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【RISE】白鳥大珠、ジェロム・レ・バンナ似の相手に「上手く戦うイメージよりも怖さを見せる。倒される前に倒す」

2025/07/02 17:07
 2025年8月2日(土)東京・大田区総合体育館『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』にて、SuperFight!のスーパーライト級(-65kg)3分3R延長1RでISKAフリースタイルルール世界ウェルター級王者アンディ・ターランド(イングランド/Tornado gym)との対戦が決まったRISEスーパーライト級王者・白鳥大珠(TEAM TEPPEN)。  7月2日(水)都内にて行われた記者会見に出席し、改めて試合について語った。 「王者となっての第一戦。王者としての価値を問われる試合になると思うので強さを見せていきたい。相手はレジェンドのジェロム・レ・バンナとの試合が決まりました。当時見ていた世代としてはここは必ず超えたい。前回の試合から強くなった姿を見せるので、皆さん楽しみにしていてください」と、いきなりボケる。  これは対戦相手のターランドの写真がバンナに似ているからで、「僕も思いましたし、DMとかコメント欄でめっちゃ言われるんですよ。確かに似ているなと思いました(笑)」(白鳥)  ターランドの印象については「ヨーロッパ式というか。コンビネーションも多彩ですし、飛びヒザ、飛び蹴り、アグレッシブな選手の印象です。身体も強そう」と評した。  6月21日の『RISE WORLD SERIES 2025』で行われたトーナメント開幕戦については「解説で見ていたんですが、ボボ・サッコ選手を楽しみにしていて。同じサウスポーでベテラン感のある戦い方というか。間近で見ていて上手さはあると思いました。もうひとつの試合(アユーブ・ブーラスvs.アイトール・クリート)は、1Rからファン目線で見ると面白い試合で。日本で知られていないけれど海外にはごろごろこういういい選手、強い選手がたくさんいるんだと。見てて楽しい2人だったので、こういう選手とも交わっていきたいと思いましたね」との感想を述べた。  試合へ向けての練習について聞かれると「5月中旬から1カ月、タイのパタヤにあるヴェナムで練習して来ました。そこはONEの選手が多くて、同階級の選手や重い選手がたくさん揃っていて。スパーリングがメインで試合並みの緊張案で振ってくる選手が多くて、その中で自分の中での気付きというか、荒々しい選手が多かった中で、そういった部分は自分に足りなかった部分だと思ったりもしました。自分的に絶対落とせない一戦ですが、上手く戦うイメージよりも怖さを見せる、そんなイメージを持っていて。そういった部分を向こうで1カ月練習して学ばせてもらったので、楽しみにしてもらえればと思います」と、“怖さ”を学んできたという。  3月の試合では麻火佑太郎の右フックでダウンを喫っしたが「あのダウンの瞬間、誰もが『またやってるじゃん』と思ったと思うけれど、僕も正直思っています。でもそういった部分は、こっちが攻めるのはリスクもあるけれど、もう大丈夫です。もうこりごりです」と今度こそ大丈夫だと苦笑。  会見で隣に座っていた麻火に「あれは狙ってたの?」と聞くと、麻火は「いや、狙ってなくて振ったら当たっちゃって。でも、すぐ立ってきて気持ちが強いなと思いました」と答える。  白鳥は「僕がフックで倒されるシーンをみんな何回か見ていると思うけれど、もう安心して見ていられる試合というか、自分の強さをもっと上げれば、倒される前に僕が倒す、それだけです」と、倒される前に倒すとした。
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