魔裟斗チャンネルに出演したぱんちゃんと、ぱんちゃんのトレーナー良太郎（C）良太郎
2024年4月18日（木）、魔裟斗が自身のYouTubeチャンネルを更新。KNOCK OUT-BLACK女子2階級制覇のぱんちゃん璃奈（フリー）と共演した。
「大丈夫ですか？ 私出て。炎上しないですか？」と心配するぱんちゃんに、魔裟斗は「禊は終わったんじゃないの？」。ぱんちゃんが「私の禊ではなくて魔裟斗さんに燃え火が移ると思うんですよ」と答えると、「サイン書いてあげようか？」とブラックジョークで返す魔裟斗。
2人はフィジカルトレーナーが一緒で、ゴールドジムで知り合ってよく顔も会わすのだという。そのため魔裟斗は3月20日に行われた『K-1 WORLD MAX』で平岡琴と対戦したぱんちゃんの試合に注目していたが、「左のジャブを当てる気あるの？ とか思いながら俺は見てた」と、技術的に言いたいことが山ほどある様子。
【写真】魔裟斗とのマススパーを経験したぱんちゃん（C）魔裟斗チャンネル
「（試合を）見てていろいろ思って、練習を見てみたいとぱんちゃんを魔裟斗チャンネルにお招きした経緯なんです。同じジム仲間としてアドバイスしたい」と、今回の企画の意図を話した。
まずはミット打ちチェック。魔裟斗の第一声は「速いね」と、まずスピードを評価。しかし、ジャブと右ストレートには改善点があり、「ぱんちゃんはまずパンチを伸ばすことが大事」と短くしか打てていないと指摘した。
次に自らミットを持ってぱんちゃんのパンチを受けた魔裟斗は「パンチも重いね。女子じゃないね。右パンチあるよ、強いなあ」と、パンチ力が女子離れしていると評価。ぱんちゃんも「右だけ男子選手よりも（パンチ力が）あるって言われるんです」と話すと、「硬ってぇ。俺はKANAのミットを持ったことあるから分かるんだけど」と、硬いパンチを持っていると評した。
続けて強いローキックの蹴り方、効かせる前蹴りのやり方などを魔裟斗は伝授。そして「マスやってみる？」とマススパーリングを行うことに。
【写真】4月中に『巌流島バーチャルファイト』で12戦無敗のアプデルガリムと対戦するぱんちゃん
果敢に前へ出るぱんちゃんだが、魔裟斗のローキックがバシバシと決まる。マススパーを終えた魔裟斗は「速いけどマスだからね」との感想。ぱんちゃんは「めちゃめちゃ痛かったです。めちゃめちゃ嬉しかったです。圧が凄かったです」と感想を述べた。
魔裟斗は「左（ジャブ）をグッと突く。もっとインサイドローを蹴る」と、この2つが特に大事とアドバイス。ぱんちゃんからは「聞きたいことがあって。試合中にアツくなったらどう（感情を）コントロールするんですか？」と質問され、魔裟斗は「アツくならない。もらったらもらった自分が悪い。アツくなることは100％ないね。“無”だよ。リングは感情無し」と、感情をリングには持ち込まないと答えた。
最後に魔裟斗は「僕の先生の言葉。拳はアツく、ハートは冷静に」との言葉をぱんちゃんに贈った。
ぱんちゃんは次回、『巌流島バーチャルファイト』で12戦無敗のルシア・アプデルガリム（アルゼンチン）と対戦することが決まっている（4月下旬にスタジオ収録、5月上旬に公開予定）。魔裟斗からのアドバイスを活かして、階級が上の無敗選手を相手に自分の無敗記録を守ることが出来るか。
