2025年5月23日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 109』(U-NEXT配信)にて、ONEデビュー戦を行う元K-1 WORLD GPライト級王者・与座優貴(team VASILEUS)の決戦直前インタビューが主催者を通じて届いた。
与座は第4試合のバンタム級キックボクシング3分3Rで、エルブルース・オスマノフ(ロシア/Akhmat Kickboxing/Team Mehdi Zatout)と対戦する。
ラウンドマストの戦い方もしっかり準備してきた
――現在のコンディションは?
「仕上がってるって感じで、完璧に近いかなと思っています」
――ONE計量のハイドレーション対策について、どのような形でやっていますか?
「そこだけが(不安)要素なので、いつもより減量期間を長い期間やって、気にかけています」
――5月23日のFriday FightsでONE初戦が決まりましたが、決まった時の気持ちは?
「ようやくスタートラインに立てたという気持ちと、本当にワクワクする気持ちと、やっと試合できるっていう気持ちと。全部含めて楽しみです」
――ルンピニースタジアム自体は初めてですか?
「はい、意外と初めてです。ムエタイの凄いところというイメージがあって、自分がそういった場所で試合ができるとは考えていなかった。本当に歓声も凄いので、自分の試合でルンピニースタジアムの観客やONEのファンを盛り上げたいです」
――対戦相手のオスマノフ選手の印象を教えて下さい。
「本当、空手のロシア人っぽいなっていうイメージ。バックスピンキックとか瞬発でどの距離からでも蹴れるし、あとはフィジカルも単純に強いと思います。空手タイプの選手は本当に大得意なので、相性は凄くいいのかなって思います」
――相性が良いと言うのは、技の攻防がシンクロし易いと言うイメージですか?
「確かにそうですね。攻防のキャッチボールっていうのは、お互いに噛み合うのかなって思います。向こうも手数が多いし、テンポも速い選手なので、相乗効果でレベルの高い試合ができると思います」
――既に試合の流れは展開は予想できていますか?
「試合が決まった時はONEのラウンドマストとか、そういうところも含めて強敵だなって思っていましたが、これまでずっと追い込んできて、自分の自信が凄く強まって、今はどの展開になっても負けることはないと思っています」
――警戒している点は? 言える範囲でお願いします。
「瞬発の速さは、やっぱり対峙してみないとわからないので。そこをなるべく自分の想像を高めています。想像より強い状態で来られると、多分焦っちゃうので、めっちゃ強い想像しています。その瞬発の速さとフィジカルの強さもですね。フィジカルの強さもやっぱり始まってみないとわからないので、ただ、そこは想定してしっかり準備してきたので、想像を超えてくることはないのかなと思っています」
――今回の試合に向けて特別な練習は行いましたか?
「いつも通りの練習をいつも以上にやりました。フィジカルも上がったと思うし。ラウンドマストのポイントゲームになっても負けないスタミナも作りましたし。本当に全局面でレベル上がったと思います」
――今回のセコンドは?
「いつも通り、武尊さん、(野杁)正明さん(渡辺)雅和さんに入ってもらいます。もうこれ以上ない環境ですね」
――試合の展開、フィニッシュのイメージは?
「ポイントの取り合いになる展開でも良いようにラウンドマストの戦い方もしっかり準備してきました。しかし自分はKOしか狙っていないので、3分3ラウンドをしっかりと使って、いつも通り倒したい。倒すと言うか、心を折りたいです」
――最後に日本のファンへメッセージをお願いします。
「自分自身、念願のONEデビュー戦ということですごい楽しみなんですけど、それと同じぐらいファンの期待っていうのも今、すごい高まってるのが自分でも分かっているので、しっかりと破壊してベルトまで最短でたどり着きたいと思います。応援お願いします」