2019年10月12日(土)エディオンアリーナ大阪にて開催された『RIZIN.19』で、マルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル)に1R1分18秒、TKO勝ちした中村K太郎(和術慧舟會K太郎道場)が試合を振り返った。
「公式の予想で向こうが勝つ可能性が90%と出ていたので、それをあっさりと覆すことができてよかったです(笑)。寝技が強いなって思いました。その時間はあまりなかったですが、仕掛けに来た時の圧力はありました。立ち上がるスピードも速かったです」
実は「2週間前に風邪をひいていて。ガス(スタミナ)に不安があったのでそこは早く終わってよかったです。ただ、行き過ぎないようにと思っていました」と打ち明け話も。
リング上では「ベラトールとの対抗戦、ぜひ僕で組んで欲しいです」と宣言。「強いのがいっぱいいるので、誰がいいかな……勉強してきます(笑)。グラップラーのネイマン・グレイシーとやりたいですね」とヘンゾ・グレイシーの姉カーラ・グレイシーを母に持つ、グレイシー一族のネイマンとの対戦を希望。ネイマンはBellatorでは、ウェルター級ワールドGPでレスリングの超強豪エド・ルースに一本勝ちし、ローリー・マクドナルドとの準決勝兼タイトルマッチでは、判定で敗れながらもマクドナルドを苦しめた選手だ。“裸絞め十段”のK太郎との試合が決まれば、同じ寝技師として興味深い試合となる。
また、妻である女子格闘家の杉山しずかとどんな言葉をかわしたのかを聞かれると「これで家庭内の平穏も訪れると思いますが、油断しないで家事や育児に注力していきたいと思います。(夫婦抱き合わせ商法は)ガンガンやっていきたいですが、奥さんにリング上での口づけを拒否されたので難しいです(苦笑)。もっとアメリカナイズされた感で前面に出していきたいんですが…」と、しっかり尻に敷かれているようだった。◆『RIZIN.19』の全試合結果・写真・レポートはこちら