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【TTF】石井逸人が64kgでNZカイル・マヨッキと、阿部光太が豪州ヴェイコソと対戦! バンタム級・榎本明vs.小山敬司、上田直毅が萩原京平推薦の宮川日向と激突=9月14日(日)練馬

2025/08/08 12:08
 2025年9月14日(日)、東京・練馬のCoconeriホールにて開催の『TTF CHALLENGE 11』全対戦カードが下記の通り発表された。 ▼64kg契約 MMA 5分3R石井逸人(日本/TRIBE TOKYO MMA)19勝7敗3分カイル・マヨッキ(ニュージーランド/City Kickboxing)4勝0敗  参戦が発表されていた石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)の当初の相手が契約の問題があり、参戦ならず。代わってメインでエフェヴィガ雄志と対戦するケーラン・ジョブリン所属のCity Kickboxingより、連勝中無敗の新鋭、カイル・マヨッキが急遽参戦し、石井と対戦する事となった。  マヨッキはアマチュアMMAでは、2022年IMMAFライト級で3回戦進出するなど6勝2敗。24年4月に地元NZのShuriken Fight Seriesライト級でプロデビューすると、2戦目からフェザー級に転向。豪州Beatdown Promotions、Shuriken FSで活躍し、4勝無敗(1KO・TKO、2一本)。21歳。  今回は、64kgのキャッチウェイトで試合が行われる。 30歳の石井は、修斗では環太平洋バンタム王者となり、2024年10月の前戦にはグアムでBrawlフェザー級王者となったが、2025年5月の前戦Breakthrough Combat04でバンタム級で上田佑起と戦い、ローブローを受けて試合はノーコンテストになっている。修斗では2023年12月の内藤頌貴戦での三角絞め一本勝ち後、24年5月に関口祐冬に2R TKO負けを喫しており、ホームでの凱旋を果たしたい。  マヨッキは弟のブロディとともに柔術出身のMMAファイター。オーソドックス構えで、ジャブ、ノーモーションのストレートからテイクダウンにつなげて積極的にバックを奪い極めに行くグラップラー。ダン・エッジとの初戦では立ち際のエッジをダース狙いから金網に押し付けてギロチンチョークを極めるなど際の勝負にも強い。  連勝中でもともと階級上のマヨッキを相手に石井は、国内で1年9カ月振りの白星なるか。それとも若さと勢いのマヨッキが日本のマットで衝撃デビューを飾るか。 [nextpage] 阿部光太は豪州ヴェイコソと対戦 ▼ウェルター級 MMA 5分3R阿部光太(日本/TRIBE TOKYO MMA)4勝1敗シオネ・ヴェイコソ(豪州/Gracie Smeaton grange)プロデビュー、アマチュア5勝2敗  エフェヴィガ、石井に続いてTRIBE TOKYO MMA所属の阿部光太が国際戦に挑む。  阿部は柔道・柔術ベースで愛媛から上京後、北田俊亮の勧めでパンクラスイズム横浜に入門。北岡悟の紹介でTRIBEに出稽古したことから、TRIBEに移籍した。アマチュア3勝1敗からNEXUS、GLADIATORで森井翼にリアネイキドチョークで一本勝ちするなど連勝。24年10月のHEATでは、AFCとの対抗戦で韓国マ・チャンウに1R リアネイキドチョークで一本勝ち。国際戦でも勝利。前戦は24年12月のDEEPで現王者の角野晃平に2R TKO負け。27歳。  対するは豪州のシオネ・ヴェイコソ(Gracie Smeaton grange)。アマチュアで5勝2敗、3つのKO・TKO勝ちを誇り、25年3月のEndouro FSではウェルター級チャンピオンになっている。  今回がプロデビュー戦だが、オーソ構えからアグレッシブに回転速いボクシングでケージに詰めて、テイクダウンからパウンドのTKO勝ちをアマチュアで3度マークそしている。豪州グレイシー柔術スミートン・グランジでは、元UFC世界ミドル級王者ロバート・ウィティカーのトレーニングパートナーを務めており、UFC世界王者を輩出するCity kickboxing同様に世界最高峰の水準でトレーニングを行う選手を、TRIBE TOKYO MMAが迎え撃つ形となった。  エフェヴィガがRTUで豪州のドン・マーファンに競り負けてから、再起となる今大会で、さらなる南太平洋勢を相手に石井と阿部は、難敵を跳ねのけることができるか。 [nextpage] バンタム級・榎本明vs.小山敬司、上田直毅が萩原京平推薦の宮川日向と激突 ▼バンタム級 MMA 5分2R・延長1R榎本 明(リバーサルジム東京スタンドアウト)9勝6敗小山敬司(パラエストラ八王子)2勝2敗  9年前の『TTF CHALLENGE06』で金太郎を衝撃の13秒KOで沈めた榎本明が、修斗でのライダーHIRO戦、関根累戦の2連勝からTTFに凱旋。  対する小山は、PANCRASEで2勝2敗。25年2月の前戦ネオブラ1回戦では、水島和磨に1R TKO負けしており、TTFC初参戦で再起目指す。 [nextpage] 上田直毅vs関東上陸の宮川日向 ▼バンタム級 MMA 5分2R・延長1R上田直毅(パラエストラ東京) 12勝9敗2分宮川日向(Smoker gym)4勝7敗  上田は、前回の『TTF CHALLENGE 10』でキルクリフFCのティル・サンに延長判定で敗れたが、24年11月のDEEPで諏訪部哲平にスプリット判定勝ち。25年5月の前戦では中国『JCK Fight Night 98』でハイキックでダウン奪うも判定負け。  TRIBE練習中の萩原京平から推薦のスモーカージムの宮川日向は、永留惇平に判定負け後、6月のGLADIATORでルキヤと対戦。倒し・倒されの壮絶な打ち合いの末に、2R TKO負けを喫している  空手の蹴り、柔術の組みを軸とする上田に、ストライキングベースの宮川は関東初参戦でインパクトを見せるか。 [nextpage] 和田教良がTTFで再起戦 ▼フライ級 MMA 5分2R・延長1R和田教良(ガイオジム) 9勝7敗3分柿沼和敬(THE BLACKBELT JAPAN)※デビュー戦  柔道ベースの和田は、京都出身、現在は名古屋市ガイオジム主宰。2011年PANCRASEデビュー、DEEP、修斗で戦い、現在はGLADIATORを主戦場としている。24年2月にフライ級王座決定トーナメント初戦で現UFCのチェ・ドンフン、7月にはオトコンバートルにKO負けを喫したが、10月に韓国のRING Championshipで新鋭のソン・ミンソォを下し復活、25年4月には今井健斗に判定で敗れた。  対する柿沼は、今回がプロデビュー戦。アマチュアでは25年3月に菊川功武に判定負けしている。 ▼フェザー級 MMA 5分2R・延長1R河 修斗(クロスポイント吉祥寺)※デビュー戦武本行平(TEAM ALLIANCE) ※デビュー戦 [nextpage] TTF CHALLENGE 11 既報カード 9月14日(日)練馬 Coconeriホール開場15:00 開始16:00 地元練馬のエフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO MMA)がメインイベントを務める。 ▼ライト級 MMA 5分3Rエフェヴィガ雄志 (日本/TRIBE TOKYO MMA) 11勝1敗ケーラン・ジョブリン (ニュージーランド/City Kickboxing)28勝15敗 (C)Zuffa LLC/UFC  エフェヴィガはMMA11勝1敗。空道出身でMMAでは修斗等で活躍。2024年5月に『COMBATE GLOBAL』に参戦。プロ4戦目でジェラルベルト・カスティーリョにTKO勝ちすると、同年8月の『TTF10』では元Bellatorのエマニュエル・サンチェスに初回TKO勝ちで9戦無敗に。その後も修斗で連勝し、25年5月の『ROAD TO UFC シーズン4』1回戦に出場。豪州のドム・マー・ファンに判定負けで、キャリア初黒星を喫した。25歳。 (C)TTF  対するケーラン・ジョプリンは、MMA28勝15敗。ニュージーランドの名門City Kickboxingのベテランファイターで、現在は36歳にして4連勝中。対日本人では2017年7月にパンクラスで徳留一樹(パラエストラ八王子)に判定負け、19年6月にONE Warrior Series 6で長田拓也に負傷TKO負けも、23年11月にはエフェヴィガと同じRTUに出場したジャック・ベッカー(パク・ジェヒョンに2R TKO負け)にスプリット判定で惜敗している。  その後は、豪州Beatdown Promotions、HEX Fightで4連勝。5月のHEX Fightでは、ニコス・トレプカを相手にライト級王座防衛に成功したばかり。28勝中10KO・TKO、12の一本勝ちをマークするフィニッシュ率の高いアグレッシブなファイターだ。36歳。  世界と伍するためには強度の高い「競り合う」試合が必要で、RTUで惜敗したエフェヴィガにとっては、その機会をTTFから与えられた大会といえる。マーファンと同じオセアニア地区で活躍するジョブリンを相手に、エフェヴィガは勝利を飾れるか? それとも連勝中のジョブリンがベテランの意地を見せるか? 注目の一戦となる。 ▼バンタム級 MMA 5分2R・延長1R ※選手名から前戦藤田ムネノリ (SUBMIT MMA) 千種純平 (パンクラス大阪稲垣組) ▼フェザー級 MMA 5分2R・延長1Rシャ・ランディ (TRIBE TOKYO MMA) 石田裕星(ロータス世田谷) ▼フェザー級 MMA 5分2R・延長1Rテヘラン・カトウ(和術慧舟會HEARTS) ソー・トウィワー(T.GRIP TOKYO)
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