ワンデートーナメントで第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座が争われる
2025年5月31日(土)神奈川・横浜BUNTAI『K-1 BEYOND』の前日公開計量&記者会見が、30日(金)都内にて14:00より行われた。
今大会で行われる「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場する8選手は、全員が一発で計量をパスした。3名出場の日本人選手がかなり苦戦するのではないかと見られている今回のトーナメント。果たして、新たにベルトを巻くのは誰になるのか。
以下、会見での質疑応答。
――試合への意気込みと相手の印象を。

横山朋哉(リーブルロア/Krushスーパー・フェザー級王者)=59.8kg
「無事に計量を終えて、まず試合ができる権利を得ました。いろいろ計量オーバーもありましたけど、明日は僕が、チケットを買ってくださった以上のものを見せたいと思います。明日は楽しみにしてほしいです。相手はとてもいい目をしていたので、明日はバチバチに行きたいなと思います。そして、僕が3試合勝って優勝します」

イゴール・ベクレフ(ロシア/Kuzbass Muay Thai/IFMAロシア・ライト級王者)=59.9kg
「みなさん、今回は温かく迎えくれてありがとうございます。計量も無事に終えまして、たくさん食べて元気を取り戻しました。横山はとてもレベルの高い相手だと思います。全力を尽くして戦います」

ホァン・シュアイルー(中国/WHITE SHARK FIGHT CLUB/CFP/WLF武林風-60kg挑戦者決定トーナメント優勝)=60.0kg
「初めてK-1に出場できることが嬉しいです。さきほど計量を終えて、自分のコンディションはいい状況です。明日は相手が誰であれ、全力を尽くして勝ちたいと思います」

マシュー・ダールマン(オランダ/Hemmers Gym/元Enfusionバンタム級王者)=59.6kg
「気分はとてもいいです。対戦相手を見て自信を持てましたし、明日はすべてを出すだけです」

中島千博(POWER OF DREAM/第10代Krushスーパー・フェザー級王者)=60.0kg
「本戦のみんながしっかりクリアできたので、明日は僕と横山選手の身長が160cm台、あとはみんな170cm以上あるので、僕と横山選手の2人がしっかり倒して決勝で戦いたい。さっき、フェイスオフでいい表情をしていて、苦手な英語で『頑張ろう、よろしく』と伝えたので、明日はいい試合ができると思います」

アリ・ラーマリ(スペイン/Team Jesus Cabello/ISKAインターコンチネンタル・スーパーフェザー級王者)=59.4kg
「とてもモチベーションが高く、日本へ来ることができています。このトーナメントで誰が相手になっても違いを見せるように準備をしてきたと自負しています。千博選手は、ビデオで分析しました。強い相手だと思いますが、自分の力をしっかり見せたいです」

レミー・パラ(フランス/CARCHARIAS/ISKA世界スーパーライト級王者)=59.7kg
「今回、試合に出られることを嬉しく思います。松山は強い選手だと思っていますが、僕が一番になってベルトを持って帰りたいと思います。体調もいいので楽しみにしてください」

松山勇汰(ALONZA ABLAZE)=59.7kg
「今回、フィジカル強化してきて体重も上げてきたので、最後は減量が不安だったんですけど、しっかりクリアできてよかったなと思っています。トーナメントなんですけど、一回戦目のレミー・パラ選手が強いのは分かっているんで、勝つためだけに2カ月間濃い練習を続けてきました。向かい合ってみて、強そうな雰囲気は伝わってきましたが、全然負けるかもみたいな恐怖心は一切なかった。一回戦を勝って、その勢いで準決勝、決勝を勝って優勝します」
横山「特に何も思っていないけど、僕は3試合やって勝つつもりでいるので。想定内というか、明日は楽しみたいです」
――心技体、特に鍛えてきたところは?
横山「全部自信あります。このトーナメントに勝つためにかけてきたので、あとはやるだけです。明日、僕が盛り上げるので大丈夫です」

――中島選手、かつての同門でボクシングの現WBO世界バンタム級王者・武居由樹選手が来場することについて。
中島「由樹君が5月28日に横浜BUNTAIで2度目の防衛戦に成功し、同じ舞台で試合ができることも光栄です。由樹君はK-1トーナメントを2回制しているので、僕もそのパワーをもらって頑張りたいです」
――ボクシングの大橋ジムの合宿へ参加していたが、どんな成果が出るか?
中島「同じような回答になってしまいますが、トーナメント優勝するために頑張ってきたので、そこを見てほしいです」
松山「やってみないと分からない部分はありますが、フィジカル差を警戒していましたが、向き合ってみてフレームも変わらないし、むしろ自分の方が背があったので心配している点はないです。パワー、スピードは向こうもあるかもしれないけど、自分も自信をもっているので。あとは強いと思い込みながら練習してきたので、その予想を越えることはないと思っています。明日は自信をもっていけると思います」







