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【RWS】腹筋バキバキの日本ムエタイ女子コンビが揃って聖地での勝利を狙う=2・22タイ・ラジャダムナンスタジアム

2025/02/21 18:02
 2025年2月22日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム『RWS』(U-NEXT配信)に出場する、日本人3選手が21日(金)バンコク市内での前日計量に臨み全員が無事計量をパスした。  今大会では女子の試合が3試合と多く組まれ、日本からは藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム)と伊藤紗弥(尚武会)が参戦。 【写真】藤原はRISEに来日経験のあるユンとプレリミナリーの第1試合で対戦(C)RWS 藤原はジュニアキック時代から50戦以上のキャリアを重ね、2021年5月にプロデビュー。相手を圧倒する前蹴りで連勝を重ね、プロ6戦目でAyakaに勝利し、高校3年生にしてミネルヴァ ピン級タイトルを獲得。昨年3月に撫子との初防衛戦で敗れ、続く5月のムエロークでは女子ムエタイ界トップの一角、モンクットペットに判定負けを喫して以降は、タイを主戦場に。  2024年6月にはタイ・ カラレスタジアムで行われたFairtex Fight47kgタイトルを獲得。9月の『RAJADAMNERN KNOCK OUT』でも完勝、10月は『BOM』に初参戦してミンタに判定勝ち、12月は『RWS JAPAN』に初参戦でMIREYに判定勝ちと現在9連勝中。現在、ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級1位にランキングされている。  対戦相手のタン・スアン・ユン(シンガポール)はWBCムエタイ インターナショナル 女子ミニフライ級王者で、2024年12月の『RISE』に初来日。宮﨑小雪に2RでKO負けしている。 【写真】伊藤は本戦の第2試合でランカーのカオスアイと対戦(C)RWS 伊藤はジュニアキックで数々のタイトルを獲得。2012年12月には中学2年生にしてタイでWPMF女子世界ピン級暫定王座に就いた。2014年4月に国内で正式にプロデビューを果たすと、国内外の強敵を相手に快進撃を続けWPMF・WMC・WBCムエタイ・IPCCと女子世界王座の四冠を制覇。BOM女子ピン級(-45.53kg)初代王座、BOM女子ライトフライ級(-48.98kg)王座も獲得。  2023年9月に『RWS』初参戦もモンクッペットに判定負けを喫し、RWSでの2分3R制を踏まえてパンチを強化して11月のBOMでは予告通り左フックでミンタを2RでKOした。12月にはラジャダムナンスタジアムで初勝利、2024年4月のRWS JAPANでは元K-1王者のパヤーフォンも判定で破り、7月にはラジャ4位のノンパーフォンとの熱戦も制して7連勝を飾ったが、10月のタイ『RWS』にてラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級初代王座決定戦でパヤーフォンに敗れて王座を逃した。12月のRWS JAPANでもモンクペットに敗れ、連敗脱出を懸けての試合となる。  対戦相手のカオスアイ・ポー.コブクア(タイ)はラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級9位で、7位の伊藤よりも下位の選手。王者パヤーフォンへの再挑戦を目指すためにも勝利は譲れないところだ。 【写真】本計量を終え、計量結果が書かれた掲示板を前にポーズをとる2人(C)藤原乃愛 普段から一緒に練習している伊藤と藤原は、計量をパスして笑顔のツーショットを自分たちのInstagramに投稿。  藤原は「念願だったRWSのリング。そして小さい頃から憧れで大好きな紗弥ちゃんと同じ日に、このリングで戦えることを誇りに周りの方々への感謝を忘れずに全力で戦います。自分は第1試合目なので、紗弥ちゃんにいいバトンを繋げられるように頑張ります! 絶対一緒に勝つ」と、勝利のバトンを伊藤につなげると誓う。  伊藤は「明日はいつも通り、自分らしく戦いたいと思います」とし、2人とも「日本からの応援よろしくお願いします」とメッセージ。今大会は日本時間21:00より、U-NEXTにてLIVE配信される。
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