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【RIZIN】フライ級GP総選挙まであと3日。伊藤裕樹・扇久保博正・神龍誠が公約を発表、元谷友貴は盟友がバックアップ、ガジャマトフは30時間かけて来日

2025/08/16 12:08
「RIZIN WORLD GP 2025 FLY WEIGHT TOURNAMENT 2nd ROUND総選挙」(以下、フライ級GP総選挙)まで、あと3日(8月19日)と迫った。  フライ級GP総選挙は、2025年9月28日(日)愛知・IGアリーナ『RIZIN.51』にて行われる「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級(57.0kg)トーナメント準決勝」進出者4名を決めるためのもの。  7月27日の『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』で行われた1回戦を勝ち上がった5人の中から、1選手がファン、記者、有識者らの投票によりリザーブ戦に回る。「総選挙」のルール等は、選挙日当日に発表。  このフライ級GP総選挙へ向けて、各選手がそれぞれの反応を見せている。  まず、1回戦でエンカジムーロ・ズールー(南アフリカ)を判定3-0で破るも、試合後に総選挙への不安を口にしていた伊藤裕樹(ネックス)が、2日から自身のSNSとYouTubeチャンネルにて選挙活動を開始。SNSには選挙風ポスターを公開し、「しょっぱい想いはさせない糖」として「フライ級に明るい未来を」と「1.誰よりも面白い試合します 2.選挙だからと媚を売りません 3.NO塩試合」との公約3選を記した。  YouTubeでは選挙活動の様子を動画で公開したり、その後も警察官のコスプレで「選挙法違反を取り締まります」などとしたり、積極的な活動を行っている。  これに対抗するかのように、1回戦でホセ・トーレス(米国)を判定3-0で破った扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)が12日に自身のSNSにて選挙風のポスターを公開。「こんなことするために格闘家になったんじゃない 清き1票、お願いします」と複雑な心境を吐露しながらも投票を呼びかけ、「扇久保博正 漬けると言ったら、漬け切る。塩漬けに市民権を! 強いヤツとしか闘いません」とアピール。伊藤の「NO塩試合」に反論する形だ。  1回戦でヒロヤ(ジャパントップチーム)を判定3-0で破った元谷友貴(アメリカントップチーム)は、その性格からか際立つアピールはなかったが、盟友である寒天たけしが一肌脱いだ。 「元谷くん俺、勝手に作ったからね!」と選挙風ポスターを制作して公開。バックアップしている。  1回戦で山本アーセン(KRAZY BEE/NAUGHTY HOUSE)を1R2分55秒、ギロチンチョークで破った神龍誠(神龍ワールドジム)は、早くからSNSにてアピールを開始。伊藤が選挙活動を開始した2日に「ハエが元気な季節になりましたね。エンタメ売りのハエがぶんぶんうるさいんで選挙通ったら徹底的に駆除します。これが僕の公約です」とし、ファンが制作してくれたという選挙風ポスターを「絶対に公約を守る男。神龍誠に清き1票をお願いします」と自身のSNSにも紹介した。  こうなると、1回戦で征矢貴(THE BLACKBELT JAPAN)を3R2分39秒でTKOした唯一の外国人選手、アリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン)はアピール出来ず不利。そもそも日本で他の4選手がアピール活動をしていることも知らないだろう。それでも、その試合内容と総選挙のために30時間かけて来日するというエピソードでファンのハートをつかむかもしれない。  それぞれのアピールが実を結ぶか。運命の投票日は8月19日(火)だ。
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