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【GLADIATOR】フェザー級挑戦者決定T決勝はダギースレンvs.ジェヒョクに。日拳王者・木村柊也がAngel's FC暫定王者ウィジョを69秒TKO! 吉田開威が上田祐起のRNCを凌ぎ、バックエルボーKO勝ち

2024/10/06 16:10
 2024年10月6日(日)『BODYMAKER presents GLADIATOR 028』(ザ・ワンTV配信)が大阪・176boxにて開催された。 『GLADIATOR 028』速報 ▼第14試合 メインイベント GLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメント準決勝 5分3R〇ダギースレン・チャグナードルジ(shandas MMA/MGL-1フェザー級王者/モンゴル)66.0㎏[2R 4分19秒 リアネイキドチョーク]×チハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)66.2㎏※ダギースレンがパン・ジェヒョクと決勝で対戦  同級トーナメントでは当初、準決勝に進出していた松嶋こよみが7月某日にLFAとの契約を締結。準決勝を辞退したため、今回のカードが決定した。また、LFAとは、PROGRESSフェザー級王者・上久保周哉も契約をかわしている。  7月7日の『GLADIATOR 027』でヅッキーニョスは中川晧貴に、ダギースレンはアドニス・セビジェーノを激闘&接戦の末にともにスプリット判定下し、準決勝進出。 ◆チハヤフル・ヅッキーニョス「ダギースレン選手にはいつかもう一度挑戦したいと思っていたので、今回早くも実現しとても嬉しいです。前回は負けましたが、実力は拮抗していたと思います。お互いファイターとして成長した今、どんな試合をお見せできるか楽しみです。僕はあれから5試合を戦い、濃い時間を送ってきた自信があります。それをすべてぶつけて今度こそ倒し、決勝に進みます。ダギースレン選手、前回を超える激しい試合をしましょう! SEE YOU SOON!!!」 ◆ダギースレン・チャグナードルジ「こんにちは! 今回の試合はこれまでの経験を活かし、新たな一面を引き出せる、華やかな戦いになると思っています。練習も順調で、過去の試合で反省した点を改善してきました。対戦相手には、『どちらがより努力してきたか、皆さんと一緒に見届けてください!』と伝えたいです。応援してくださる皆さんへ、素晴らしい試合をお見せできるよう、全力で頑張ります! ありがとうございます」  1R、サウスポー構えのヅッキーニョスは左ハイで牽制。オーソのダギースレンはワンツーで前に出て右ハイ。かわすヅッキーニョスは右前蹴り。ダギースレンは左ローを当てると、ヅッキーニョスも左インローを返す。  右ハイをブロックするヅッキーニョスは左ミドル! ダギースレンの右ストレートがかすめる。さらに右から左を強振する。右のスーパーマンパンチも。かわすヅッキーニョスはシングルレッグからボディロックで崩すが、それをダギースレンが返してトップに! 下から脇差しシングルレッグのヅッキーニョスが立ち上がりゴング。  2R、前に出たヅッキーニョス。ダギースレンは左回りで外に出る。ヅッキーニョスのバックフィストをかわしたダギースレン。左前蹴りから左ストレートを突く。かわすヅッキーニョスは右ジャブ。左ハイは空振り。ヅッキーニョスが詰めてきたところにボディロックテイクダウン! (C)GLADIATOR  サイドを取られたダギースレンだが、右で差して強引にブリッジで返して上に。正対したヅッキーニョスのバックを奪い、リアネイキドチョークへ。左腕を喉下に入れるといったんは後ろ手を剥がしたヅッキーニョスに、再び頭後ろで組んで絞めると、ヅッキーニョスがタップ。  ダギースレンが決勝進出。ジェヒョクとの対戦を決めたダギースレンはセコンドのナラントンガラグと記念撮影に収まった。ダギースレンとジェヒョクの両者は2023年9月に対戦し、ジェヒョクがダギースレンに判定勝ちしているが、再戦でどうなるか。 [nextpage] ▼第13試合 セミファイナル GLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメント準決勝 5分3R〇パン・ジェヒョク(KOREAN TOP TEAM/韓国/第5代GLADIATORフェザー級王者)66.2㎏[判定3-0] ※30-27×3×水野 翔(総合格闘技スタジオSTYLE)66.1㎏※ジェヒョクが決勝進出  7月12日の『GLADIATOR CHALLENGER SERIES 02』で、松嶋こよみがソドノムドルジ・プレブドルジに2R KO勝ち。パン・ジェヒョクが石田拓穂に1R TKO勝ちで準決勝を戦う権利を手にしていた。  松嶋のLFAとの契約とトーナメント棄権に伴い、パン・ジェヒョクの対戦相手は同トーナメント・リザーブ戦で田口翔太を破った水野に決定。もう一試合のリザーブ戦では、パク・サンヒョクがハンセン怜雄を破っているが、体重オーバーにより準決勝を戦う権利は得られず今回の2カードとなっている。 ◆水野 翔「まずは、この様なチャンスを頂きありがとうございます。ただ、代わりに入っただけじゃなく俺がこのトーナメント優勝します。練習仲間や応援してくれる方々に感謝をして、試合は覚悟を決めてします。この試合は俺が勝たないとおもろく無いと思うので絶対に勝ちます!」 ◆パン・ジェヒョク「今回の相手はステミナもパワーもあるので、注意してトレーニングしています。万全を期し、二度と後悔する事なく、綺麗にトーナメント優勝してベルト取り戻します。今回のトーナメント出場が決まった時から、期待していた松嶋こよみ選手との試合が叶わなかったのは残念の極まりないですが、LFAで戦うチャンスを生かしてUFCにステップアップして欲しいです。自分もGLADIATORのベルトを手見上げにステップアップをするので、UFCで戦おう」  1R、サウスポー構えの水野。オーソのジェヒョクは左ジャブ&ロー、前蹴り。じっくり詰める水野は左ローもそこにジェヒョクは左ジャブをヒット。  居合パンチか刀を抜く仕草を見せるジェヒョク。ジャブで額を上げさせ、右インロー。入れない水野は左ハイを突いてゴング。  2R、右インローを当てるジェヒョクは関節蹴りも前足に突く。さらに右インロー。前手争いだけで攻められない水野。ジェヒョクのインローからのワンツーに下がる。右前足が赤く腫れる水野。  ジェヒョクの右ハイを待っていたか。組んでシングルレッグの水野をまたいでバックを奪うと両足をかけてリアネイキドチョークへ! 後ろ手を組ませない水野にワンハンドで絞めるジェヒョク。水野はいったん脇を潜り防御してゴング。  3R、喧嘩四つの前手争いから前足にシングルレッグの水野だが、スプロールし切るジェヒョク。しつこく足を獲りに行く水野の頭を頭で押さえて左でパウンドする。ヒザを着いて足を手繰りに行く水野に、足を触らせないジェヒョク。  水野は左オーバーハンドから組んでシングルレッグ、切ってバック狙いのジェヒョクになおもシングルレッグも切られて亀に。バックに回るジェヒョクはリアネイキドチョークへ。後ろ手を剥がした水野は正対してトップに。残り20秒を切ってヒジを落とすがゴング。  判定は30-27×3のフルマークでジェヒョクが勝利。トーナメント決勝進出を決めた。試合後、ジェヒョクは「僕は櫻井代表が好きです。ボーナスください。フィニッシュ、KO出来ず、ゴメンナサイ。水野選手はほんとうに強いので、最後の攻撃で尽きてフィニッシュできなかったです。GLADIATORサイコー!」と語った。 [nextpage] ▼第12試合 GLADIATORフェザー級 5分3R〇木村柊也(BRAVE)66.1㎏[1R 1分09秒 TKO] ※パウンド×キム・ウィジョン(JB MMAGYM)65.9㎏  明治大学在学中に日本拳法界の頂点に2度立った歴史上ただ一人の格闘家・木村柊也は、2023年12月の『GLADIATOR 024』でのMMAデビュー戦で、田口翔太を66秒でKO。 (C)東京都日本拳法連盟  その後もGRACHAN、GLADIATORと初回KO勝ちを続け、今大会で初の国際戦に挑む。対戦相手はAngel's FC暫定ライト級とICKFフェザー級という2つのベルトを巻く、韓国のキム・ウィジョンに決定した。  キム・ウィジョンは、柔道の韓国国家代表常備軍(準ナショナルチーム)出身で、2023年5月の『GLADIATOR』 で来日も、初めてのバンタム級での試合で調整が不調に終わり、ゆうと(新垣勇人)に判定負けを喫している。その後、フェザー級を飛び越し、Angel’s FCで暫定ライト級王座を獲得した。  今回はベスト階級といえるフェザー級で、木村相手に自身の組みを活かした試合が出来るのか。木村はデビュー戦で投げありの日本拳法出身らしい豪快な払い腰を決めており、BRAVE所属のストライカーとして、組みの強さも期待できそうだ。  木村が初めての国際戦を過去3試合のように軽々とクリアするか。「フェザー級次期挑戦者トーナメント」出場選手(チハヤフルvs.ダギースレン、水野翔vs.パン・ジェヒョク)達との比較も楽しみな一戦となる。 ◆木村柊也 「初の国際戦もやることは変わらない」 「今回、初の国際戦ということでいつも以上に気合が入っています。ただ、自分がやることはいつもと変わらないので豪快なKOで会場を爆発させます!」 ◆キム・ウィジョン「KO出来る木村選手は私と相性がいい」 「GLADIATORという日本を代表する団体で再び試合する事が出来で光栄です。昨年の試合では初めてのバンタム級戦であまり動く事が出来なかったですが、今回は適正階級のフェザー級なので、良い試合が出来ると期待しております。木村選手は全勝でKOが出来るタイプなので、私と相性がいい試合が出来ると思います。自分にとっても久々の復帰戦なので、激しい楽しい試合しますので、是非楽しんで下さい」  1R、ともにオーソドックス構え。木村の右ローに、ウィジョンは左右を強振して飛び込み組みに。さばく木村は右の三日月蹴り、さらに右カーフ! 木村は左アッパーから右!  さらに連打にウィジョンが引き込み気味に下に。そこに木村は左右パウンドを連打し、ウィジョンが足にしがみつくもパウンドをもらい続け動けず。レフェリーが間に入った。  69秒KO勝利の木村は、「初の国際戦、すごくワクワクして“木村どうなるだろう”と思ったと思いますが、僕とやると誰でもこうなります。次2試合、ベルトかかった試合がありますが、僕もここで戦う以上、獲らないといけないので狙います。最後にグラジ最高!」と語った。木村は4戦4勝4KO、平均試合時間が63秒であることも発表された。 [nextpage] ▼第11試合 GLADIATORバンタム級 5分3R〇吉田開威(空手道剛柔流 朋武館)61.3㎏[2R 4分54秒 KO] ※スピニングバックエルボー×上田祐起(総合格闘技道場Reliable)61.6㎏  バンタム級ではデビュー以来5戦無敗の吉田開威(剛柔流空手道 朋武館)が、7月に福井竜郎を2R RNCで極めている上田祐起と、GLADIATORでは初の3回戦を戦う。  6月に中国のWKG&M-1に出場し、10秒KO勝ちを収めた吉田にとっては凱旋マッチ。対する上田は、執拗な組みで勝利を掴むタイプで、吉田にとってはタイトル戦線や国際戦を戦う機会を得るために勝ち切らないといけない相手となる。  もちろん、上田にとってもキャリア無敗のストライカーに勝って存在感を増すことで、自身の将来に結びつける大切なファイトであることは間違いない。 ◆吉田開威「勝利し続けること」 「僕は毎試合勝利にこだわっています。勝利し続けることが、自分の最高の評価に繋がっていると感じています。今回の戦いにはかなり自信があります。私たち二人の戦いを楽しみにしてください。そして吉田開威に注目してください」 ◆上田祐起「完全決着で終わらせて競技レベルの違いを見せる」 「暗く長いトンネルに入ったように負けが込んでいたのですが、やっと光が見え自分の戦い方を思い出すことができました。このまま連勝街道に乗ってどんどんステップアップしたいと思います。ゆくゆくはGLADIATORを代表する選手として強い外国人と戦いたいと思っているので、この試合も完全決着で終わらせて競技レベルの違いを見せようと思います。その為にも最後まで油断せず僕の目指すMMAを応援してくれる人、対戦相手、この先対戦する事になる選手、全ての人に見せられるように試合まで残り数週間作り上げていきます」  1R、サウスポー構えから、いきなり右中段蹴りを強振する吉田。しかし、落ち着いて詰める上田は左ストレートを突いてバッククリンチからボディトラインアグル、リアネイキドチョークへ。しかし後ろ手を組ませない吉田は背負ったまま立ち上がり、おたつロックの上田の足を外して正対。  左ミドルを突く吉田の飛び込みに、またも左ストレートを当てる上田はバックマウントを奪いゴング。  2R、スイッチして右三日月蹴りの吉田。左の突き。カーフも。右を伸ばした吉田を掴もうとする上田だが、切る吉田。左カーフを当てる上田。 吉田は左をアゴもとに突き、右前蹴りを腹に。ワンツーで詰めた上田が組んで、みたび脇潜りバッククリンチ。  おたつロック狙いから、右足で吉田の右足を引き出してテイクダウン。バックからボディトライアングル。吉田はおたつロックの足を外して正対するとパウンドから立ち上がり、吉田の左に右のバックヒジ! 上田が後方に倒れ。すぐにレフェリーが間に入った。  試合後、吉田は「今回は危ない試合でしたけど、ひたすらKOを狙っていたので良かったです。もっと強い相手と戦いたいです。そしてタイトルマッチへのチャンスをいただけたら嬉しいです」と語った。 (C)GLADIATOR [nextpage] 【プレリミナリーファイト】 ▼第10試合 GLADIATORウェルター級 5分2R〇森井 翼(LIGHT CLUB)77.3㎏[1R 0分34秒 KO] ※右ストレート×チョモランマ1/2(総斗會 三村道場/初代 WARDOGウェルター級王者)77.4㎏ [nextpage] ▼第9試合 GLADIATORフライ級 5分2R×宮川日向(SMOKERGYM)57.1㎏[判定0-3] ※18-19. 19-19マスト今井×2〇今井健斗(マーシャルアーツクラブ中津川)57.0㎏ [nextpage] ▼第8試合 GLADIATORフェザー級 5分2R×野口蒼太(SMOKERGYM)65.6㎏[1R 2分15秒 KO] ※右ストレート〇福田泰暉 (teamSTAKE/第5代WARDOGフェザー級王者)66.2㎏ [nextpage] ▼第7試合 GLADIATORバンタム級5分2R〇ルキヤ(正道会館 大河道場)60.9㎏[1R 2分28秒 KO] ※右ストレート×しゅんすけ(OSC)61.5㎏ [nextpage] ▼第6試合 GLADIATORフライ級 5分2R×澤田政輝(矢田道場)56.7㎏[1R 0分42秒 リアネイキドチョーク] ※右ストレート〇荒木 凌(ロータス福岡/第4代WARDOG フライ級王者)57.0㎏ ※3連勝※サウスポーの澤田にオーソの荒木はワンツーの右でダウン奪いパウンド、RNC [nextpage] ▼第5試合 GLADIATORフェザー級 5分2R〇田口翔太(総合格闘技Asura)65.9㎏[1R 4分14秒 TKO] ×藤井丈虎(SMOKERGYM)65.2㎏ [nextpage] ▼第4試合 GLADIATORウェルター級 5分2R〇後藤丈季(kyoto SEIKENKAI)77.3㎏[判定3-0] ※20-18×3×趙大貴(リバーサルジム東京スタンドアウト)77.2㎏ [nextpage] ▼第3試合 GLADIATORライト級 5分2R〇磯嶋祥蔵(N★TRUST)70.4㎏[判定3-0] ※19-19マスト磯嶋×3×キンコンカンコンケンチャンマン(U.B.F)69.3㎏ [nextpage] ▼第2試合 GLADIATORフライ級 5分2R〇古賀珠楠(総合格闘技スタジオSTYLE)56.9㎏[判定3-0] ※20-18×3×藤原浩太(KING GYM KOBE)56.3㎏ [nextpage] ▼第1試合 GLADIATORフライ級 5分2R〇田中義基(皇子山MMA)57.0㎏[判定3-0] ※20-18×3×村田和生(戦ジム)56.0㎏ [nextpage] 【OPファイト】 ▼GLADIATORライト級 5分1R〇上田健椰(BRAVE)[判定3-0] ※10-9×3×LUCKYBOY慶輔(U.B.F) [nextpage] ▼GLADIATORフライ級 5分1R〇岩崎圭吾(SMOKERGYM)[判定3-0] ※10-9×3×古賀琉斗(スタジオSTYLE) [nextpage] ▼GLADIATORバンタム級 5分1R〇原田康平(SMOKERGYM)[1R 1分34秒 リアネイキドチョーク]×菱田景太(SWAG GYM KYOTO) ▼GLADIATOR 55kg契約 5分1R〇伊藤瑛太郎(総合格闘技道場Reliable)[1R 2分41秒 TKO]×枦山祐気(BRAVE) [nextpage] ▼GLADIATORバンタム級 5分1R〇高橋風我(BRAVE)[判定3-0] ※10-9×3×川口彪弥(ENCOUNTER)
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