【極真会館】引退表明の荒田昇毅、準々決勝でロシアのマクシムに敗れ最後の挑戦終幕…軽重量級と重量級で日本危うし＝「第7回全世界体重別選手権」

国際空手道連盟 極真会館主催2025 第7回全世界体重別空手道選手権大会2025年4月27日(日)東京体育館 　体重別の世界選手権大会という位置付けで4年に一度開催される全世界体重別大会は、極真会館では体重無差別の世界大会に次ぐ規模と格式を誇る大会で、世界各国・各地域の国際空手道連盟（I.K.O.）から選抜された強豪選手が出場し、男子4階級・女子3階級の各階級に分かれトーナメント形式で優勝を争う。 　1回戦を勝ち上がった選手たちによる男子4階級の準々決勝が行われ、各階級のベスト4が出そろった。 　男子重量級（＋90kg）では、今大会での現役引退を表明していた荒田昇毅（I.K.O.日本）がエキモフ・マクシム（I.K.O.ロシア）と対戦。 　荒田の下段廻し蹴りに燕返しのように左足払い、倒れたところに下段突きを決めたマクシム。一度は技ありとなったが、反則のつかみがあったことで取り消しに。九死に一生を得た荒田だったが、再開と同時にマクシムが猛ラッシュ。荒田も真っ向から打ち合うが、マクシムの後ろ蹴り、ヒザ蹴りが決まる。判定は4-0でマクシムの勝利に。荒田最後の挑戦はここで幕を下ろした。 【写真】西村はロシアのダニルを振り切ってベスト4へ　男子軽量級（－70kg）は2名、男子中量級（－80kg）は3名が生き残っている日本勢だが、軽重量級（－90kg）と重量級（＋90kg）は1名ずつという厳しい状況に追い込まれている。 　以下、各階級のベスト4進出者。 ▼男子軽量級（－70kg）トーナメント準決勝進出者小林健人（I.K.O.日本）金子雄大（I.K.O.日本）ナカノソウタ（I.K.O.アメリカ）チチナゼ・ティムール（I.K.O.ロシア） ▼男子中量級（－80kg）トーナメント準決勝進出者ポリアコフ・イリア（I.K.O.ロシア）飯塚 翼（I.K.O.日本）大秦稜司（I.K.O.日本）谷川蒼哉（I.K.O.日本） ▼男子軽重量級（－90kg）トーナメント準決勝進出者シルヴァ・ジオゴ（I.K.O.ブラジル）グセイノフ・ラシャド（I.K.O.ロシア）ナヴァロ・アレハンドロ（I.K.O.スペイン）山上大輝（I.K.O.日本） ▼男子重量級（＋90kg）トーナメント準決勝進出者エキモフ・マクシム（I.K.O.ロシア）西村界人（I.K.O.日本）ルジン アンドレイ（I.K.O.ロシア）コバレンコ・コンスタンティン（I.K.O.ロシア）