【ONE FF】武尊、対戦相手の変更で「スーパーレック戦がよぎった」Friday Fightsは「凄い鳥肌が立った。ここで試合したいって最初に思った大会」、引退後の話も

　2024年9月27日（金）タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 81』に出場する、K-1三階級制覇・武尊（team VASILEUS）のドキュメンタリーが、同大会をLIVE配信するU-NEXTのU-NEXT格闘技公式YouTubeチャンネルにて公開された。 　前編に続いて公開された後編では、米国武者修行から帰国した武尊に密着。建設中の新ジムでの練習が中心となっている。 　当初の対戦相手ブラック・パンサー（タイ）からタン・ジン（ミャンマー）に変わった事について、「チケットも完売していて日本から応援でチケットを買ってくれている人もいるし、飛行機もとっていて試合を流すという選択肢はないかな」と、日本から応援に来てくれるファンのためにも9月27日に試合をやりたかったという武尊。 「ちょっと気持ちは落ちるは落ちたんですけれど、2～3日で切り替えて。前回の試合もそうだったので。スーパーレックの試合の時も最初ロッタンと決まっていて、1カ月切ってから対戦相手変更になってというのあったので、ちょっとそれがよぎったんですよ」と、不安な気持ちもあったがすぐに気持ちを切り替えることが出来たという。 　ジンについて渡辺雅和トレーナーは「（ブラック・パンサーとの違いは）真っ直ぐ系からフック系になった。それとスイッチするところ。1Rからサウスポーで来ることもなくはない。試練だと思うので乗り越えなさいということだと」と、これは武尊に与えられた乗り越えなくてはいけない試練だとする。 【写真】仲間たちとの雑談で爆笑する武尊の明るい姿も（C）U-NEXT　映像では渡辺トレーナー、チームメイトの野杁正明とジンの試合映像を見て研究している作戦会議の様子も映し出される。 「僕が初めてONEを現地で観た試合がFriday Fightsで。他の大会と違って異様な空気と言うか。会場もルンピニースタジアムっていう殿堂のスタジアムだから。試合内容も全試合がベストバウト級の試合ばかりで。多分ハングリーな選手たちが多い大会なので、みんなが命懸けで勝ちを掴み取りに行っている姿は、まだ王者になっていなくてこの世界で成功してやるって思って戦っていた時の自分を思い出させてくれるっていうか。観に行った時に凄い鳥肌が立ったんですよ。ここで試合したいなって最初に思った大会だったので、この大会で戦えるのは嬉しいですね」と、『ONE Friday Fights』で戦うことに喜びを感じているという武尊。 　また、新しいジムについて「引退した後は強い選手を育てて、世界王者をいっぱい出したいのもある」と、引退後は選手を育てていきたいとの話もしているのが興味深い。