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【RIZIN】13勝無敗の最強挑戦者を迎え撃つ王者クレベル・コイケが必勝宣言「絶対ボペガー。全然怖くないです。私が彼を極めます」

2025/03/07 21:03
【RIZIN】13勝無敗の最強挑戦者を迎え撃つ王者クレベル・コイケが必勝宣言「絶対ボペガー。全然怖くないです。私が彼を極めます」

最強挑戦者シェイドゥラエフとの初防衛戦が決まったクレベル

 2025年5月4日(日)に東京ドームで開催予定の『THE MATCH 2』が、平本蓮の負傷欠場により朝倉未来との再戦が中止となったことで、大会名を『RIZIN男祭り』として開催することをRIZINが7日の会見で発表。

「RIZINフェザー級タイトルマッチ」として、王者クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)vs.挑戦者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)が行われる。


 会見では、まずシェイドゥラエフのメッセージVTRが上映された。

「タイトルマッチが決まった時、とても嬉しかったです。今まで6カ月間で3試合を戦い、全て2R以内でフィニッシュしました。そして、チャンピオンタイトルの保有者クレベル選手との試合でも、できるだけ早めのフィニッシュを狙います。クレベル選手は非常に経験豊富なファイターです。彼は40戦以上のプロフェッショナルなレベルで試合をやってきました。彼の試合を見ました。柔術とグラップリングがとても優れています。彼が現在チャンピオンなのは当然のことです。

 しかし、私は彼より速く、強いです。今こそ自分の圧倒的な実力を示し、チャンピオンベルトを獲得するべき時が訪れた。これまでに13試合を戦い、全ての相手に1Rか2Rで早期フィニッシュしてきました。プロキャリアの中で、弱い相手と戦ったことは一度もありません。今回は最高のチャンピオンシップマッチを見せて、RIZINのチャンピオンベルトをキルギスに持ち帰るつもりです!

 日本のファンの皆様、いつも応援していただき、本当にありがとうございます。インスタグラムでたくさんのメッセージをいただき、タイトルマッチを楽しみにしていることや、チャンピオンになってほしいというサポートのお言葉をいただいております。今回、チャンピオンになった後、日本でファンミーティングを開きたいと思います。また、すべてのMMAファンの皆様を5月4日の試合に招待します。ぜひ応援してください。5月4日にお会いしましょう」



 続いてクレベルは「私、本当は5月は出ないで7月に試合したかった。でも榊原さんにお願いされたのでやることにしました。自分は王者だから防衛戦をやるのだったら日本でやりたい。間違いなく私がシェイドゥラエフを極めます。絶対ボペガーです」と、自分が極めて勝つと宣言。

 榊原信行RIZIN CEOからは「クレベルが言ったように、本来であれば7月のタイミングぐらいでシェイドゥラエフとやるのは問題ないと。本当に強い相手だし、準備の時間が欲しいというのがクレベルの本音だったと思います。でも、また無理をしてもらって、RIIZNとして10周年だし、祭りをやるならその想いに応えるということでクレベルは最強の挑戦者だと思いますが迎え撃ってベルトを懸けるという覚悟を決めてくれました。ファンとしては待ってましたってカードでもあると思うので、5月4日、この2人の戦いが見られるのを楽しみにしてください」と補足説明。

 クレベルは相手の強さと自分の方が優れている点は何かと聞かれると「シェイドラエフが強いのは当然だけれど、彼はまだ(RIZINでは)3試合だけかな。トップ選手とはまだ戦っていない。私はあまり彼のことは気にしない。彼が一番上手なのは寝技? でも寝技だったら私の方がもっと強い。彼は多分フィジカルが強い。でも、私は心配していない。彼の試合を見てもスクランブルとかのバリエーションはあまりないから。でも私はそこももっと強くなっいてる。だから全然怖くないです。絶対私が彼を極めます」と、自信満々のコメント。



 本来はもう少し準備期間が欲しかったという気持ちがあったのか、との質問には「そう。12月の試合が終わってから、自分めっちゃ忙しかった。まだ本気の練習に戻っていなくて、いろいろ用事がありました。自分のスポンサーのあいさつ回り、家族との時間とか。シェイドゥラエフでもケラモフでも誰でも私はボコボコにしたいけれど、家族との時間も大切にしたかった。でも、もうしょうがない。私は試合をやります」と、まだ本格的な練習は再開できていなかったことを理由に挙げた。

 最近では鈴木千裕との練習が話題となったが「私、いっぱい勉強したね。千裕は打撃がめちゃくちゃ上手いので。いろいろ教えている中で彼がずっと言うんです。クレベル、それ直してください、そうすればあなたはもっと強くなるって。だから、自分が教えているだけじゃなくて交換でやっています。私も自信になっていますね」と、互いに得意なところを教え合って交流しているという。

 2021年6月に朝倉未来を破っている東京ドームで試合をすることに、特別な気持ちがあるかと問われると「東京ドームには日本の格闘技のストーリーがある。昔はPRIDEをやっていたし、少し前には私が朝倉と戦っている。もう1回東京ドームで戦えることはめっちゃ嬉しいです。本当にありがとうございます、榊原さん」と答えた。

 また、メインイベントにして欲しいかと聞かれたクレベルが「間違いないです。朝倉と蓮がなくなったから。社長、お願いします」と言うと、榊原CEOは「大会名をRIZINに変更することの1つ大きなポイントは、コンセプトを全部変えられること。RIZINとしてワールドグランプリが開催できる、そしてRIZINとして最大の権威であるチャンピオンベルトを懸けた戦い=タイトルマッチを組めるということです。だからこの後のタイトルマッチがどうなるか分かりませんけれども、メインはクレベルとシェイドゥラエフになるのは間違いないです」と、この試合がメインイベントだと断言した。

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