg契約 3分3R延長1R 〇太陽(K'Bスポーツジム) 判定3-0 ※30-27、30-28×2×トミーケン(フィリピン/ウエストスポーツジム)  6戦3勝(3KO)3敗の21歳・太陽と、4戦2勝2分のトミーケンの一戦。  1R、178㎝の長身の太陽は強烈な右ロー。パンチ勝負のトミーケンはローも散らしていく。トミーケンはボディストレート、右ローでトミーケンを下がらせる。  2R、左ミドル、伸びのあるパンチで下がらせる太陽は右ハイ。接近戦の打ち合いでは右フックを当てる太陽は飛びヒザからパンチ連打、胴回し回転蹴りで勝負に出る。手の出なくなったトミーケンは下がる展開となり、太陽の手数は止まらない。  3R、パンチを振り回すトミーケンに、太陽は飛びヒザ二連打、バックスピンキック、パンチ連打、左ハイと多彩な攻め。一方的に打たれるトミーケンは耐えながらパンチを返す。太陽は最後まで圧倒するが、倒し切れず。太陽が大差を付けて判定勝ちした。 [nextpage] ▼第7試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -63kg契約 3分3R延長1R ×KENGO(HAYATO GYM) TKO 1R 1分54秒 ※レフェリーストップ 〇浅野裕雅(Y'ZD GYM)  2戦1勝1敗のKENGOと、3戦3敗の浅野の一戦。1R、パワフルな打撃で前に出るKENGOに対し、浅野もパンチで応戦。押されていた浅野だったが、一気にパンチのラッシュでKENGOを追い込んでダウン奪取。そのままレフェリーがストップし、浅野が4戦目で初勝利した。 [nextpage] ▼第6試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -60kg契約 3分3R延長1R ×堀佑太郎(IDEAL GYM) 判定0-2 ※28-29×2、28-28〇G-REX(TEAM TEPPEN)  3戦2勝(1KO)1敗の堀と、6戦3勝3敗のG-REXの一戦。  1R、オーソドックスに構える両者。堀は右ミドル、右ストレート、G-REXはワンツーを飛ばす互角の展開。2R、前に出るG-REXが右ハイでダウン奪取。巻き返しを狙う堀がワンツーで詰めるも、G-REXは組んで追撃を許さない。再び右ハイで堀に尻もちを付かせたが、ノーダウン。堀は前に出てパンチを振るうもゴング。  3Rも堀がパンチ連打も、G-REXはパンチを当ててすぐに組んで攻撃を寸断させる。堀は前に出るものの組まれてしまい、攻めあぐねる展開となり、焦りからか組んでくるG-REXの後頭部にパンチを見舞ってしまう。1Rにダウンを奪ったG-REXが判定勝ちした。 [nextpage] ▼第5試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -51.5kg契約 3分3R延長1R ×小池 空(IDEAL GYM) TKO 3R1分14秒 ※レフェリーストップ 〇大久保祐(修徳会)  3戦3勝(1KO)の17歳・小池と、2戦2勝(1KO)の18歳・大久保の無敗新鋭対決。  1R、小池は左右ミドル、大久保は大振りのパンチを振り回してお互いにアグレッシブに技を交換する展開。  2R、大久保は小池をコーナーに詰めてパンチのコンビ。小池は返していたが、手数で上回る大久保の前に、小池は被弾する場面が増える。ロープに詰める大久保が連打も、耐えた小池が左ミドルを返して退かない。  3R、前に出る大久保に、小池はワンツー連打。大久保はさらに連打をお見舞いしダウン奪取。再開後も、大久保はダウンを奪い、さらに追い込んだところでレフェリーがストップ。大久保がTKO勝ち。今大会のMVP賞も獲得した。 [nextpage] ▼第4試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -60kg契約 3分3R延長1R ×細野登弘(新潟誠道館) TKO 1R 1分58秒 ※レフェリーストップ 〇小柳俊和(BANGBANG GYM)  13戦3勝(2KO)10敗の細野と、3戦2勝(1KO)1敗の小柳の一戦。  1R、ローを出しながら距離を詰める小柳に、細野は右ミドル。小柳は一気に出ると、パンチのラッシュを仕掛けてダウンを奪う。防戦一方の細野に、小柳が連打を見舞うとレフェリーがストップ。小柳のTKO勝ち。 [nextpage] ▼第3試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -55kg契約 3分3R延長1R 〇三橋空良(サクシードジム) 延長R 判定3-0 ※10-9×3×志水 薫(マスタージム) ※本戦の判定は28-28×2、28-27 3戦1勝2敗の20歳・三橋と1戦1敗の18歳・志水の新鋭対決。  1R、三橋は遠い距離から一気に飛び込んで左ストレート、サイドキック。左ハイを当てた三橋に対し、志水はガードを固めながら前に出てカウンター狙い。終盤、三橋が左ストレートでぐらつかせたが、志水は右ストレートを即座に返してダウンを奪った。  2R、掛け蹴り、左ハイ、左ミドルの三橋に、志水は防御を固めて前進し三橋の蹴り終わりに蹴りを返す。このラウンドは三橋ペース。  3R、志水がプレスをかけ、三橋は下がりながらも左ストレートを返す。志水が詰めたところ、三橋はバックブローでダウンを取り返す。本戦はドロー。  延長R、志水が前に出て攻撃を散らすがローブローで試合中断。再開後、志水がワンツーで追い、三橋は下がりながらパンチ、ミドルを返し、志水はアグレッシブに攻めるが最後まで捕えきれない。判定で三橋が勝利した。 [nextpage] ▼第2試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -55kg契約 3分3R延長1R ×金山恵人(TARGET)延長R 判定1-2 ※10-9、9-10×2〇深見龍雅(B MAKE)※プロデビュー戦 ※本戦の判定は28-28×3 3戦2勝1敗の金山と、今回がプロデビュー戦となる深見の一戦。  1R、深見が右ロー、細かいパンチで前進し、金山は右ローを返す。パンチを振り回す深見は右ストレートでダウンを奪う。立ち上がる金山を仕留めにかかった深見だが、1R終了のゴング。  2Rも、前に出る深見がパンチ連打。金山もパンチを返しては組んでのヒザ。金山のパンチが徐々に入り始めた。  3R、前に出る深見に、金山は蹴りを上下に散らしてパンチにつなぐ。金山は左ストレートをヒットさせたが、倒れない深見も大振り。最後に、金山がパンチ連打、バックブローで追い込み、深見は劣勢に。本戦はドローとなり、延長Rへ。  延長R、金山は左ミドル、深見のパンチを交わして左ストレート。深見も気持ちを見せるようにパンチを振り、金山が細かい連打を当てて押し込む。判定2-1の僅差で深見が勝利した。 [nextpage] ▼第1試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -51.5kg契約 3分3R延長1R ×新井昴弥(TenCloverGym) 判定0-3 ※28-29、28-30、29-30〇日原愛弥(FASCINATE FIGHT TEAM)  8戦1勝5敗2分の29歳・新井と1戦1勝の18歳・日原の一戦。  1R、日原が右ロー、パンチを散らしながらプレスをかけ、新井はテンカオ、右ストレートを強振。終盤には、日原がラッシュを仕掛ける。  2R、日原が右ロー連打。新井が打ち合いを誘うと、日原も一歩も退かない。日原がガンガン前に出てコーナーに追い込みパンチ連打すると、新井にドクターチェック。再開後、新井の連打がヒットする。  3R、お互いに前に出て打ち合う展開。日原が新井をコーナーに詰めてパンチ連打、左ハイ。耐える新井は出血が激しく、2度目のドクターチェックが入った。再開後、打ち合いから新井は飛びヒザ。最後まで日原が仕留めにいく姿勢を見せたが、時間切れ。新井が判定勝ち。
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