【DEEP】ホベルト・サトシ・ソウザの秘蔵っ子・渡邊花美がMMAデビュー、大井すずに一本勝ちした渡辺真央と対戦。ほか16カード発表＝10月5日（日）『DEEP HAMAMAT...

幼少期からサトシらの指導を受けて来た渡邊花美。高校生になった今でもボンサイ柔術で練習している。（写真提供＝Hanami Watanabe）

　2025年10月5日（日）静岡県浜松市のアクトシティ浜松展示イベントホールにて開催の『DEEP HAMAMATSU IMPACT 2025 2nd ROUND』のカードが発表された。

　5月25日の『DEEP JEWELS 49』で大井すずに一本勝ちした渡辺真央（POLOR GYM）が、ボンサイ柔術の“天才女子”渡邊花美と対戦するJKファイター対決など、下記16カードが発表されている。

▼DEEP JEWELS 49kg 以下3分2R アマチュアSルール
渡辺真央（POLOR GYM）
渡邊花美（ボンサイ柔術）

　渡辺真央は、アマチュア修斗関西選手権、アマチュアGLADIATOR等に出場。GLADIATORでは、横三角での一本勝ちを極めるなど寝技にも長けたMMAグラップラー。

　25年5月の『DEEP JEWELS 49』では、レスリングインターハイ2連覇の大井すずを相手にオーソからの右の蹴り、テイクダウンされても下からバギーチョーク、三角絞め、最後は腕十字でタップを奪うなど、落ち着いた試合運びで勝利し、一躍、名を知らしめた。

　対する渡邊花美は、ボンサイ柔術所属でホベルト・サトシ・ソウザの秘蔵っ子。幼少期からサトシの直接指導を受けて育ち、小学校、中学校を卒業し、浜松湖南高校に入学しても柔術を続けて、近年では2024年のIBJJFアジアジュブナイル2 青帯オープンライト優勝・階級別準優勝。RIZIN『柔術甲子園』で優勝。2024年12月のSJJIFワールドでは、女子ジュブナイル青帯ライトフェザー級優勝、そしてノーギでも2025年コパブルテリアノーギ女子アダルト青帯ライトフェザー級で優勝を果たしている。

　目標は、先生であるサトシやクレベルが活躍するRIZINで戦うこと。

　MMAで戦うために、打撃練習にも取り組み、当初は、2025年5月のDEEP浜松大会でMMAデビュー予定も相手が見つからず。『RIZIN甲子園』に目標を定めたが、ここも相手不在で試合が組まれず。もどかしい日々が続いたが、今回、10月5日の『DEEP HAMAMATSU IMPACT 2025 2nd ROUND』でのMMAデビュー戦が決まった。

　渡邊は、8月16日（土）には、ASJJF主催のプロ柔術『ART.6』（愛知県・碧南芸術ホール）で、日本青帯トップのレティシア・ヒラノと道衣で対戦も決定。2024年のコパブルテリアオープンでレティシアに勝利している渡邊だが、MMAにシフトしているなかで道衣ありでどんな試合を見せるか（※『ART.6』メインは森戸新士vs.ジエゴ・エンリケ）。