相手の体重超過に激怒モードの伊澤
2025年7月27日(日)さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN4 真夏の喧嘩祭り』に出場する選手たちの個別インタビューが、25日(金)都内にて行われた。
RIZINスーパーアトム級(49.0kg)タイトルマッチ5分3Rでシン・ユジン(韓国/Bon Jiujitsu Songtan)の挑戦を受けるはずだった伊澤星花(JAPAN TOP TEAM)だが、ユジン側から23日に「49kgが作れない」との申し出があり、伊澤が譲って52kg契約のノンタイトル戦で試合が行われることになった。
■今回は行くって決めて行き切りたい
「いろいろあるんですけど、自分はやることやるだけなんで試合に向けて集中しています」
――相手が49kgに落とせず、今回のタイトルマッチが52kg契約のワンマッチになった。聞いた時にどう思った?
「自分が聞いたのが水曜日だったんですけど、水曜日にちょうど49kg切って『よっしゃ』と思って。そこで言われたんで『ナメんなよ』って気持ちが1番強かったですね」
――階級的には1つ上の階級になる。そこは問題ないのか?
「52kgで試合をするのが凄い久しぶりなので、相手のフィジカルだったりとかどれくらいあるのかちょっと不安なところもあるんですけど、練習だと普通に大きい男子選手とやっていますし、その面でも大丈夫なんじゃないかなっていうような気持ちはありますね」
――改めて対戦相手の印象は?
「もうアマチュア以下の選手ですね」
――どんな試合の展開になるとイメージしている?
「もう怒りが溜まってるんでボッコボコにぶっ潰します」
――SNSにお手上げポーズだけ投稿していて憶測を呼んでいた。それは対戦相手に対して?
「そうですね。電話が来て、練習終わった時にあげたみたいな感じで、そのタイミングでしたね」
――モチベーションが下がることは?
「いや、自分のモチベーション自体はそんなに下がるとかはなくて。その電話のタイミングでもまだ試合が出来るかどうかが分からないみたいな状態だったので、だったらもう体重上げてやるんで試合はさせてくださいっていうことでお願いして。試合があるってことだったので、自分のモチベーション自体はそんなに変わってはないです」
――試合があまりこう組まれないことに対してはどう思っている?
「やっぱり試合するのが格闘家だと思うので、格闘家として試合がない期間は凄いフラストレーションも溜まってて。ここまでもう普通になかったわけじゃなくて、あるって言われてたものがなかったりしていたのでイライラはしてますね」
――全部リングでぶつける?
「そうですね。見てもらいたいなと思います」
――先月は夫のCOROさんの試合が札幌であって、セコンドに就かれて。自分の試合に何かメンタル的に影響したことは?
「COROさんの試合で一番自分に影響を与えてくれたのが気持ちの部分で、 今までそんなに行けなかったところを自分で覚悟を持って行くって言っていて、それを実行していたので、自分も今回は行くって決めて行き切りたいなと思います」
――行くってことの大事さはよく動画でもアップしている。
「そうですね。やっぱりやりきるとか、そこの気持ちの部分で相手が大きいとかそういうのは気にせず、自分のやることをしっかり遂行したいなと思います」
――もう1試合今大会で女子の試合として須田萌選手とNOEL選手の試合が組まれている。先輩として思うことは?
「しっかりと一本で終わらせて欲しいなと思います。DEEP JEWELSの選手なので自分的には萌選手を応援しているので一本で勝ってもらって。で、自分の対戦候補に上がってきてくれたら嬉しいなと思っています」
――いい勝ち方をしたら、自分のベルトの挑戦者として?
「逃げちゃう人が多いんでね(笑)。出来る人と自分も試合がしたいので、上がってくるならっていうような感じですね」
――先ほど怒りが凄くてボコボコにするって話だったが、事によっては腕も折るぐらいの気持ち?
「いや、もう腕も折るし血も出させるし、もうボコボコにしてやりたいですね。マジなめんなよって思ってます」




