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インタビュー

【K-1】無敗のドイツ人ファイター・モリーナ「誰もお前を助けられない。リングの中は、俺とお前だけだ」

2025/09/03 12:09
 2025年9月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2025』において、16名参加の「K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント開幕戦」が行われる。  同トーナメントでアルフォセヌー・カマラ(セネガル/Emergence Le Havre) と対戦するアルビオン・モリーナ(ドイツ/Gladiators Gym)のインタビューが主催者を通じて届いた。  モリーナは、ザ・グラディエーターと呼ばれる“稲妻拳闘士”。出身はアルバニアだがドイツのキックボクサーだ。公式では18戦18勝(11KO) と無敗だが本人の申告では32戦32勝無敗(17KO)となっているため、これはボクシングやアマチュアも含まれている可能性がある。KOするパンチを持っているため、K-1ルールへの適性は高そうだ。 自分の最大の武器は“爆発力” ――何歳からどんなキッカケで格闘技を始めたのか教えてください。 「5歳の時に、キックボクシングを始めました。私は格闘一家に生まれ育ちました。格闘技は血の中に流れているんです」 ――自分の武器、得意な技は何ですか? 「自分の最大の武器は“爆発力(エクスプローシブ)”です。それこそが、他の選手と自分を差別化するポイントです」 ――対戦相手よりも優っている点を教えてください。 「自分のパフォーマンスがすべてを語ってくれます」 ――K-1に対しては、どんなイメージがありますか? 「子どもの頃からK-1を知っていて、家族全員でよく観ていました。70kgの世界トーナメントは、強豪選手が揃い、アクション満載の爆発的な大会になると思います」 ――日本で試合をするモチベーション、戦う意義を教えてください。 「日本で試合をすることは自分にとって名誉です。ずっと夢見てきた舞台であり、この瞬間のためにずっと渇望してきました」 ――ドイツのキックボクサーには、ステファン・レコやハリッド“ディファウスト”などがいますが、彼から影響を受けた部分はありますか? 「彼らから直接影響を受けたことはありません。自分に本当のインスピレーションを与え、成長させてくれたのは従兄弟のダルダン・モリーナです。彼のトレーニングや戦いぶりを常に見てきました。彼が一番のロールモデルです」 ――ドイツ人の強さの秘密を教えてください。 「一つの要素だけではありません。トレーニングが鍵です。選手それぞれにやり方はありますが、自分のトレーニングは最強だと自信を持っています。これは、コーチのジェンティアンやタイフン、従兄弟のダルダン、そして父のおかげです」 ――目標や参考にしているファイターがいれば教えてください。 「先ほども話しましたが、私のロールモデルは従兄弟のダルダン・モリーナです。彼のトレーニングや試合をいつも見てきました。彼は世界的にもっと評価されるべき選手です」 ――対戦相手へメッセージを。 「俺は準備万端だ。これは戦争になることを覚悟しておけ。誰もお前を助けられない。リングの中は、俺とお前だけだ」 ――最後に日本のファンへメッセージをお願いします。 「日本に来て、皆さんに会えるのは大きな名誉です。リングの中では、自分のすべてを出し切ります。試合を楽しんでもらい、自分のエネルギーを感じてもらえたら嬉しいです。応援ありがとうございます!」
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