【ONE】車椅子に乗って会場を後にする武尊「僕がいま出来る限界までやったので悔いはないです」

　2024年1月28日(日)東京・有明アリーナにて『ONE 165: Superlek vs.Takeru』が開催された。 　メインイベントONEフライ級（-61.2kg）キックボクシングタイトルマッチ3分5Rで、スーパーレック・キャットムーカオ（タイ）に判定3-0で敗れた武尊（team VASILEUS）は病院へ直行したため試合後会見は欠席したが、大会をPPVでLIVE配信したABEMAのABEMA格闘【公式】チャンネルにて武尊が控室から車椅子で出てくる動画が公開された。 　武尊は左足を包帯でぐるぐる巻きにしてアイシング、車椅子で控室を出てくると、現在の心境を聞かれる。 「本当に、僕がいま出来る限界までやったので、今回は。悔いはないですね」と涙ながらに声を絞り出す。 【写真】祈るような表情で判定結果を聞いていた武尊だが、手を上げられたのはスーパーレックだった　ファンへのメッセージを求められると「応援してくれた人たちだったり、PPVを買って見てくれた皆さんに勝つところを見せられなくて本当に申し訳ない。でも僕が……いま命懸けで出来る全てをやったので、もうこれ以上は見せられません」と全てを懸けて臨んだ試合に敗れたショックを隠しきれず、大粒の涙を流した。