【DEEP☆KICK】4階級タイトルマッチに続きプロ4戦が決定、DEEP☆KICKランカーに元KPKB王者とNJKFランカーが挑む

　2024年9月8日(日)大阪・泉大津市のテクスピア大阪で行われる『DEEP☆KICK 71』の追加カードとして、プロ4戦を含む全対戦カードと試合順が決定した。 　DEEP☆KICK-55kg契約のワンマッチ、同級3位の井上大和（NJKF TOKEN KICKBOXING GYM）と福岡県を拠点に活躍するクレイジーハスキー尚吾（REVOLT）が激突する。 　井上のプロ戦績は3勝3敗。回転の速いパンチと蹴りを武器に攻勢に出るアグレッシブファイター。DEEP☆KICKでは昨年1月よりランキングに入ると、今年4月にはDEEP☆KICK-55kg挑戦者決定トーナメントに選出された。準決勝では昨年6月に2R TKO負けを喫した相手であり、今大会にてDEEP☆KICK-55kgタイトルマッチに挑戦する中嶋愛樹斗（誠剛館）と再戦。そこまで全試合でKO勝利してる中嶋相手に激闘を見せるも2Rにダウンを奪われてしまい判定負けを喫している。今回が復帰戦となる井上、再びのトーナメント選出に向けてまずはしっかりと勝利を掴めるか。 　対する尚吾は、プロ戦績7勝（4KO）4敗。KPKBやRISE WESTを主戦場に戦う福岡県の猛者。昨年2月には「KPKB vol.12＆vol.13」にて当時KPKBスーパーフェザー級王者のYUZUKI BRAVELY（BRAVELY GYM）とのタイトルマッチに挑戦し、見事判定勝利、第3代KPKBスーパーフェザー級王者に輝いた。王座戴冠後は昨年5月より3連敗と調子を落としてしまうが、3月「RISE WEST ZERO」ではNo-Ri-（赤雲會 中村道場）、5月「RISE WEST.22」では松永隆（新宿レフティージム）を下し現在2連勝中と調子を戻している。そして今回初のDEEP☆KICK出場となる尚吾は、大阪でもしっかりとインパクトを残せるか。 　互いにアグレッシブなファイトスタイルなだけに打ち合いは必至。井上がDEEP☆KICK上位ランカーの意地を見せるか、ベルト戴冠歴のある尚吾が大阪でもその実力を発揮するのか。 　続くはDEEP☆KICK-53kg契約ワンマッチとして、同級1位の中田史斗（究道会館）とNJKFフライ級6位の大輝（NJKF理心塾）の対戦も決定。 　中田は2022年9月にプロデビューするとここまで4勝（3KO）2敗1NC。パンチを武器に近距離でどんどんと打ち合う今勢いにのっているファイターだ。昨年8月にはDEEP☆KICK-53kg フレッシュマン1DAYトーナメントに出場、山田貴紀（山口道場）・山﨑天輔（バリエンテ）を相手に2連続KO勝利でトーナメントを制覇、昨年12月より始まったDEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメントへの出場権を勝ち取るも、決勝戦にてKING剛（ROYAL KINGS）に1RTKO負けを喫し、ベルトまであと1歩が届かなかった。今大会にて行われるDEEP☆KICK-53kgタイトルマッチにてベルトを持った者へ再び挑むため、ここでしっかりランキング死守を果たせるか。 　対するは大輝、プロ戦績は6勝6敗2分でサウスポーからの鋭く速い蹴り・パンチが武器。2018年8月にプロデビューを果たすと、そこからはNJKF・PRO-KARATEDO達人を主戦場に着々と戦績を積み上げる。4月にはもともとのリングネームである寺西大輝から大輝にリングネームを変更し、DEEP☆KICKに初参戦、-51kg4位の龍太郎（VALIENTE）と対戦し試合は接戦となるも2-0で判定負け、今回が再起戦となる。初参戦は苦い思い出となるも今回の相手は同級1位。ここを喰らえばいきなりの上位ランカー入りも見える絶好のチャンスだ、果たしてこのチャンスをモノにすることが出来るか。 　直近はKO勝利かKO負けかという激戦の連続となり勢いに乗っている中田と、まだ22歳も6年間首相撲やヒジありルールの中で着実に実力をつけてきた大輝の1戦。この試合を糧に次のチャンスに繋げるのは果たしてどちらだ。 　他にはプロデビュー戦同士の対決2戦も決定、DEEP☆KICK-63kg契約にて吉田仁（LEGEND GYM）vs 山口丈瑠（パラエストラ東大阪）、DEEP☆KICK-65kg契約にて舩谷竜生（TEAM TEPPEN）vs 山口祐平（TeamFreeStyle）が決定した。 　アマチュアOPファイト5戦も決定し、これでプロ8戦アマチュア5戦『DEEP☆KICK 71』全13試合が決定した。