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【UFC】バンタム級転向のミッチェルがサイードに組んでバック奪い判定勝ち。41歳サリホフがウォークオフKOで42歳トンプソン戦をアピール

2025/07/27 04:07
 2025年7月26日(日本時間27日)、アラブ首長国連邦アブダビ・エティハド・アリーナにて『UFC Fight Night: Whittaker vs. de Ridder』(U-NEXT配信)が開催された。 【プレリム】 ▼バンタム級 5分3R〇ブライス・ミッチェル(米国)18勝3敗(UFC9勝3敗)[判定3-0] ※29-28×3×サイード・ヌルマゴメドフ(ロシア)18勝5敗(UFC7勝4敗)  バンタム級転向のグラップラー ミッチェルと、散打ベースのヌルマゴメドフ。  1R、グローブタッチ無しで詰めるサウスポー構えのミッチェルの右関節蹴りに、右ハイキックのサイード。右ミドル。その打ち終わりにボディロックテイクダウンで再三崩すミッチェルに、その都度残して立ち上がるサイード。正対して金網背に。ミッチェルは左差し。サイードも左で差して体を入れ替え、右三日月蹴り。さらに詰めてきたミッチェルに高い右前蹴りでダウンを奪うとパウンド!  下のミッチェルはラバーガードで引き付けて凌ぐが、サイードも右足をパス。そこで脇を差し上げシングルレッグでレッスルアップのミッチェルが立ち上がり、押し込みホーン。ダウンを奪ったサイードのラウンドに。  2R、先に詰めてシングルレッグのミッチェル。サイードはそこにギロチンチョークを合わせるが、テイクダウンで対角に足を超えて首を抜き、サイドを奪うミッチェル。ストレートアームバー狙い。そこに外から足を巻くサイード。ミッチェルは枕を解いて肩固め狙いも、内側を向いたサイードは後転してトップを奪い返すと、ミッチェルもケージを使って立ち上がり。  体を入れ替え、片腕を巻き込んでのボディロックテイクダウン。片足はかけるも半身のミッチェルはバック奪えず下に。ここも手首を持って立ち上がるサイードはミッチェルの詰めにバックエルボー。かわしたミッチェルがテイクダウンした上に。ミッチェルのラウンドに。  3R、ここも一気に前に出るミッチェルが右を差して組み。ボディロックテイクダウンを狙うが、巧みにバランスを取って残すサイードは、ミッチェルのダブルレッグにカウンターのギロチンチョークでトップに。クローズドに入れられなかったサイードにミッチェルは首を抜くと、サイードはバック狙いも前に落としたミッチェル。ハーフから肩固めを狙う。  脇腹を叩き、ヒザを突くサイードに、ミッチェルは極めよりも押さえ込み。肩固めを外してサイードの向き直り際でバック、4の字=ボディトライアングルに。バックキープのままホーン。ミッチェルのラウンドに。判定は1Rにフラッシュダウンを喫しながらも、2、3Rを獲ったミッチェルが29-28×3で判定勝ち。4月のジーン・シウバ戦のニンジャチョークでの一本負けから、バンタム級で初勝利。再起を果たした。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇ムスリム・サリホフ(ロシア)21勝5敗(UFC8勝4敗)[1R 0分42秒 KO] ※右フック×カルロス・レアル(ブラジル)22勝6敗(UFC1勝1敗)  1R、レアルはサウスポー構え。オーソのサリホフは右インロー。詰めるレアルが左ストレート。左回りで右前蹴りのサリホフ。左ストレートで詰めるレアルに、ケージ背にしたサリホフは、レアルの左をかわして右! ダウンしたレアルを見ながらサリホフは離れてウォークオフKO!  41歳のサリホフは試合後、42歳で7月にガブリエル・ボンフィムとスプリット判定で惜敗した最年長スティーブン・トンプソンとの対戦をアピールした。
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