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2025年7月20日(日)、沖縄コンベンションセンターで開催される『X BORDER 2025』にて、シューティング・修斗の創始者・佐山聡氏が発足する実戦型格闘技「アルティメットシューティング」のプレマッチが行われることが分かった。
プレマッチでは、日米選抜選手による対抗戦が行われ、現修斗世界ライト級王者のキャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会)、世界フェザー級3位のTOMA(直心会TK68)の出場が発表された。

【写真】1989年、後楽園ホールにて産声を上げた修斗。この時の試合場はオクタゴン(八角形)リングが使用された(追記・今大会はケージ使用に)。
本誌の取材では、新競技・アルティメットシューティングは、八角形のリングで行われる予定(※追記 今大会はケージ使用に。今後、八角形リングも検討とのこと)で、「全局面打撃の総合格闘技」として、パンチ・キック・投げによる攻防を主体とし、グラウンドではパウンド(パンチ)のみを許可。サブミッションや絞め技は一切禁止となる。
掣圏道、SAボクシング、近年ではサッカーボールキック、グラウンド状態でのヒザ蹴りも求められたKNOCK OUT-UNLIMITEDルールなども行われるなか、グラウンドではパウンドのみのアルティメットシューティングは、どんな戦いになるか。
【ルールの背景】
本競技のルールは、1990年に掣圏道協会が打ち出した、SAボクシングをベースにしている。SAボクシングは、打撃(パンチ・キック)と投げ技を中心に、 寝技ではパウンドのみを許容するという、実戦市街地での戦闘を想定した競技構造を持っていた。その思想は、従来のキックボクシングの攻防構造に、レスリング的な「投げの要素」を加え、全局面を“打撃”に絞る事で、観る側にも伝わりやすい格闘技として確立されていた。今回の「アルティメットシューティング」は、SAボクシングのルール構造を受け継ぎつつ、「現代的に最適化」されたものだという。
【大会概要】
2025年7月20日(日)
沖縄コンベンションセンター 展示棟
『X BORDER 2025』11:00-19:00
※フェスティバル会期中に実施
日米選抜選手による対抗戦・プレマッチを開催
【出場選手】

キャプテン☆アフリカ(現修斗世界ライト級王者、第10代修斗環太平洋ライト級王者)
TOMA(第9代修斗環太平洋フェザー級チャンピオン)
ほか
※同大会では「チャレンジャー枠」を設けており、「Ultimate Shooting」の公式SNSにて公募される。※アカウント情報・詳細は後日発表。




