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【RISE】那須川龍心、仲のいい先輩の政所仁に「ぶっ倒す。圧倒的に勝ちたい」、迎え撃つ政所は「圧倒して、いろいろな技を見せて可愛がってあげたい」

2025/07/02 15:07
 2025年8月2日(土)東京・大田区総合体育館『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』にて、SuperFight!のスーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1Rで対戦が決まった、同級1位・政所仁(魁塾)と第3代RISEフライ級王者・那須川龍心(TEAM TEPPEN)が7月2日(水)都内にて行われた記者会見で改めて試合について語った。  那須川は「大阪に行った時や東京でも一緒に練習した仲良くさせてもらっている先輩ですが、しっかりぶっ倒して花岡選手に挑めるように圧倒的に勝ちたいと思います」、政所は「プライベートでも仲が良かったりするんですが、試合は関係ない。僕がいる以上はそれより上には行けないことをしっかり分からせたいと思います」と、プライベートでも親交があるが関係なく圧勝したいと声をそろえる。  この試合は、6月の試合後に那須川がスーパーフライ級に上げることを宣言し、戦いたい相手として政所の名前をあげたことが発端となっている。なぜ仲もいい政所の名を真っ先にあげたのかと聞かれると「階級を上げて一発目で上位ランカーとやれたら嬉しいなって感覚ですね。それが一番の53kgのベルトへの最短距離だと思ったので言いました」と理由を話す。  それを聞いた政所は「また下の階級から上げてきた選手かと思ったし、どうやったら53kgのベルトに近付けるかと思っていたんですけれど、53kgの下のランカーとやる意味がないと思っているので、元フライ級王者とやって実力を証明できればまたベルトに挑戦できるかなと思って受けました」と、タイトル挑戦に近付ける相手だと思ったという。  名前を出されて“この野郎”という感情は沸かなかったかとの質問には「あまり思わなかったですね。いつかやる時が来るとは思っていたので。ムカつくのはフライ級の前王者(数島)とやった時で終わっていたので。もう大丈夫でした」と答えた。  互いの印象を聞かれると、那須川は「凄い一撃があって一発一発、蹴りもパンチもまともにもらったらダメだろうなと思いますね」、政所は「若いし、成長速度も速い。全体的に何でもできる印象です」と評した。  那須川はこれがスーパーフライ級転向第一戦となるが、身体作りに関しては「そこは特に考えてないです。今回は時間が1カ月しかないので。そこの部分を作り上げていくのは今後の課題でもあるので、これが終わってゆっくりやっていこうかなと思っています」と、本格的なスーパーフライ級の身体作りはその後になるとする。  政所と言えば、親友である風音と2度の対決があり、それに比べればやりやすいかと聞かれると「風音戦以来の仲がいい相手とやるんですけれど、風音を経験しているので問題はないかなと思っています」と感情に左右されることはないとし、先輩として「教えたいことは特にないですけれど、先輩風は吹かせたいと思っています(笑)」と先輩の意地は見せたいとした。  6月29日の『RISE 189』のリング上で対戦が発表された際には「普段めっちゃ可愛いですけれど試合でもめちゃくちゃ可愛がってあげようかなと思います」と発言した政所。那須川のどういうところが可愛いと思っているのかと聞かれると「ニコニコしていて可愛いんじゃないですかね。。一緒に一番くじを引いてめちゃめちゃ喜び合った仲なので。子供心がまだ残っているので可愛いです」と答える。  試合ではどのように可愛がるのか、との質問には「試合中にヨシヨシしてもいいかなと思います(笑)。でも圧倒して、いろいろな技を見せて可愛がってあげたいと思っています」と言い放つ。  前回5月もフライ級からの挑戦者として数島大陸と対戦し、スプリット判定の辛勝となった。そのことについて政所は「差を見せて勝とうと思ったけれど接戦になってしまったので。ただ、僕はあんなもんじゃないっていうのは自分で分かっています。噛み合わなかったので前の試合で吹っ切れた感じがあるので、下の階級の選手だし、僕はこの階級が一番レベルが高いと思ってやってきているので、その差を見せて、龍心が勝てば次タイトルマッチが組まれると思いますけれど、それは無いので。僕が勝ったらタイトルマッチとか、やりすぎてみんな飽きてるかもしれないですけれど、リベンジは絶対にしたいので。隣の王者(花岡竜)が遊んでいる間に近付いて倒しに行きたいと思っています」と、1位の座は渡さないとの決意。  一緒に練習していたことで、手の内が読まれているのではと聞かれた那須川は「ガチのスパーはやってないんですけれど、やったのはめちゃめちゃ前で。いつか分からないくらい前なので、その時よりはお互い進化しているし、あの時の自分ではないですよね。はるかに進化しています」と、当時の自分では参考にならないとした。  また、会見に同席した現RISEスーパーフライ級王者の花岡竜(橋本道場)は、那須川の階級転向について「ここをクリアしたらやると思うので、待っています」と、もし政所に勝ったら挑戦を受けると語った。
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